渋谷が「傘のいらない街」に。傘のシェアリングサービス「アイカサ」が新プロジェクト

日本では年間約1.2億本から1.3億本の傘が消費されており、そのうちの6割にあたる約8,000万本がビニール傘などの使い捨て傘であることをご存知ですか?
この数字は、世界でもワースト1位とされています。

使い捨て傘ゼロを目標とする傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、今回、東急不動産ホールディングス株式会社と連携し、新たなプロジェクトを始動しました。

アイカサとは?

資源の無駄遣い、ゴミ問題、製造過程でのCO2排出など、様々な問題を抱える使い捨て傘。
その問題を解決しようと、2030年までに使い捨て傘をゼロにすること(設置目安:2.5万箇所)を目標としているのが、傘のシェアリングサービス「アイカサ」です。

「アイカサ」は現在、アプリ登録者数55万⼈を超え、東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と関東、関⻄、愛知、岡山、福岡、佐賀など12都道府県で展開し、スポット数1500箇所以上に設置されています。
アプリダウンロードから1分で質の良い傘がレンタルでき、どこでも借りて返すことができるサービスです。

「傘のいらない街 渋谷」で目指す、持続可能な街づくり

今回のプロジェクトでは、渋谷駅の半径600mにある東急不動産HDの所有する物件を中心に順次、100か所以上のアイカサのスポットを設置予定。コンビニの店舗数よりも多いアイカサの傘立てを設けます。

クリアファイルをリサイクルしたオリジナルデザインの傘を設置予定

今回の取り組みにより、傘の消費量によるCO2の削減や廃棄物の削減、街の景観向上などの環境面、そして、オフィスビルや商業施設の物件価値の向上、雨の日の滞在時間の増加による消費促進などの経済面の2つの面から価値創出を行い、渋谷エリア全体の資産価値向上を目指します。

渋谷の街は、街全体で使い捨て傘ゼロを目指しながら、持続可能な街づくりの新たなロールモデルとなる予定です。

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