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  • 都内のお出かけならここ!SDGsが学べる最新スポット

    今、楽しくSDGsを学べるスポットが増えています。中にはSDGsに特化した施設もあり、アートやゲームを通して世界の現状を知り、地球の未来について考えることができます。今回は、SDGsについても学べる都内の施設を4箇所ご紹介します。子どもはもちろん、大人も楽しいスポットでSDGsに触れてみませんか。 SDGsとは SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。2015年に国連サミットで採択された17のゴール、169のターゲットをもとに、2030年までに持続的かつよりよい世界を目指す国際目標です。貧困や飢餓をなくすことや、環境保護、クリーンエネルギーなどの課題を解決しながら誰一人取り残さない世界を目指します。 ITOCHU SDGs STUDIO この投稿をInstagramで見る ITOCHU SDGs STUDIO(@itochu_sdgs_studio)がシェアした投稿 ITOCHU SDGs STUDIOは、伊藤忠商事運営のSDGs発信スポットです。様々なブースがあり、サステナビリティやジェンダーなどSDGsに関する展示会も随時開催されています。またエシカルな商品を扱うセレクトショップ、エシカルコンビニもあり、最新のエシカルアイテムを購入することができます。 見どころ ・DOME 施設内の中庭中央には、SDGsをテーマとしたアートやインスタレーションを展示。様々なアーティストやクリエイターとコラボレーションしたアートを通じて、SDGsについて考えられる場所になっています。 ・KIDS PARK 2022年夏にオープンした未就学児から小学校3年生までの子どもに向けた新施設。大きく4つのエリアで構成されており、海洋プラスチックを題材とした内容廃材を利用したアート体験などを通して、遊びながらSDGsに触れることができます。利用無料、要予約。 ITOCHU SDGs STUDIO 住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden営業時間:11:00-18:00休館日:毎週月曜日 ※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館HP:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/index.html#sdgsStudioArea JICA地球ひろば 開発途上国への国際協力を行うJICAが運営するJICA地球ひろばは、世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感することができる施設。発展途上国の現状や国際協力などに関して学べる場として、修学旅行生も多く訪れています。1階の体験ゾーンの展示は4か月に1回テーマが変わり、安全保障やSDGsに関しての展示などが行われています。 見どころ ・地球ナビ 1階に新たに誕生した、世界の課題を知ることができる大画面と球体LEDディスプレイ。来場者はタッチパネルを自由に操作でき、SDGs 17ゴールの中から、「貧困」「教育」「水と衛生」など9つのゴールについて、クイズや数字から学べる仕組みになっています。 ・食のゾーンJ’s Café 施設のイベントに合わせて発展途上国のメニューを提供する食堂。各国の大使館の料理長直伝の珍しい郷土料理や、売上の一部が発展途上国の子どもたちの給食に充てられるメニューは、JICAならでは。また、フェアトレードの食品や雑貨も購入でき、食の観点から発展途上国の文化に触れることができます。 JICA地球ひろば 住所:東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内) 交流ゾーン利用時間:9:00~21:30休館日:年末年始(12月29日から1月3日)、その他別に定める日(施設検査日等) 体験ゾーン開館時間:10:00から18:00休館日:毎月第1・3日曜、その他別に定める日 J's Cafe営業時間:11時30分から14時(平日)ランチタイム:11時30分から14時(平日)休業日:土曜日、日曜日、祝日、その他別に定める日(貸し切り営業日等) HP:https://www.jica.go.jp/hiroba/index.html 日本科学未来館 画像提供:日本科学未来館 日本科学未来館は、お台場エリアに位置する国立の科学館です。先端科学技術と人とをつなぐための拠点として開館しました。臨場感あふれる3D映像が魅力のドームシアターは、宇宙や物理学に関するオリジナル映像作品を楽しむことができます。また、常設展では地球環境、生命、ロボットなど先端の科学技術を体験しながら学ぶことができます。最近は、科学を学ぶ場としての役割だけでなく、未来をつくる実験場「Mirai can」をスローガンとし、SDGsの達成に向け新たな取り組みを始めています。 見どころ ・未来逆算思考(3階) 50年後に暮らす子孫たちにどのような地球を贈ることができるのかをゲーム形式で考える展示。残したいと思う「50年後の地球」を、それぞれ8種類ある中から1つ選び、それを次世代に受け継いでいくために、さまざまな課題を乗り越え、ゴールまで届けます。理想の地球を実現していくために必要な科学技術やライフスタイルを考えるきっかけになります。 日本科学未来館 住所:東京都江東区青海2 -3-6営業時間:10:00~17:00休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)HP:https://www.miraikan.jst.go.jp/ 港区立エコプラザ この投稿をInstagramで見る 港区立エコプラザ(@meco_ecoplaza)がシェアした投稿 港区立エコプラザは、港区浜松町にある環境について理解を深めることができる環境学習施設です。脱炭素型社会、自然共生型社会、循環型社会、SDGsをテーマとし、港区在住・在勤・在学の人向けに講座を開催。環境関連の書籍や常設展示、自由に利用可能なワーキングルームなども完備されており、家族みんなで学びを深めることができます。 見どころ ・イベント 施設では、ワークショップ、セミナー、映画上映などバラエティに富んだイベントを多く開催しています。例えば「田舎でのライフスタイルを知り、持続可能な暮らしについて考えるセミナー」や、「間伐材を使った箸と箸置き作りのワークショップ」など、環境問題にいて考えるきっかけになるイベントが目白押しです。 港区立エコプラザ 住所:港区浜松町1-13-1営業時間:9:30~20:00休館日:毎月第4月曜日(第4月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/29~1/3)HP:https://minato-ecoplaza.net/ SDGsを体験しながら楽しく学ぼう! 今回は、行政の施設から企業が運営する施設まで、都内でSDGsを学ぶことができるスポットをご紹介しました。SDGsを学ぶ、と聞くと堅苦しいものをイメージしがちですが、体験やイベントを通して楽しくSDGsを学ぶことができるスポットが次々と誕生しています。次の週末には、友人や家族を誘ってSDGsが学べる施設へ足を運んでみませんか?

  • 捨てない選択肢。気軽に行ける循環型イベント「服の交換会」をレポート

    いらなくなった洋服は捨てる、売る、寄付するなど手放す方法はいくつかありますが、「交換する」という選択もあるのをご存知でしょうか?「どんなシステム?」「どんな洋服があるの?」そんな疑問を解消すべく、今回は実際に新宿御苑で開催された服の交換会イベントに参加してきました。 捨てるでもなく、売るでもない。服を交換するとは? 海外ではファッションスワップパーティーと呼ばれる服の交換会。服の交換会は言葉の通り、不要になった洋服を交換会に持ち込んで、そこに集まった洋服を持ち帰るというイベントです。基本的にはどんな洋服でも持ち込むことができ、持ち込んだ枚数の服を会場から持って帰ることができます。 最近は日本でも、丸井とアパレル企業のワンピースが展開する服の交換会が関東・関西エリアを中心に開催されており、盛り上がりを見せています。 アパレルの廃棄問題 アパレル商品は、原料調達から製品が出来上がるまでの製造から輸送に至るまで、多くの資源や水、エネルギーを消費するなど環境負荷が大きい産業です。それは、国連貿易開発会議(UNCTAD)によって「世界2位の環境汚染産業」と言われるほど深刻です。「不要な衣服」に焦点を当ててみると、一人あたり着用されていない衣服は年間25着あるとされ、1日あたり焼却・埋め立てされる服の総量はなんと1日に大型トラック130台分(1300トン)に上ります。[1] 日本でも大量生産されて、大量廃棄されていく服。「衣服を長く大切にして欲しい」服の交換会にはそんな願いが込められています。 服の交換会に行ってみた 2022年11月5日、6日の2日間の日程で「新宿御苑 グリーンフェス」のイベント内で開催された服の交換会。少し秋めいてきた木々に囲まれた会場広場の一角に、服の交換会ブースはありました。 青空の会場の下には衣服がかかったラックが並び、家族連れや女性を中心に多くの人でにぎわいます。 まずは受付に向かいます。「持ち込んだ衣服と同数、会場にある衣服を持ち帰ることができます。持ち込んだ衣服は会場にあるハンガーにかけ、ご自身でここだ!と思うカテゴリーのラックにかけて下さい。」と案内されました。 今回参加するにあたり筆者が持ち込んだアイテムはこちらの4点。ニット2枚とスカート、パンプスです。これからの季節に活躍しそうな物を中心にセレクトしました。 靴はどのようにすれば良いか尋ねたところ、ハンガーラックの下にそのまま置けばOKとのことでした。持ち込んだすべての衣服をハンガーにかけたところで、次は、持って帰る洋服を探しに行きます。 性別・年齢関わらず、オールジャンルの洋服が集まる 会場内は、フリーマーケットのような雰囲気で、好きな場所を自由に見て歩きます。 洋服のジャンルは、日常使いできそうなカジュアルなものから、シンプルなもの、かわいらしいものや、オフィスで使えそうなものまで何でもありました。 レディースに比べると子ども服は少なめ 子ども服とメンズ服の量が少なかったので、積極的に持ち込むと喜ばれそうです 冬の季節に重宝しそうなきれいなダウンも! 会場内ではこのようなデニムの山も置かれていて、来場者の目をひいていました。このデニムは、アパレル産業の衣類ロスを訴えて作られたものです。 筆者も会場をくまなく見て回り、たくさんの服の中から気に入ったアイテムに出会いました。 こちらの赤地のロングスカートとシンプルなデニムの2点です。 普段はあまり選ばないカラーの赤ですが、挑戦してみたいと思い、手にとりました。一方のデニムは、フレアタイプのデザインがちょうど欲しいと思っていたので即決しました。会場で手に取って洋服を探すのは、お宝を探すようなワクワク感があります。一緒に参加した友人は家族の分も持ち帰っていました。 今回筆者が持ち帰った衣服の点数は、持ち込んだ点数よりも少なかったのですが、持ち込んだ点数分持ち帰る必要がないのは、とても助かります。本当に気に入ったものだけを家に連れて帰ることができました。 気になる衣服のラインナップや状態は? 服の交換会に参加したことがない方は、会場にある衣服のラインナップや状態が気になるところではないでしょうか。 一般的な古着屋と比較してみると、交換会では持ち込む衣類のシーズンの指定はないため、衣類の季節感がバラバラです。筆者は今回の秋と夏に参加したことがありますが、どちらの会場においても、すぐにでも使えそうなものありますが、シーズンが終わってしまったものもあります。 次にジャンルですが、こちらも持ち込む上で特に指定はないのでバラバラです。書いたように、メンズや子ども服、レディースでもカジュアルなものオフィスっぽいものまで様々です。 最後に衣類の状態です。基本的には参加者のモラルに任せるシステムのため、大方きれいな状態ですが中には多少汚れが目立つものも…。気になる方は、帰ってから洗うというだけでなく、例えばトップスであれば汚れや着用感が出やすい首回りや手首周りなどの状態をチェックするなど、きちんと確認してから持ち帰るのがおすすめです。 服の交換会に参加するメリット 今回服の交換会に参加してみて、洋服を交換するメリットを考えてみました。 衣類の廃棄を出さない 綺麗な状態で捨てるのはもったいない洋服を必要としている人に譲ることができる 洋服の買い方・捨て方について考えるきっかけになる 普段は挑戦しないジャンルや色味のファッションに出会える 一期一会の衣服に出会えるワクワク感がある 参加費0円(プレミアムコーナーを除く)でお財布にも優しい イベント参加中に、自身が持ち込んだ衣服を持ち帰る参加者を見つけて声をかけた…なんて事例もあるそう。人々が直接集う場だからこそ起きる、素敵な交流もあるかも知れません。 また、服の交換会でゲットしたアイテムを運営アカウントのメンションをつけてインスタグラムに投稿したところ紹介して頂きました。 この投稿をInstagramで見る 0円 服の交換会(@fukukokan)がシェアした投稿 参加後は、SNSを通じてコーディネートをシェアして楽しんでみてはいかがでしょうか。 イベントで楽しみながら循環型社会に貢献 服の交換会をひとことで表すと、「人も地球も社会もハッピーになれる洋服の循環型イベント」でした。 サスティナビリティが叫ばれる昨今、大切なこととはわかっていても具体的な行動を起こすことはハードルが高いと感じている方もいると思います。そんな方は、このような参加型のイベントに足を運んでみることからスタートすると、楽しく継続しやすいのでおすすめです。 公式SNSにイベント開催情報が随時更新されていますので、お近くで開催の際にはぜひクローゼットで眠っている洋服を持って、遊びに行ってみて下さいね。 【参考】[1] 環境省_サステナブルファッション (env.go.jp)

  • ここまで進化した!フェムテックフェスで見つけた最新アイテム

    フェムテックとは、Female(=女性)とTechnology(=技術)をかけ合わせてできた言葉です。 月経から妊娠・出産、更年期まで女性特有の悩みに寄り添いサポートする製品やサービスのことを指します。 近年世界的にフェムテック市場の規模が拡大していることから、日本においても注目を集めている分野です。 https://rootus.net/article/1458 話題のフェムテックフェスに潜入! フェムテックフェス2022は、“あなたのタブーがワクワクに変わる3日間”をテーマに掲げ東京六本木のアカデミーヒルズで10月14日~16日まで行われました。 会場内には200を超えるフェムテックのサービスやプロダクトが展示。そのうち、8割が海外からの出店です。 日本未上陸のプロダクトに直接触れることができるということと、海外起業家によるトークセッションなどもあり、開催前から話題を呼んでいました。 今回はこの人気イベントで出会った、国内外のフェムテック最新情報をご紹介します。 人に言えない悩みに寄り添う「TRULY」 TRULYはフェムテックカンパニーのなかでも最も注目される会社のひとつです。女性特有の悩みやパートナーとの関係などを専門家に相談できるチャットサービスや、企業へ向けたコンサルティングなども行っています。 ブースで紹介されていたのは、人に相談しにくい性の悩みを診断してくれる無料のセルフチェック。 セルフチェックができるのは、「更年期度」、「デリケートゾーン・膣トラブル度」、「セックスのお悩み度」です。 からだや心についてなど、簡単な二択の質問が出てくるので、それに答えていくと診断結果を見ることができます。 その結果により、今自分が抱えているトラブルなどが分かる仕組みに。 人に言いにくく、ついつい後回しにしてしまうような悩みが、診断結果となって目に見えると安心することもありますし、自身では気がつくことが難しい身体の不調を発見するきっかけにもなります。 例えば50代のイメージが強い更年期ですが、実は35歳頃からプレ更年期が訪れるそう。診断により、なんとなく続く不調が実は更年期によるものかもしれないということがわかれば、対策もできるようになりますよね。 相談ができるサービスがあることが広まっていけば、一人で悩む方も減るのではないでしょうか。 公式サイト https://truly-japan.com/ 見た目も可愛い出産後のお助けグッズ「BodyICE Womanシリーズ」 オーストラリアのアイスパック専門店BodyICEから出たBodyICE Womanシリーズは、出産前後の女性のために作られた保冷、保温用パックです。 冷凍庫で冷やす、もしくはレンジなどで温めて使うことができ、繰り返し使用できるのが特徴です。 商品ラインナップは胸部用パックと会陰用パックの2種類。 胸部用パックは花のような形でバストの形状にフィットするように作られています。産後、乳房の張りや熱が気になる時には冷やしたパックでクールダウンを、逆に温めて使用すると乳管の詰まりや母乳の流れを良くすることができます。 会陰用パックは、会陰部を温めることにより出産時の会陰裂傷のリスクを下げることができ、産後は冷やして会陰の炎症や帝王切開の傷跡を冷やすこともできます。 身体にフィットするデザインとアイスパック専門店ならではの快適な使用感で、出産でからだが受ける大きなストレスを軽減してくれます。 公式サイト(英語) https://bodyice.com/  アメリカではコストコにも!骨盤底筋用グッズ「ケーゲルベル」 カラフルなイエローが印象的なケーゲルベルは、アメリカ生まれの骨盤底筋トレーニングアイテムです。 女性は出産や加齢で骨盤底筋の筋力が低下することにより、尿漏れ、骨盤底筋臓器脱、性機能障害などを起こします。 見逃されがちですが、こうした問題は多くの女性の産後の生活に大きな影響を及ぼし、悩みの種となっているのです。 使い方はとても簡単で、膣にボールを入れ、外側についているおもりで負荷を調整します。1日5分(週3回)のトレーニングで効果を実感することができるとのことでした。 当日来場していた開発者にお話を聞いたところ、驚くことにこのケーゲルベルは、アメリカではコストコで購入できるそう。コストコのベテランバイヤーからのオファーをきっかけに販売が決まったとのことでした。 このようなトレーニンググッズは日本では専門店での取り扱いが中心ですが、今後大手量販店などで気軽に入手できる日が来ることを期待したいと思います。 公式サイト(英語) https://www.kegelbell.com/ 加速するフェムテックの広がりでみんなが過ごしやすい社会に 出典:unsplash.com なかなか人に話せない月経や妊娠・出産や更年期などの悩み。症状は人それぞれであることから、明るみになることがなく、女性が社会で働く上で必要なケアが充分に行きわたっているとは言えません。 そんな中でも、前に比べて気軽に婦人科を受診する人が多くなっているなど、自らの健康のために行動する人が増えてきている風潮もあり、このようなフェムテックのイベントも開かれるようになっています。 今回紹介しきれなかったプロダクトの中にはLGBT向けのサービスやテクノロジーに基づいた女性ホルモン測定サービスなど、幅広い領域が紹介されていました。 日本でも2025年には2兆円規模の経済効果が見込まれていることからもわかりますが、フェムテックは、ますます脚光を浴びる分野となるでしょう。 女性も男性もフェムテックを通して、について理解を深めていくことでよりみんなが過ごしやすい社会になっていくのでは?そう実感させてくれるサービスやアイテムに出会えたイベントでした。

  • お店の人との会話が楽しい!二子玉川マーケットってこんなところ

    ここ数年人気が高まってきているマーケットやマルシェ。 買い物をする場としてだけではなく、生産者と直接会話ができるのが魅力のマーケットは、人々が交流を楽しむ「サードプレイス」として人々の生活を豊かにしています。 今回訪れたのは、おしゃれなショップが多く集まり、住みたい街として知られる東京都世田谷区の二子玉川。駅から直結の商業施設「二子玉川ライズ」で毎月開催されているマーケットが充実していると聞き、行ってきました。 ふたこ座マーケットとは ふたこ座マーケットは、平日に開催される日本でも最大級のストリートマーケット。作り手の顔が見える野菜や、ハンドメイドクラフトまで毎回60店舗以上が出展します。 マーケットの会場となっている駅直結の「二子玉川ライズ ガレリア」は、風が通り抜ける広々とした屋外の広場。 アクセスが非常に便利で、屋根があるので少しの雨程度なら気にせず楽しむことができそうです。 近隣には複数ショッピングモールもあるので、お買い物がてらマーケットに立ち寄るのもいいですし、平日開催なので仕事終わりに覗いてみるのもいいですね。 農家さんをはじめ、多岐にわたるジャンルの出店 平日の昼下がりでも人気 訪れたのは9月初旬。日差しはまだまだ暑いですが、通り抜ける心地よい秋風を感じる季節です。 今回は70店舗近くが軒を連ねており、会場は賑わいを見せています。駅近ということもあり、常に人通りはありました。 マーケットではずらりとお店が並びます。ジャンルは農産物をはじめとした食品がいちばん多い印象。焼き菓子やはちみつ、オリーブオイルなどの食品も充実しています。 栄養学生団体「N」は廃棄予定のカボチャを使用したパウンドケーキを販売していました。 フェアトレード商品を扱うアパレルブランドの「Smile Asia」の店先は東南アジアらしいエスニックテイストのカラフルな衣服が並びます。 食品はもちろん、植木や雑貨、ハンドメイドアクセサリーなど、新しいものと出会うことができ、見て回るだけでも十分楽しめます。 実際にお買い物をしてみました 気になるお店を発見! マーケットをじっくり見てまわっていると、変わった野菜が置いてあるお店があり足を止めました。 こだわりの減農薬栽培野菜・果物をセレクトしているという、野美屋(やおや)さんです。 普段は見かけない珍しい野菜が並んでおり、他のお客さんも立ち止まって見ていました。 今回買ってみたのはオクラ。ワインレッドの見た目の珍しさに惹かれて手に取りました。 もしもスーパーで見かけたとしても、「どうやって調理すれば良いのだろう?」、「味は普通のオクラと何か違いがあるのかな?」と思い、手に取りにくい野菜です。 そこで店主さんに色々聞いてみると、「味は普通のオクラと同じですよ!茹でると緑色になることと、表面の毛が少ないことが特徴だよ」ととてもフランクに教えて頂きました。 早速その夜茹でてみると、みるみるうちにきれいな緑色に変身!食べてみると、「こんなオクラもあるんだ!」と感動するほど、舌触りが良く美味でした。 なじみのない品であっても、出店者と直接コミュニケーションを取りながら購入することができる点はマーケットならではの魅力だと思いました。 マーケットへ行ってみよう! 会場を見てまわっていると、出店者同士が「あなたのお店、とてもステキね!あとで手が空いたタイミングでお買い物しに行きますね。」などと声を掛け合っている場面に出会いました。 また、出店者とお客さんが楽しそうに会話している様子を見て、単なる物の売り買いではなく、コミュニケーションが生まれるのがマーケットの魅力であることを再確認。昔ながらのご近所付き合いや商店街のような雰囲気は、温かい気持ちを思い出させてくれるものでした。 生産者と出会えるマーケットへ、あなたも足を運んでみてはいかがでしょうか。 【開催情報】 開催場所: 二子玉川ライズ ガリレア 開催日程: 毎月平日に定期開催 開催時間:11:00〜19:00 アクセス:二子玉川駅より徒歩 公式HP:https://www.rise.sc/futakoza/?cd=000003

  • 旅先がオフィスに?おすすめのワーケーション先と選ぶポイント

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、進んだ「テレワーク」という新しい働き方。オフィスで働くという従来のスタイルが、個人や社会の状況に応じて働き方や働く場所を決めるという新しいワークスタイルに変化しています。 今回は、テレワークの一つであるワーケーションについて。ワーケーションの滞在先を選ぶポイントと国内でおすすめの滞在場所をご紹介します。 ワーケーションとは 出典:unsplash.com ワーケーション(Workation)とは、仕事「Work」と休暇「Vacation」を組み合わせた造語です。オフィスや自宅を離れ、観光地や自然豊かな地方の町などにしばらく拠点をおき、リモートで仕事を行いながら休暇を楽しむワークスタイルを指します。 本来はフリーランスの方を中心に行われていたワーケーションでしたが、コロナ禍に入り、会社に出勤せずに働くリモートワークが急速に進んだことから、ワーケーションという働き方は多くの人や企業から注目されるようになりました。また、ワーク・ライフ・バランス(労働と生活のバランスがとれていること)という考え方が重要視されるようになったことも、ワーケーションの人気を加速させていると言えるでしょう。 ここ数年でワーケーション制度を取り入れる企業も増加し、日本経済団体連合会(経団連)も企業向けのワーケーション導入ガイドを発表するなど、その流れを後押ししています。ワーケーションの受け入れ先として助成金が充実している自治体も多く、働く人にとってワーケーションはチャレンジしやすいものになってきています。 ワーケーション先を選ぶポイント 出典:unsplash.com それでは、実際にワーケーションをしようと思ったときに、滞在先はどのように選べばよいのでしょうか。滞在先を選ぶ上で、おさえておきたいポイントをまとめました。 インターネット環境の質 ワーケーションをストレスなく行うには、まずはインターネット環境がきちんと整備されているかどうか確認することが大切です。Wi-Fiが安定して入るか入らないかで仕事の生産性が左右されます。特にWebミーティング等、同僚や取引先と会話する機会が定期的にあるという方は、相手の迷惑にならないように考えておきたいところです。口コミをチェックするなど、滞在先のWi-Fi環境は念入りに下調べしましょう。場合によっては、ポケットWi-Fiなどを期間限定で借りることも選択肢にいれましょう。 オフタイムのアクティビティ ワーケーション中の楽しみといえば、就労時間後や休日のオフタイムです。滞在先にどのようなアクティビティがあるのかをチェックしておくのは、モチベーションアップにも繋がります。海や山など自然に囲まれたい、ヨガなどで身体を動かしたい、その土地の歴史や文化を楽しみたい、など、どんなオフタイムが理想かを考えて、その理想にあった場所を選定しましょう! 自治体が設けるワーケーション事業支援制度 自治体によっては、地域活性化などを目的として、ワーケーション事業支援制度を設けているところがあります。「ワーケーション 自治体」で検索すると、どの自治体が取り組んでいるかがチェックできるので、自分の希望の過ごし方に合う場所があれば、制度を利用してみるのがおすすめです。逆に、制度のある自治体から選んで、なかなか自らは行かないようなところを選ぶのも一つの方法です。 経団連が公開している 企業向けワーケーション導入ガイド の事例集には、全国各地のワーケーション情報が掲載されていて、個人の方にとっても参考になります。 お試しワーケーションがあるなど、内容も自治体ごとに異なるので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。 おすすめのワーケーション滞在先3選 出典:unsplash.com 魅力的なワーケーション先が多数ある中で、今回はおすすめのエリアを3つピックアップ。ワーケーション先を選ぶときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。 神奈川県三浦半島エリア/海を見ながら仕事ができるロケーションが人気 東京から電車で1時間半に位置する神奈川県三浦半島エリアは、海のレジャーが楽しめることで人気です。近年は、ワーケーションプランを実施しているホテルも増えており、オーシャンビューの部屋で仕事ができるところも。仕事前に、海沿いをお散歩…なんてこともできますね。ホテルによっては温泉やグランピングも堪能できますよ! 【おすすめの宿泊施設】 ホテル京急油壺観潮荘(神奈川県三浦市) 和室でテレワークができるのがポイント。専用デスクも完備しており、オフタイムは畳の上でのんびりすることも。温泉をこころゆくまで楽しめます。 公式ホームページ ホテル京急油壺観潮荘 栃木県那須エリア/自然豊かな緑に囲まれてのんびりと過ごしたい方に 緑豊かな自然環境に囲まれて、心も身体もリフレッシュできるワーケーションが叶う那須エリア。天然温泉やおしゃれなカフェもあり、のんびり過ごせると人気の地域です。一方で、アクティブに体を動かせるトレッキングやアスレチックも充実。避暑地として人気の那須エリアは、暑い時期にもおすすめです。 【おすすめの宿泊施設】 那須高原 TOWAピュアコテージ(栃木県那須郡那須町) りんどう湖ファミリー牧場系列のオフィシャルホテル。コテージタイプからペット同伴OKの部屋、グランピングテントまで、複数の部屋タイプがあります。「ワーケーション長期滞在プラン」を展開しており、便利なケータリングメニューもあります。 公式ホームページ TOWAピュアコテージ 和歌山県南紀白浜エリア/日々の疲れも癒される、絶景リゾート! 和歌山県南紀白浜エリアは自治体がワーケーションに注力しています。現地に足を運びにくい方のために事前にリモート視察の機会を設けるなど、きちんと下調べをすることができます。美しい海や夕日を眺めながら仕事ができ、オフタイムもグルメやアクティビティが充実しています。 【おすすめの宿泊施設】 南紀白浜マリオットホテル こちらのホテルには、JALとタイアップした「ワーケーションデビュープラン」というものがあり、宿泊と航空券がセットのプランとなっています。リゾートならでは利点や特性を活かし、開放感あふれるラウンジが使えるワーケーション向けのプランや、アドベンチャーワールド入園券がついたプランを展開。テレワーカーを魅了する要素が満載のプランが豊富です。 公式ホームページ 南紀白浜マリオットホテル 快適な環境と充実のオフタイムが叶うワーケーション先を選ぼう 出典:pexels.com ここ数年で一気に認知度が上がり、全国各地どこでも行えるようになってきているワーケーション。ワーケーションの滞在先として、自治体をあげて力を入れているところや、ホテルのプランもたくさん出てきています。滞在する場所によって、海や川のレジャーや、山でのトレッキングなど、アクティビティも実にさまざま。Wi-Fiの質をはじめとした仕事環境はどうか、自身の希望に合った休暇が過ごせるかなど、十分に調べて、心も身体も満足するワーケーション先を選びましょう!                                                       

  • 【都内近郊18選】生産者に会えるファーマーズマーケットに行こう

    今、生産者と直接話して農産物を買える「ファーマーズマーケット」の開催が増えています。この記事では、都内近郊(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)で行われているファーマーズマーケットをピックアップ。週末の予定を立てるときにぜひ参考にしてくださいね。 ファーマーズマーケットのすすめ スーパーでは見かけないような珍しい種類の野菜や、有機栽培などこだわりの品が並ぶファーマーズマーケット。人と人とのつながりが希薄になっていると言われる現代社会で、直接農家さんと話しながら農産物を購入でき、地産地消のきっかけにもなるファーマーズマーケットが今全国で広がりを見せています。 生産者から直接購入することで、生産者は商品の魅力をしっかりと伝えることができ、消費者も安心して購入することができます。また、生産者ならではのレシピなどを教えてもらえることも。 今回は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県で開催されているマーケットをご紹介します。 関連記事:実はこんなにたくさん!地産地消のメリットとは こだわり野菜が目白押し。東京都のファーマーズマーケット 青山ファーマーズマーケット この投稿をInstagramで見る Farmers Market @UNU(@farmersmarketjp)がシェアした投稿 全国から出店者が集まる都内でも盛況のマーケット。こだわりの無農薬野菜に加えて、加工品やフードトラックなど、多様なお店が並びます。HPには土曜日、日曜日それぞれの出店者情報も記載されているので、事前にお目当てのお店をチェックしてみるのがおすすめです。 【開催情報】 開催場所: 青山・国際連合大学前広場 開催日程: 毎週末土曜日・日曜日 開催時間:10:00~16:00(7・8月はサマータイムとして17:00まで) アクセス:渋谷駅または表参道駅より徒歩 HP、SNS等:http://farmersmarkets.jp/ 歌舞伎座朝市 この投稿をInstagramで見る 歌舞伎座 朝市(@kabukiza_asaichi)がシェアした投稿 コロナ渦の銀座を活気づけようと、伝統を重んじる歌舞伎座が始めたマーケットです。新鮮な野菜が歌舞伎座の軒先に並びます。朝市という名称ですが、開催時間は日中ですので気軽に足を運べますよ。 【開催情報】 開催場所: 歌舞伎座正面向かって右側の木挽町通り 開催日程: 毎週木曜日 開催時間:11:00~17:00 アクセス:東銀座駅または銀座駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.kabuki-za.co.jp/event/kabukiza_asaichi.html 二子玉川ストリートマーケットふたこ座 この投稿をInstagramで見る 二子玉川ストリートマーケット ふたこ座(@hutakoza.info)がシェアした投稿 60店以上が並ぶ、国内最大級規模のストリートマーケット。農産物などの生鮮品から雑貨まで幅広いジャンルが並び、見て歩くだけでも楽しいマーケットです。最新の開催情報はHPをチェックしてくださいね。 関連記事:お店の人との会話が楽しい!二子玉川マーケットってこんなところ 【開催情報】 開催場所: 二子玉川ライズ ガリレア 開催日程: 毎月平日に定期開催 開催時間:11:00〜19:00 アクセス:二子玉川駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.rise.sc/futakoza/?cd=000003 ヒルズマルシェ この投稿をInstagramで見る マルシェ事務局(株)AgriInnovationDesign(@aid_marche)がシェアした投稿 【開催情報】 2009年から開催されている、都内でも老舗のマーケットです。都内や首都圏を中心とした農産物の出店が多く、どれも安心していただけるものばかり。たっぷりとお買い物を楽しむことができますよ。 【開催情報】 開催場所: アークヒルズ アーク・カラヤン広場 開催日程: 毎週土曜日 開催時間:10:00~14:00 アクセス:溜池山王駅、 六本木一丁目駅、神山町駅、赤坂駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.arkhills.com/hillsmarche/ YEBISU Marche (恵比寿マルシェ) この投稿をInstagramで見る NKB farm NKBマルシェ事務局(@oishiibaton)がシェアした投稿 「オーガニック&ナチュラル」をコンセプトに、開放感のあるガーデンプレイス内で2010年から開催しているマルシェです。人と環境に優しい食品が中心。マルシェを通じて様々なコミュニティを繋ぎ、サステナブルな地域づくりを目指しています。 【開催情報】 開催場所: 恵比寿ガーデンプレイス内ひろば 開催日程: 第2・第4日曜日 開催時間:11:00~17:00 アクセス:恵比寿駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.nkbmarche.jp/marche/yebisu-marche/ 大井町産直マルシェ 大井町駅の近辺で、開催される大井町産直マルシェは、週ごとに開催場所が変わり、出店者数が多ければ2会場で開催されることも。生産者の顔が見える安心マルシェ。両方の会場に足を運んで、生産者さんとの交流を楽しみたいですね。 【開催情報】 会場① 開催場所: 西口阪急大井町ガーデン前 開催日程: 毎月第2・4週目の土日 開催時間:10:00~18:00 アクセス:大井町駅より徒歩 HP、SNS等:https://ooimachi.tokyo/marche/info/ 会場② 開催場所: 東口ペデストリアンデッキ 開催日程: 毎月第1・3週目の土日(出店者数により、第2・4週目も開催) 開催時間:10:00~18:00 アクセス:大井町駅より徒歩 HP、SNS等:https://ooimachi.tokyo/marche/info/ 地元愛溢れる!神奈川県のファーマーズマーケット 横浜北仲マルシェ この投稿をInstagramで見る 横浜北仲マルシェ(@kitanaka.marche)がシェアした投稿 2015年から開催されている、地域に根差したコミュニティを目指すマルシェです。新鮮な地元野菜をはじめ、コーヒーやお酒を取り扱うお店など約40店舗。横浜ならではの食材が楽しめるのも特徴です。 【開催情報】 開催場所: 北仲ブリック&ホワイト 1F歴史広場 開催日程:毎月第3土、日曜日 開催時間:10:00~16:00 アクセス:馬車道駅、桜木町駅より徒歩 HP、SNS等:http://www.yokohama-kitanaka-marche.jp/ TERRACE マルシェ 地元神奈川県産の食材をはじめとした、全国のこだわりの食材が並ぶマルシェです。駅直結の商業施設で行われているので、アクセスも便利! 【開催情報】 開催場所: たまプラーザ テラス ステーションコート 開催日程: 毎月第1・3土曜日 開催時間:10:00~17:00 アクセス:たまプラーザ駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.nkbmarche.jp/marche/terrace-marche/ 茅ヶ崎ストリートマルシェ この投稿をInstagramで見る 茅ヶ崎ストーリーマルシェ(@chigasaki_story_marche)がシェアした投稿 地元の建設会社が「地域の人とも交流を広めたい」と思い始まった地域密着型のマルシェです。規模は大きくないものの、茅ケ崎の魅力を存分に楽しめる、こだわりが詰まったマルシェです。午前中からオープンしているので、湘南エリアでの朝活にもいかがでしょうか。 【開催情報】 開催場所: 松尾建設株式会社 駐車場及びショールーム内 開催日程: 奇数月の第2土曜日 開催時間:9:00~14:00 アクセス:茅ヶ崎駅より徒歩 HP、SNS等:http://www.matsuo-story.com/ プラザ・マルシェ 地元・川崎の魅力を再発見することを目的に2022年2月に始まったマルシェです。次回の開催は、“川崎の「美味しい」と「楽しい」を発見しよう”がコンセプト。川崎市内の農家さんから野菜や果物を購入でき、ローカルフードも充実しています。 【開催情報】 開催場所: 川崎市民プラザ  開催日程: 不定期(次回2022年9月18日予定) 開催時間:10:00~15:00 アクセス:梶ヶ谷駅より徒歩または市バス溝の口駅南口行きで市プラザ下車 /溝の口駅・武蔵溝ノ口駅より市バス梶が谷駅行きで市民プラザ下車 HP、SNS等:https://www.kawasaki-shiminplaza.jp/event/detail?id=7945 HADANOわEARTH Market この投稿をInstagramで見る ⛰HADANOわEARTH Market🌎(@hadanowa.earth)がシェアした投稿 2022年春に初開催された、人と地球に優しい未来を目指し持続可能なライフスタイルを提案するサステナブルマーケット。 ゼロウェイストへの意識も高く、マイバックやマイカトラリーの持ち込みを推奨しています。不定期開催なので、最新情報はHPやインスタグラムをチェックしてみてくださいね。 【開催情報】 開催場所: 秦野市 開催日程:不定期開催 HP、SNS:https://www.hadanowa.com/ 充実の地元野菜。埼玉のファーマーズマーケット 市内産農産物プチマルシェ 地産地消を目指して、さいたま市役所農業政策課が主催する、市内産の農産物マルシェです。不定期で、市内2か所で行われています。とれたてのお野菜が手に入ります。最新情報はツイッターをチェックしてみてくださいね。 【開催情報】 開催場所: さいたま市役所本庁舎(1階東側玄関通路)、大宮区役所(1階氷川の杜ひろば) 開催日程: 不定期 開催時間:11:00~売り切れまで アクセス:浦和駅より徒歩またはバス(さいたま市役所)、 大宮駅東口より徒歩またはバス(大宮区役所) HP、SNS等: https://www.city.saitama.jp/004/001/003/002/p086011.html https://twitter.com/saitamanougyou みそのいち この投稿をInstagramで見る 美園人 -さいたま市美園ローカルメディア-(@misonobito)がシェアした投稿 浦和美園は、都市開発が進む一方で、豊かな農地も広がる地域。持続可能な都市農業を目的とし、コミュニティ形成の一環として始まったファーマーズマーケット。旬の地元野菜やそれらを使った加工品などに出会える地元密着型マルシェです。 【開催情報】 開催場所: 浦和美園駅改札前 開催日程: 各月最終金曜日15:00~19:00 開催時間:10:00~14:00 アクセス:浦和美園駅 HP、SNS等: https://www.misono-tm.org/udcmi/projects/362.html みぬマルシェ 2017年からさいたま市見沼区役所前にて毎月開催されているマルシェ。農家さんと直接会話することから地元の農業について理解を深め、地元をもっと好きになってほしいとの思いから始まりました。注目すべきポイントは、見沼産の農作物のみを扱っているところです。 【開催情報】 開催場所: 見沼区役所前 開催日程: 毎月最終水曜日 開催時間:11:00~13:00 アクセス:大和田駅より徒歩またはコミュニティバス「見沼区役所」下車 HP、SNS等:https://minumarche.com/ (ARTISAN)FARMES MARKET KAWAGUCHI この投稿をInstagramで見る (Artisan) Farmers Market(@artisan_farmers_market)がシェアした投稿 マーケット名の「ARTISAN」は、鋳物産業の町であった川口の「職人」からインスピレーションを受けています。新鮮なオーガニック野菜や食品、クラフト品などのショップが並び、生産者と会話しながらお買い物が楽しめます。ゼロウェイストの取り組みとしてマイ食器、マイバッグの持参を呼び掛けている他、マーケット内でもレンタルができます。 【開催情報】 開催場所: 大泉工場敷地内 開催日程: 毎月第2土日 開催時間:10:00~14:00 アクセス:バス停「梛木の橋」から徒歩 (川口元郷駅から徒歩約5分の「エルザタワー」より赤23 国際興業バス乗12分/JR赤羽駅東口 赤23 国際興業バス乗車12分/JR川口駅東口 川21 国際興業バス乗車13分) HP、SNS等: https://oks-afmk.com/concept/ 「おいしい」に出会える。千葉県のファーマーズマーケット あつまんべ市 この投稿をInstagramで見る 大多喜ハーブガーデン(@ootakiherbgarden)がシェアした投稿 ハーブガーデン内で行われているマルシェ。マーケット内には、千葉県内から集まった農産物や各種フードが並びます。ドックラン、ドックカフェも併設されているので愛犬と楽しむことも可能。ハウス内なので、雨天でも楽しめるのも嬉しいポイントです。 【開催情報】 開催場所: 大多喜ハーブガーデン 開催日程: 毎月第1・第3日曜日 開催時間:10:00~16:00 アクセス:茂原駅よりバス/いすみ鉄道大多喜駅よりタクシー HP、SNS等: https://herbisland.co.jp/free/atsumanbe いちかわごちそうマルシェ この投稿をInstagramで見る いちかわごちそうマルシェ(@ichikawa_gochisou_marche)がシェアした投稿 活気ある卸売市場で行われているマルシェ。季節の野菜はもちろん、伝統野菜や珍しい野菜にも出会え、生産者との会話を楽しめます。野菜や果物の選び方や、料理がおいしくなるひと手間が学べる、野菜ソムリエによるプチセミナーも必見です。 【開催情報】 開催場所: 市川地方卸売市場 開催日程: 毎月第2・第4土曜日 開催時間:9:30~15:30 アクセス:JR総武線本八幡駅、都営新宿線本八幡駅、東京メトロ東西線原木中山駅より徒歩/JR西船橋駅南口より京成トランジットバス(市川03系統)で市川警察署・市川地方卸売市場下車  HP、SNS等: https://ichimarche.com/ そでガーデン この投稿をInstagramで見る 袖ケ浦海浜公園(@sodegaura_kp.official)がシェアした投稿 海風が気持ち良い公園で行われているマルシェ。採れたての新鮮野菜が購入できます。毎月のテーマに合わせた出店ラインナップにも注目です。 【開催情報】 開催場所: 袖ケ浦海浜公園 第一駐車場脇 センターストリート 開催日程: 毎月第1土曜日 開催時間:11:00~17:00 アクセス:袖ケ浦駅から徒歩25分【車】館山自動車道市原ICから約20分/東京湾アクアライン木更津金田ICから約10分。 HP、SNS等: https://sodegaura-kaihinpark.com/event/20220726/ 週末は生産者に会えるお買い物を楽しんで 新鮮な野菜が購入できる都内近郊マルシェ18選をご紹介しました。どのファーマーズマーケットも個性豊かで、きっと素敵なお買物ができるはず。週末は、地産地消やプラスチックフリーなどエシカルなアイデアにも出会えるマルシェに、足を運んでみては。

  • 旅行好きの方必見。新しい旅のかたち「エコツーリズム」のすすめ

    いつもの旅と一味違った思い出に ここ数年、旅行先に自然豊かなところが選ばれる傾向にあるそう。さらに、このコロナ禍で3密を避けられる山や川、海といった場所が人気を集めています。そこで今注目したいのが、エコツーリズムという考え方。いつもの旅とは一味違った体験をしたい方におすすめのエコツーリズムについてご紹介します。 エコツーリズムとは 出典:pexels.com 環境省によると、エコツーリズムとは、「自然の営みや人と自然との関わりを対象とし、それらを楽しむとともに、その対象となる地域の自然環境や文化の保全に責任を持つ観光のありかた」とされています。訪れる先の自然や文化を満喫しながら、同時に環境や人に過度な負担をかけない持続可能な旅行、それがエコツーリズムの考え方です。 オーバーツーリズムがもたらす問題 出典:pexels.com 第二次世界大戦後、それまで富裕層だけに許されていた観光が、広く一般の人々の中で急速に広まりました。これをマスツーリズムといいます。そんなマスツーリズムの流れの中、観光客が過度に増えすぎてしまっている地域が増えてきています。観光地にたくさんの人が押し寄せた結果、自然環境の破壊や、遺跡や建築物の破損、混雑や渋滞による地域住民への悪影響などが問題になっているのです。 このオーバーツーリズムは世界中の多くの地域で問題となっていますが、日本でも京都や鎌倉などの人気の観光地は混雑や交通渋滞が常態化し、観光客の数は住民の数の何十倍になっています。残念ながらそのような旅行の傾向は、自然や地域住民に負担がかかってしまい、未来に向けて持続可能なものとは言えません。 国内で広まるエコツーリズム 出典:pexels.com そこで注目されているのがエコツーリズムです。 エコツアーには、山でのトレッキングをはじめ、海や川でのカヤッキング、動物や野鳥ウォッチングなどのアクティビティなどがあり、その種類も豊富です。 日本では1990年代から活動が活発になり、中でも沖縄県の西表島、鹿児島県の屋久島、長野県の軽井沢町、北海道の知床半島がエコツアーの先駆けとなりました。 エコツアーでは、ガイドが土地の自然や文化を熟知しているなど、自然や文化に対して十分配慮されたものになっているので、必要以上に環境に負荷をかけません。 山や川、その土地ならではの文化を満喫し、さらに一歩進んで、知識も深める。大切な自然や文化を未来へ残していこうというきっかけにもなり、いつもと少し違った思い出に残る旅が楽しめます。 エコツアーに参加する方法 エコツーリズムの考えに沿ったプログラムのことをエコツアーといいます。ガイド付きのエコツアーなどは、大手旅行会社でもパッケージで販売しています。 また、各地でエコツーリズムの協会が活動しているので、協会のサイトをチェックするのもおすすめです。 他にも、最近ではエコホテルが増えてきています。「エシカルホテル」や「サステナブルホテル」とも呼ばれますが、宿泊先にそのようなホテルを選択するのもひとつです。 エコツアーにおすすめの旅先3選 北海道 知床半島 北海道の東端、オホーツク海に面した知床半島は、斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる半島で、2005年には世界自然遺産に登録されました。地域をあげてエコツーリズムを推進しており、ガイド付きのエコツアーが充実しています。野生動物ウォッチングや流氷ウォーキング、トレッキングなど大自然を全身で感じられるツアーが満載です。 知床斜里町観光協 https://www.shiretoko.asia/list_guide.html知床ガイド協議会 https://www.shiretoko.guide/ 出典:photo-ac.com 徳島 上勝町 徳島市内から車でおよそ1時間のところにある、人口約1500人の上勝町。日本の原風景が残る自然豊かな町で、里山歩きなどの自然体験ができます。また町は、日本で初めてゼロ・ウェイスト(=廃棄物ゼロ)を宣言。現在ではごみの80%がリサイクルされており、町をあげて持続可能な社会に向けた取り組みがなされています。 「HOTEL WHY」は、町のウェイストゼロアクションが学べる新しいかたちの宿泊施設。廃材を利用した画期的な建築のホテルに宿泊しながら、暮らすようにサステナブルな町を体験できます。 上勝町ウェブサイト http://www.kamikatsu.jp/HOTEL WHY https://why-kamikatsu.jp/6 出典:photo-ac.com 青森県・秋田県 白神山地 「神々の住む森」と呼ばれる白神山地。1993年に屋久島と並び、日本で初めて世界遺産に登録されました。人の影響を受けていないブナの原生林に、多種多様な動植物が生息・生育しており、貴重な生態系が保たれています。白神山地では、ガイドと巡るエコツアーが充実。ウォーキングをはじめ、季節に合わせた山地ならではのアクティビティが楽しめます。 秋田白神ガイド協会 https://akita-shirakami-guide.jimdofree.com/ 出典:photo-ac.com エコツアーでこれからの旅をもっと豊かに コロナ禍で見つめなおされている自然との付き合い方、そして旅行の在り方。エコツーリズムの考え方を少しでも旅行にプラスすることで、今までにない感動的な出会いが待っているはずです。ぜひ次の旅行のキーワードにしてみてはいかがでしょうか。

  • 都内のお出かけならここ!SDGsが学べる最新スポット

    今、楽しくSDGsを学べるスポットが増えています。中にはSDGsに特化した施設もあり、アートやゲームを通して世界の現状を知り、地球の未来について考えることができます。今回は、SDGsについても学べる都内の施設を4箇所ご紹介します。子どもはもちろん、大人も楽しいスポットでSDGsに触れてみませんか。 SDGsとは SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。2015年に国連サミットで採択された17のゴール、169のターゲットをもとに、2030年までに持続的かつよりよい世界を目指す国際目標です。貧困や飢餓をなくすことや、環境保護、クリーンエネルギーなどの課題を解決しながら誰一人取り残さない世界を目指します。 ITOCHU SDGs STUDIO この投稿をInstagramで見る ITOCHU SDGs STUDIO(@itochu_sdgs_studio)がシェアした投稿 ITOCHU SDGs STUDIOは、伊藤忠商事運営のSDGs発信スポットです。様々なブースがあり、サステナビリティやジェンダーなどSDGsに関する展示会も随時開催されています。またエシカルな商品を扱うセレクトショップ、エシカルコンビニもあり、最新のエシカルアイテムを購入することができます。 見どころ ・DOME 施設内の中庭中央には、SDGsをテーマとしたアートやインスタレーションを展示。様々なアーティストやクリエイターとコラボレーションしたアートを通じて、SDGsについて考えられる場所になっています。 ・KIDS PARK 2022年夏にオープンした未就学児から小学校3年生までの子どもに向けた新施設。大きく4つのエリアで構成されており、海洋プラスチックを題材とした内容廃材を利用したアート体験などを通して、遊びながらSDGsに触れることができます。利用無料、要予約。 ITOCHU SDGs STUDIO 住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden営業時間:11:00-18:00休館日:毎週月曜日 ※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館HP:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/index.html#sdgsStudioArea JICA地球ひろば 開発途上国への国際協力を行うJICAが運営するJICA地球ひろばは、世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感することができる施設。発展途上国の現状や国際協力などに関して学べる場として、修学旅行生も多く訪れています。1階の体験ゾーンの展示は4か月に1回テーマが変わり、安全保障やSDGsに関しての展示などが行われています。 見どころ ・地球ナビ 1階に新たに誕生した、世界の課題を知ることができる大画面と球体LEDディスプレイ。来場者はタッチパネルを自由に操作でき、SDGs 17ゴールの中から、「貧困」「教育」「水と衛生」など9つのゴールについて、クイズや数字から学べる仕組みになっています。 ・食のゾーンJ’s Café 施設のイベントに合わせて発展途上国のメニューを提供する食堂。各国の大使館の料理長直伝の珍しい郷土料理や、売上の一部が発展途上国の子どもたちの給食に充てられるメニューは、JICAならでは。また、フェアトレードの食品や雑貨も購入でき、食の観点から発展途上国の文化に触れることができます。 JICA地球ひろば 住所:東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内) 交流ゾーン利用時間:9:00~21:30休館日:年末年始(12月29日から1月3日)、その他別に定める日(施設検査日等) 体験ゾーン開館時間:10:00から18:00休館日:毎月第1・3日曜、その他別に定める日 J's Cafe営業時間:11時30分から14時(平日)ランチタイム:11時30分から14時(平日)休業日:土曜日、日曜日、祝日、その他別に定める日(貸し切り営業日等) HP:https://www.jica.go.jp/hiroba/index.html 日本科学未来館 画像提供:日本科学未来館 日本科学未来館は、お台場エリアに位置する国立の科学館です。先端科学技術と人とをつなぐための拠点として開館しました。臨場感あふれる3D映像が魅力のドームシアターは、宇宙や物理学に関するオリジナル映像作品を楽しむことができます。また、常設展では地球環境、生命、ロボットなど先端の科学技術を体験しながら学ぶことができます。最近は、科学を学ぶ場としての役割だけでなく、未来をつくる実験場「Mirai can」をスローガンとし、SDGsの達成に向け新たな取り組みを始めています。 見どころ ・未来逆算思考(3階) 50年後に暮らす子孫たちにどのような地球を贈ることができるのかをゲーム形式で考える展示。残したいと思う「50年後の地球」を、それぞれ8種類ある中から1つ選び、それを次世代に受け継いでいくために、さまざまな課題を乗り越え、ゴールまで届けます。理想の地球を実現していくために必要な科学技術やライフスタイルを考えるきっかけになります。 日本科学未来館 住所:東京都江東区青海2 -3-6営業時間:10:00~17:00休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)HP:https://www.miraikan.jst.go.jp/ 港区立エコプラザ この投稿をInstagramで見る 港区立エコプラザ(@meco_ecoplaza)がシェアした投稿 港区立エコプラザは、港区浜松町にある環境について理解を深めることができる環境学習施設です。脱炭素型社会、自然共生型社会、循環型社会、SDGsをテーマとし、港区在住・在勤・在学の人向けに講座を開催。環境関連の書籍や常設展示、自由に利用可能なワーキングルームなども完備されており、家族みんなで学びを深めることができます。 見どころ ・イベント 施設では、ワークショップ、セミナー、映画上映などバラエティに富んだイベントを多く開催しています。例えば「田舎でのライフスタイルを知り、持続可能な暮らしについて考えるセミナー」や、「間伐材を使った箸と箸置き作りのワークショップ」など、環境問題にいて考えるきっかけになるイベントが目白押しです。 港区立エコプラザ 住所:港区浜松町1-13-1営業時間:9:30~20:00休館日:毎月第4月曜日(第4月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/29~1/3)HP:https://minato-ecoplaza.net/ SDGsを体験しながら楽しく学ぼう! 今回は、行政の施設から企業が運営する施設まで、都内でSDGsを学ぶことができるスポットをご紹介しました。SDGsを学ぶ、と聞くと堅苦しいものをイメージしがちですが、体験やイベントを通して楽しくSDGsを学ぶことができるスポットが次々と誕生しています。次の週末には、友人や家族を誘ってSDGsが学べる施設へ足を運んでみませんか?

  • 捨てない選択肢。気軽に行ける循環型イベント「服の交換会」をレポート

    いらなくなった洋服は捨てる、売る、寄付するなど手放す方法はいくつかありますが、「交換する」という選択もあるのをご存知でしょうか?「どんなシステム?」「どんな洋服があるの?」そんな疑問を解消すべく、今回は実際に新宿御苑で開催された服の交換会イベントに参加してきました。 捨てるでもなく、売るでもない。服を交換するとは? 海外ではファッションスワップパーティーと呼ばれる服の交換会。服の交換会は言葉の通り、不要になった洋服を交換会に持ち込んで、そこに集まった洋服を持ち帰るというイベントです。基本的にはどんな洋服でも持ち込むことができ、持ち込んだ枚数の服を会場から持って帰ることができます。 最近は日本でも、丸井とアパレル企業のワンピースが展開する服の交換会が関東・関西エリアを中心に開催されており、盛り上がりを見せています。 アパレルの廃棄問題 アパレル商品は、原料調達から製品が出来上がるまでの製造から輸送に至るまで、多くの資源や水、エネルギーを消費するなど環境負荷が大きい産業です。それは、国連貿易開発会議(UNCTAD)によって「世界2位の環境汚染産業」と言われるほど深刻です。「不要な衣服」に焦点を当ててみると、一人あたり着用されていない衣服は年間25着あるとされ、1日あたり焼却・埋め立てされる服の総量はなんと1日に大型トラック130台分(1300トン)に上ります。[1] 日本でも大量生産されて、大量廃棄されていく服。「衣服を長く大切にして欲しい」服の交換会にはそんな願いが込められています。 服の交換会に行ってみた 2022年11月5日、6日の2日間の日程で「新宿御苑 グリーンフェス」のイベント内で開催された服の交換会。少し秋めいてきた木々に囲まれた会場広場の一角に、服の交換会ブースはありました。 青空の会場の下には衣服がかかったラックが並び、家族連れや女性を中心に多くの人でにぎわいます。 まずは受付に向かいます。「持ち込んだ衣服と同数、会場にある衣服を持ち帰ることができます。持ち込んだ衣服は会場にあるハンガーにかけ、ご自身でここだ!と思うカテゴリーのラックにかけて下さい。」と案内されました。 今回参加するにあたり筆者が持ち込んだアイテムはこちらの4点。ニット2枚とスカート、パンプスです。これからの季節に活躍しそうな物を中心にセレクトしました。 靴はどのようにすれば良いか尋ねたところ、ハンガーラックの下にそのまま置けばOKとのことでした。持ち込んだすべての衣服をハンガーにかけたところで、次は、持って帰る洋服を探しに行きます。 性別・年齢関わらず、オールジャンルの洋服が集まる 会場内は、フリーマーケットのような雰囲気で、好きな場所を自由に見て歩きます。 洋服のジャンルは、日常使いできそうなカジュアルなものから、シンプルなもの、かわいらしいものや、オフィスで使えそうなものまで何でもありました。 レディースに比べると子ども服は少なめ 子ども服とメンズ服の量が少なかったので、積極的に持ち込むと喜ばれそうです 冬の季節に重宝しそうなきれいなダウンも! 会場内ではこのようなデニムの山も置かれていて、来場者の目をひいていました。このデニムは、アパレル産業の衣類ロスを訴えて作られたものです。 筆者も会場をくまなく見て回り、たくさんの服の中から気に入ったアイテムに出会いました。 こちらの赤地のロングスカートとシンプルなデニムの2点です。 普段はあまり選ばないカラーの赤ですが、挑戦してみたいと思い、手にとりました。一方のデニムは、フレアタイプのデザインがちょうど欲しいと思っていたので即決しました。会場で手に取って洋服を探すのは、お宝を探すようなワクワク感があります。一緒に参加した友人は家族の分も持ち帰っていました。 今回筆者が持ち帰った衣服の点数は、持ち込んだ点数よりも少なかったのですが、持ち込んだ点数分持ち帰る必要がないのは、とても助かります。本当に気に入ったものだけを家に連れて帰ることができました。 気になる衣服のラインナップや状態は? 服の交換会に参加したことがない方は、会場にある衣服のラインナップや状態が気になるところではないでしょうか。 一般的な古着屋と比較してみると、交換会では持ち込む衣類のシーズンの指定はないため、衣類の季節感がバラバラです。筆者は今回の秋と夏に参加したことがありますが、どちらの会場においても、すぐにでも使えそうなものありますが、シーズンが終わってしまったものもあります。 次にジャンルですが、こちらも持ち込む上で特に指定はないのでバラバラです。書いたように、メンズや子ども服、レディースでもカジュアルなものオフィスっぽいものまで様々です。 最後に衣類の状態です。基本的には参加者のモラルに任せるシステムのため、大方きれいな状態ですが中には多少汚れが目立つものも…。気になる方は、帰ってから洗うというだけでなく、例えばトップスであれば汚れや着用感が出やすい首回りや手首周りなどの状態をチェックするなど、きちんと確認してから持ち帰るのがおすすめです。 服の交換会に参加するメリット 今回服の交換会に参加してみて、洋服を交換するメリットを考えてみました。 衣類の廃棄を出さない 綺麗な状態で捨てるのはもったいない洋服を必要としている人に譲ることができる 洋服の買い方・捨て方について考えるきっかけになる 普段は挑戦しないジャンルや色味のファッションに出会える 一期一会の衣服に出会えるワクワク感がある 参加費0円(プレミアムコーナーを除く)でお財布にも優しい イベント参加中に、自身が持ち込んだ衣服を持ち帰る参加者を見つけて声をかけた…なんて事例もあるそう。人々が直接集う場だからこそ起きる、素敵な交流もあるかも知れません。 また、服の交換会でゲットしたアイテムを運営アカウントのメンションをつけてインスタグラムに投稿したところ紹介して頂きました。 この投稿をInstagramで見る 0円 服の交換会(@fukukokan)がシェアした投稿 参加後は、SNSを通じてコーディネートをシェアして楽しんでみてはいかがでしょうか。 イベントで楽しみながら循環型社会に貢献 服の交換会をひとことで表すと、「人も地球も社会もハッピーになれる洋服の循環型イベント」でした。 サスティナビリティが叫ばれる昨今、大切なこととはわかっていても具体的な行動を起こすことはハードルが高いと感じている方もいると思います。そんな方は、このような参加型のイベントに足を運んでみることからスタートすると、楽しく継続しやすいのでおすすめです。 公式SNSにイベント開催情報が随時更新されていますので、お近くで開催の際にはぜひクローゼットで眠っている洋服を持って、遊びに行ってみて下さいね。 【参考】[1] 環境省_サステナブルファッション (env.go.jp)

  • ここまで進化した!フェムテックフェスで見つけた最新アイテム

    フェムテックとは、Female(=女性)とTechnology(=技術)をかけ合わせてできた言葉です。 月経から妊娠・出産、更年期まで女性特有の悩みに寄り添いサポートする製品やサービスのことを指します。 近年世界的にフェムテック市場の規模が拡大していることから、日本においても注目を集めている分野です。 https://rootus.net/article/1458 話題のフェムテックフェスに潜入! フェムテックフェス2022は、“あなたのタブーがワクワクに変わる3日間”をテーマに掲げ東京六本木のアカデミーヒルズで10月14日~16日まで行われました。 会場内には200を超えるフェムテックのサービスやプロダクトが展示。そのうち、8割が海外からの出店です。 日本未上陸のプロダクトに直接触れることができるということと、海外起業家によるトークセッションなどもあり、開催前から話題を呼んでいました。 今回はこの人気イベントで出会った、国内外のフェムテック最新情報をご紹介します。 人に言えない悩みに寄り添う「TRULY」 TRULYはフェムテックカンパニーのなかでも最も注目される会社のひとつです。女性特有の悩みやパートナーとの関係などを専門家に相談できるチャットサービスや、企業へ向けたコンサルティングなども行っています。 ブースで紹介されていたのは、人に相談しにくい性の悩みを診断してくれる無料のセルフチェック。 セルフチェックができるのは、「更年期度」、「デリケートゾーン・膣トラブル度」、「セックスのお悩み度」です。 からだや心についてなど、簡単な二択の質問が出てくるので、それに答えていくと診断結果を見ることができます。 その結果により、今自分が抱えているトラブルなどが分かる仕組みに。 人に言いにくく、ついつい後回しにしてしまうような悩みが、診断結果となって目に見えると安心することもありますし、自身では気がつくことが難しい身体の不調を発見するきっかけにもなります。 例えば50代のイメージが強い更年期ですが、実は35歳頃からプレ更年期が訪れるそう。診断により、なんとなく続く不調が実は更年期によるものかもしれないということがわかれば、対策もできるようになりますよね。 相談ができるサービスがあることが広まっていけば、一人で悩む方も減るのではないでしょうか。 公式サイト https://truly-japan.com/ 見た目も可愛い出産後のお助けグッズ「BodyICE Womanシリーズ」 オーストラリアのアイスパック専門店BodyICEから出たBodyICE Womanシリーズは、出産前後の女性のために作られた保冷、保温用パックです。 冷凍庫で冷やす、もしくはレンジなどで温めて使うことができ、繰り返し使用できるのが特徴です。 商品ラインナップは胸部用パックと会陰用パックの2種類。 胸部用パックは花のような形でバストの形状にフィットするように作られています。産後、乳房の張りや熱が気になる時には冷やしたパックでクールダウンを、逆に温めて使用すると乳管の詰まりや母乳の流れを良くすることができます。 会陰用パックは、会陰部を温めることにより出産時の会陰裂傷のリスクを下げることができ、産後は冷やして会陰の炎症や帝王切開の傷跡を冷やすこともできます。 身体にフィットするデザインとアイスパック専門店ならではの快適な使用感で、出産でからだが受ける大きなストレスを軽減してくれます。 公式サイト(英語) https://bodyice.com/  アメリカではコストコにも!骨盤底筋用グッズ「ケーゲルベル」 カラフルなイエローが印象的なケーゲルベルは、アメリカ生まれの骨盤底筋トレーニングアイテムです。 女性は出産や加齢で骨盤底筋の筋力が低下することにより、尿漏れ、骨盤底筋臓器脱、性機能障害などを起こします。 見逃されがちですが、こうした問題は多くの女性の産後の生活に大きな影響を及ぼし、悩みの種となっているのです。 使い方はとても簡単で、膣にボールを入れ、外側についているおもりで負荷を調整します。1日5分(週3回)のトレーニングで効果を実感することができるとのことでした。 当日来場していた開発者にお話を聞いたところ、驚くことにこのケーゲルベルは、アメリカではコストコで購入できるそう。コストコのベテランバイヤーからのオファーをきっかけに販売が決まったとのことでした。 このようなトレーニンググッズは日本では専門店での取り扱いが中心ですが、今後大手量販店などで気軽に入手できる日が来ることを期待したいと思います。 公式サイト(英語) https://www.kegelbell.com/ 加速するフェムテックの広がりでみんなが過ごしやすい社会に 出典:unsplash.com なかなか人に話せない月経や妊娠・出産や更年期などの悩み。症状は人それぞれであることから、明るみになることがなく、女性が社会で働く上で必要なケアが充分に行きわたっているとは言えません。 そんな中でも、前に比べて気軽に婦人科を受診する人が多くなっているなど、自らの健康のために行動する人が増えてきている風潮もあり、このようなフェムテックのイベントも開かれるようになっています。 今回紹介しきれなかったプロダクトの中にはLGBT向けのサービスやテクノロジーに基づいた女性ホルモン測定サービスなど、幅広い領域が紹介されていました。 日本でも2025年には2兆円規模の経済効果が見込まれていることからもわかりますが、フェムテックは、ますます脚光を浴びる分野となるでしょう。 女性も男性もフェムテックを通して、について理解を深めていくことでよりみんなが過ごしやすい社会になっていくのでは?そう実感させてくれるサービスやアイテムに出会えたイベントでした。

  • お店の人との会話が楽しい!二子玉川マーケットってこんなところ

    ここ数年人気が高まってきているマーケットやマルシェ。 買い物をする場としてだけではなく、生産者と直接会話ができるのが魅力のマーケットは、人々が交流を楽しむ「サードプレイス」として人々の生活を豊かにしています。 今回訪れたのは、おしゃれなショップが多く集まり、住みたい街として知られる東京都世田谷区の二子玉川。駅から直結の商業施設「二子玉川ライズ」で毎月開催されているマーケットが充実していると聞き、行ってきました。 ふたこ座マーケットとは ふたこ座マーケットは、平日に開催される日本でも最大級のストリートマーケット。作り手の顔が見える野菜や、ハンドメイドクラフトまで毎回60店舗以上が出展します。 マーケットの会場となっている駅直結の「二子玉川ライズ ガレリア」は、風が通り抜ける広々とした屋外の広場。 アクセスが非常に便利で、屋根があるので少しの雨程度なら気にせず楽しむことができそうです。 近隣には複数ショッピングモールもあるので、お買い物がてらマーケットに立ち寄るのもいいですし、平日開催なので仕事終わりに覗いてみるのもいいですね。 農家さんをはじめ、多岐にわたるジャンルの出店 平日の昼下がりでも人気 訪れたのは9月初旬。日差しはまだまだ暑いですが、通り抜ける心地よい秋風を感じる季節です。 今回は70店舗近くが軒を連ねており、会場は賑わいを見せています。駅近ということもあり、常に人通りはありました。 マーケットではずらりとお店が並びます。ジャンルは農産物をはじめとした食品がいちばん多い印象。焼き菓子やはちみつ、オリーブオイルなどの食品も充実しています。 栄養学生団体「N」は廃棄予定のカボチャを使用したパウンドケーキを販売していました。 フェアトレード商品を扱うアパレルブランドの「Smile Asia」の店先は東南アジアらしいエスニックテイストのカラフルな衣服が並びます。 食品はもちろん、植木や雑貨、ハンドメイドアクセサリーなど、新しいものと出会うことができ、見て回るだけでも十分楽しめます。 実際にお買い物をしてみました 気になるお店を発見! マーケットをじっくり見てまわっていると、変わった野菜が置いてあるお店があり足を止めました。 こだわりの減農薬栽培野菜・果物をセレクトしているという、野美屋(やおや)さんです。 普段は見かけない珍しい野菜が並んでおり、他のお客さんも立ち止まって見ていました。 今回買ってみたのはオクラ。ワインレッドの見た目の珍しさに惹かれて手に取りました。 もしもスーパーで見かけたとしても、「どうやって調理すれば良いのだろう?」、「味は普通のオクラと何か違いがあるのかな?」と思い、手に取りにくい野菜です。 そこで店主さんに色々聞いてみると、「味は普通のオクラと同じですよ!茹でると緑色になることと、表面の毛が少ないことが特徴だよ」ととてもフランクに教えて頂きました。 早速その夜茹でてみると、みるみるうちにきれいな緑色に変身!食べてみると、「こんなオクラもあるんだ!」と感動するほど、舌触りが良く美味でした。 なじみのない品であっても、出店者と直接コミュニケーションを取りながら購入することができる点はマーケットならではの魅力だと思いました。 マーケットへ行ってみよう! 会場を見てまわっていると、出店者同士が「あなたのお店、とてもステキね!あとで手が空いたタイミングでお買い物しに行きますね。」などと声を掛け合っている場面に出会いました。 また、出店者とお客さんが楽しそうに会話している様子を見て、単なる物の売り買いではなく、コミュニケーションが生まれるのがマーケットの魅力であることを再確認。昔ながらのご近所付き合いや商店街のような雰囲気は、温かい気持ちを思い出させてくれるものでした。 生産者と出会えるマーケットへ、あなたも足を運んでみてはいかがでしょうか。 【開催情報】 開催場所: 二子玉川ライズ ガリレア 開催日程: 毎月平日に定期開催 開催時間:11:00〜19:00 アクセス:二子玉川駅より徒歩 公式HP:https://www.rise.sc/futakoza/?cd=000003

  • 旅先がオフィスに?おすすめのワーケーション先と選ぶポイント

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、進んだ「テレワーク」という新しい働き方。オフィスで働くという従来のスタイルが、個人や社会の状況に応じて働き方や働く場所を決めるという新しいワークスタイルに変化しています。 今回は、テレワークの一つであるワーケーションについて。ワーケーションの滞在先を選ぶポイントと国内でおすすめの滞在場所をご紹介します。 ワーケーションとは 出典:unsplash.com ワーケーション(Workation)とは、仕事「Work」と休暇「Vacation」を組み合わせた造語です。オフィスや自宅を離れ、観光地や自然豊かな地方の町などにしばらく拠点をおき、リモートで仕事を行いながら休暇を楽しむワークスタイルを指します。 本来はフリーランスの方を中心に行われていたワーケーションでしたが、コロナ禍に入り、会社に出勤せずに働くリモートワークが急速に進んだことから、ワーケーションという働き方は多くの人や企業から注目されるようになりました。また、ワーク・ライフ・バランス(労働と生活のバランスがとれていること)という考え方が重要視されるようになったことも、ワーケーションの人気を加速させていると言えるでしょう。 ここ数年でワーケーション制度を取り入れる企業も増加し、日本経済団体連合会(経団連)も企業向けのワーケーション導入ガイドを発表するなど、その流れを後押ししています。ワーケーションの受け入れ先として助成金が充実している自治体も多く、働く人にとってワーケーションはチャレンジしやすいものになってきています。 ワーケーション先を選ぶポイント 出典:unsplash.com それでは、実際にワーケーションをしようと思ったときに、滞在先はどのように選べばよいのでしょうか。滞在先を選ぶ上で、おさえておきたいポイントをまとめました。 インターネット環境の質 ワーケーションをストレスなく行うには、まずはインターネット環境がきちんと整備されているかどうか確認することが大切です。Wi-Fiが安定して入るか入らないかで仕事の生産性が左右されます。特にWebミーティング等、同僚や取引先と会話する機会が定期的にあるという方は、相手の迷惑にならないように考えておきたいところです。口コミをチェックするなど、滞在先のWi-Fi環境は念入りに下調べしましょう。場合によっては、ポケットWi-Fiなどを期間限定で借りることも選択肢にいれましょう。 オフタイムのアクティビティ ワーケーション中の楽しみといえば、就労時間後や休日のオフタイムです。滞在先にどのようなアクティビティがあるのかをチェックしておくのは、モチベーションアップにも繋がります。海や山など自然に囲まれたい、ヨガなどで身体を動かしたい、その土地の歴史や文化を楽しみたい、など、どんなオフタイムが理想かを考えて、その理想にあった場所を選定しましょう! 自治体が設けるワーケーション事業支援制度 自治体によっては、地域活性化などを目的として、ワーケーション事業支援制度を設けているところがあります。「ワーケーション 自治体」で検索すると、どの自治体が取り組んでいるかがチェックできるので、自分の希望の過ごし方に合う場所があれば、制度を利用してみるのがおすすめです。逆に、制度のある自治体から選んで、なかなか自らは行かないようなところを選ぶのも一つの方法です。 経団連が公開している 企業向けワーケーション導入ガイド の事例集には、全国各地のワーケーション情報が掲載されていて、個人の方にとっても参考になります。 お試しワーケーションがあるなど、内容も自治体ごとに異なるので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。 おすすめのワーケーション滞在先3選 出典:unsplash.com 魅力的なワーケーション先が多数ある中で、今回はおすすめのエリアを3つピックアップ。ワーケーション先を選ぶときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。 神奈川県三浦半島エリア/海を見ながら仕事ができるロケーションが人気 東京から電車で1時間半に位置する神奈川県三浦半島エリアは、海のレジャーが楽しめることで人気です。近年は、ワーケーションプランを実施しているホテルも増えており、オーシャンビューの部屋で仕事ができるところも。仕事前に、海沿いをお散歩…なんてこともできますね。ホテルによっては温泉やグランピングも堪能できますよ! 【おすすめの宿泊施設】 ホテル京急油壺観潮荘(神奈川県三浦市) 和室でテレワークができるのがポイント。専用デスクも完備しており、オフタイムは畳の上でのんびりすることも。温泉をこころゆくまで楽しめます。 公式ホームページ ホテル京急油壺観潮荘 栃木県那須エリア/自然豊かな緑に囲まれてのんびりと過ごしたい方に 緑豊かな自然環境に囲まれて、心も身体もリフレッシュできるワーケーションが叶う那須エリア。天然温泉やおしゃれなカフェもあり、のんびり過ごせると人気の地域です。一方で、アクティブに体を動かせるトレッキングやアスレチックも充実。避暑地として人気の那須エリアは、暑い時期にもおすすめです。 【おすすめの宿泊施設】 那須高原 TOWAピュアコテージ(栃木県那須郡那須町) りんどう湖ファミリー牧場系列のオフィシャルホテル。コテージタイプからペット同伴OKの部屋、グランピングテントまで、複数の部屋タイプがあります。「ワーケーション長期滞在プラン」を展開しており、便利なケータリングメニューもあります。 公式ホームページ TOWAピュアコテージ 和歌山県南紀白浜エリア/日々の疲れも癒される、絶景リゾート! 和歌山県南紀白浜エリアは自治体がワーケーションに注力しています。現地に足を運びにくい方のために事前にリモート視察の機会を設けるなど、きちんと下調べをすることができます。美しい海や夕日を眺めながら仕事ができ、オフタイムもグルメやアクティビティが充実しています。 【おすすめの宿泊施設】 南紀白浜マリオットホテル こちらのホテルには、JALとタイアップした「ワーケーションデビュープラン」というものがあり、宿泊と航空券がセットのプランとなっています。リゾートならでは利点や特性を活かし、開放感あふれるラウンジが使えるワーケーション向けのプランや、アドベンチャーワールド入園券がついたプランを展開。テレワーカーを魅了する要素が満載のプランが豊富です。 公式ホームページ 南紀白浜マリオットホテル 快適な環境と充実のオフタイムが叶うワーケーション先を選ぼう 出典:pexels.com ここ数年で一気に認知度が上がり、全国各地どこでも行えるようになってきているワーケーション。ワーケーションの滞在先として、自治体をあげて力を入れているところや、ホテルのプランもたくさん出てきています。滞在する場所によって、海や川のレジャーや、山でのトレッキングなど、アクティビティも実にさまざま。Wi-Fiの質をはじめとした仕事環境はどうか、自身の希望に合った休暇が過ごせるかなど、十分に調べて、心も身体も満足するワーケーション先を選びましょう!                                                       

  • 【都内近郊18選】生産者に会えるファーマーズマーケットに行こう

    今、生産者と直接話して農産物を買える「ファーマーズマーケット」の開催が増えています。この記事では、都内近郊(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)で行われているファーマーズマーケットをピックアップ。週末の予定を立てるときにぜひ参考にしてくださいね。 ファーマーズマーケットのすすめ スーパーでは見かけないような珍しい種類の野菜や、有機栽培などこだわりの品が並ぶファーマーズマーケット。人と人とのつながりが希薄になっていると言われる現代社会で、直接農家さんと話しながら農産物を購入でき、地産地消のきっかけにもなるファーマーズマーケットが今全国で広がりを見せています。 生産者から直接購入することで、生産者は商品の魅力をしっかりと伝えることができ、消費者も安心して購入することができます。また、生産者ならではのレシピなどを教えてもらえることも。 今回は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県で開催されているマーケットをご紹介します。 関連記事:実はこんなにたくさん!地産地消のメリットとは こだわり野菜が目白押し。東京都のファーマーズマーケット 青山ファーマーズマーケット この投稿をInstagramで見る Farmers Market @UNU(@farmersmarketjp)がシェアした投稿 全国から出店者が集まる都内でも盛況のマーケット。こだわりの無農薬野菜に加えて、加工品やフードトラックなど、多様なお店が並びます。HPには土曜日、日曜日それぞれの出店者情報も記載されているので、事前にお目当てのお店をチェックしてみるのがおすすめです。 【開催情報】 開催場所: 青山・国際連合大学前広場 開催日程: 毎週末土曜日・日曜日 開催時間:10:00~16:00(7・8月はサマータイムとして17:00まで) アクセス:渋谷駅または表参道駅より徒歩 HP、SNS等:http://farmersmarkets.jp/ 歌舞伎座朝市 この投稿をInstagramで見る 歌舞伎座 朝市(@kabukiza_asaichi)がシェアした投稿 コロナ渦の銀座を活気づけようと、伝統を重んじる歌舞伎座が始めたマーケットです。新鮮な野菜が歌舞伎座の軒先に並びます。朝市という名称ですが、開催時間は日中ですので気軽に足を運べますよ。 【開催情報】 開催場所: 歌舞伎座正面向かって右側の木挽町通り 開催日程: 毎週木曜日 開催時間:11:00~17:00 アクセス:東銀座駅または銀座駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.kabuki-za.co.jp/event/kabukiza_asaichi.html 二子玉川ストリートマーケットふたこ座 この投稿をInstagramで見る 二子玉川ストリートマーケット ふたこ座(@hutakoza.info)がシェアした投稿 60店以上が並ぶ、国内最大級規模のストリートマーケット。農産物などの生鮮品から雑貨まで幅広いジャンルが並び、見て歩くだけでも楽しいマーケットです。最新の開催情報はHPをチェックしてくださいね。 関連記事:お店の人との会話が楽しい!二子玉川マーケットってこんなところ 【開催情報】 開催場所: 二子玉川ライズ ガリレア 開催日程: 毎月平日に定期開催 開催時間:11:00〜19:00 アクセス:二子玉川駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.rise.sc/futakoza/?cd=000003 ヒルズマルシェ この投稿をInstagramで見る マルシェ事務局(株)AgriInnovationDesign(@aid_marche)がシェアした投稿 【開催情報】 2009年から開催されている、都内でも老舗のマーケットです。都内や首都圏を中心とした農産物の出店が多く、どれも安心していただけるものばかり。たっぷりとお買い物を楽しむことができますよ。 【開催情報】 開催場所: アークヒルズ アーク・カラヤン広場 開催日程: 毎週土曜日 開催時間:10:00~14:00 アクセス:溜池山王駅、 六本木一丁目駅、神山町駅、赤坂駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.arkhills.com/hillsmarche/ YEBISU Marche (恵比寿マルシェ) この投稿をInstagramで見る NKB farm NKBマルシェ事務局(@oishiibaton)がシェアした投稿 「オーガニック&ナチュラル」をコンセプトに、開放感のあるガーデンプレイス内で2010年から開催しているマルシェです。人と環境に優しい食品が中心。マルシェを通じて様々なコミュニティを繋ぎ、サステナブルな地域づくりを目指しています。 【開催情報】 開催場所: 恵比寿ガーデンプレイス内ひろば 開催日程: 第2・第4日曜日 開催時間:11:00~17:00 アクセス:恵比寿駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.nkbmarche.jp/marche/yebisu-marche/ 大井町産直マルシェ 大井町駅の近辺で、開催される大井町産直マルシェは、週ごとに開催場所が変わり、出店者数が多ければ2会場で開催されることも。生産者の顔が見える安心マルシェ。両方の会場に足を運んで、生産者さんとの交流を楽しみたいですね。 【開催情報】 会場① 開催場所: 西口阪急大井町ガーデン前 開催日程: 毎月第2・4週目の土日 開催時間:10:00~18:00 アクセス:大井町駅より徒歩 HP、SNS等:https://ooimachi.tokyo/marche/info/ 会場② 開催場所: 東口ペデストリアンデッキ 開催日程: 毎月第1・3週目の土日(出店者数により、第2・4週目も開催) 開催時間:10:00~18:00 アクセス:大井町駅より徒歩 HP、SNS等:https://ooimachi.tokyo/marche/info/ 地元愛溢れる!神奈川県のファーマーズマーケット 横浜北仲マルシェ この投稿をInstagramで見る 横浜北仲マルシェ(@kitanaka.marche)がシェアした投稿 2015年から開催されている、地域に根差したコミュニティを目指すマルシェです。新鮮な地元野菜をはじめ、コーヒーやお酒を取り扱うお店など約40店舗。横浜ならではの食材が楽しめるのも特徴です。 【開催情報】 開催場所: 北仲ブリック&ホワイト 1F歴史広場 開催日程:毎月第3土、日曜日 開催時間:10:00~16:00 アクセス:馬車道駅、桜木町駅より徒歩 HP、SNS等:http://www.yokohama-kitanaka-marche.jp/ TERRACE マルシェ 地元神奈川県産の食材をはじめとした、全国のこだわりの食材が並ぶマルシェです。駅直結の商業施設で行われているので、アクセスも便利! 【開催情報】 開催場所: たまプラーザ テラス ステーションコート 開催日程: 毎月第1・3土曜日 開催時間:10:00~17:00 アクセス:たまプラーザ駅より徒歩 HP、SNS等:https://www.nkbmarche.jp/marche/terrace-marche/ 茅ヶ崎ストリートマルシェ この投稿をInstagramで見る 茅ヶ崎ストーリーマルシェ(@chigasaki_story_marche)がシェアした投稿 地元の建設会社が「地域の人とも交流を広めたい」と思い始まった地域密着型のマルシェです。規模は大きくないものの、茅ケ崎の魅力を存分に楽しめる、こだわりが詰まったマルシェです。午前中からオープンしているので、湘南エリアでの朝活にもいかがでしょうか。 【開催情報】 開催場所: 松尾建設株式会社 駐車場及びショールーム内 開催日程: 奇数月の第2土曜日 開催時間:9:00~14:00 アクセス:茅ヶ崎駅より徒歩 HP、SNS等:http://www.matsuo-story.com/ プラザ・マルシェ 地元・川崎の魅力を再発見することを目的に2022年2月に始まったマルシェです。次回の開催は、“川崎の「美味しい」と「楽しい」を発見しよう”がコンセプト。川崎市内の農家さんから野菜や果物を購入でき、ローカルフードも充実しています。 【開催情報】 開催場所: 川崎市民プラザ  開催日程: 不定期(次回2022年9月18日予定) 開催時間:10:00~15:00 アクセス:梶ヶ谷駅より徒歩または市バス溝の口駅南口行きで市プラザ下車 /溝の口駅・武蔵溝ノ口駅より市バス梶が谷駅行きで市民プラザ下車 HP、SNS等:https://www.kawasaki-shiminplaza.jp/event/detail?id=7945 HADANOわEARTH Market この投稿をInstagramで見る ⛰HADANOわEARTH Market🌎(@hadanowa.earth)がシェアした投稿 2022年春に初開催された、人と地球に優しい未来を目指し持続可能なライフスタイルを提案するサステナブルマーケット。 ゼロウェイストへの意識も高く、マイバックやマイカトラリーの持ち込みを推奨しています。不定期開催なので、最新情報はHPやインスタグラムをチェックしてみてくださいね。 【開催情報】 開催場所: 秦野市 開催日程:不定期開催 HP、SNS:https://www.hadanowa.com/ 充実の地元野菜。埼玉のファーマーズマーケット 市内産農産物プチマルシェ 地産地消を目指して、さいたま市役所農業政策課が主催する、市内産の農産物マルシェです。不定期で、市内2か所で行われています。とれたてのお野菜が手に入ります。最新情報はツイッターをチェックしてみてくださいね。 【開催情報】 開催場所: さいたま市役所本庁舎(1階東側玄関通路)、大宮区役所(1階氷川の杜ひろば) 開催日程: 不定期 開催時間:11:00~売り切れまで アクセス:浦和駅より徒歩またはバス(さいたま市役所)、 大宮駅東口より徒歩またはバス(大宮区役所) HP、SNS等: https://www.city.saitama.jp/004/001/003/002/p086011.html https://twitter.com/saitamanougyou みそのいち この投稿をInstagramで見る 美園人 -さいたま市美園ローカルメディア-(@misonobito)がシェアした投稿 浦和美園は、都市開発が進む一方で、豊かな農地も広がる地域。持続可能な都市農業を目的とし、コミュニティ形成の一環として始まったファーマーズマーケット。旬の地元野菜やそれらを使った加工品などに出会える地元密着型マルシェです。 【開催情報】 開催場所: 浦和美園駅改札前 開催日程: 各月最終金曜日15:00~19:00 開催時間:10:00~14:00 アクセス:浦和美園駅 HP、SNS等: https://www.misono-tm.org/udcmi/projects/362.html みぬマルシェ 2017年からさいたま市見沼区役所前にて毎月開催されているマルシェ。農家さんと直接会話することから地元の農業について理解を深め、地元をもっと好きになってほしいとの思いから始まりました。注目すべきポイントは、見沼産の農作物のみを扱っているところです。 【開催情報】 開催場所: 見沼区役所前 開催日程: 毎月最終水曜日 開催時間:11:00~13:00 アクセス:大和田駅より徒歩またはコミュニティバス「見沼区役所」下車 HP、SNS等:https://minumarche.com/ (ARTISAN)FARMES MARKET KAWAGUCHI この投稿をInstagramで見る (Artisan) Farmers Market(@artisan_farmers_market)がシェアした投稿 マーケット名の「ARTISAN」は、鋳物産業の町であった川口の「職人」からインスピレーションを受けています。新鮮なオーガニック野菜や食品、クラフト品などのショップが並び、生産者と会話しながらお買い物が楽しめます。ゼロウェイストの取り組みとしてマイ食器、マイバッグの持参を呼び掛けている他、マーケット内でもレンタルができます。 【開催情報】 開催場所: 大泉工場敷地内 開催日程: 毎月第2土日 開催時間:10:00~14:00 アクセス:バス停「梛木の橋」から徒歩 (川口元郷駅から徒歩約5分の「エルザタワー」より赤23 国際興業バス乗12分/JR赤羽駅東口 赤23 国際興業バス乗車12分/JR川口駅東口 川21 国際興業バス乗車13分) HP、SNS等: https://oks-afmk.com/concept/ 「おいしい」に出会える。千葉県のファーマーズマーケット あつまんべ市 この投稿をInstagramで見る 大多喜ハーブガーデン(@ootakiherbgarden)がシェアした投稿 ハーブガーデン内で行われているマルシェ。マーケット内には、千葉県内から集まった農産物や各種フードが並びます。ドックラン、ドックカフェも併設されているので愛犬と楽しむことも可能。ハウス内なので、雨天でも楽しめるのも嬉しいポイントです。 【開催情報】 開催場所: 大多喜ハーブガーデン 開催日程: 毎月第1・第3日曜日 開催時間:10:00~16:00 アクセス:茂原駅よりバス/いすみ鉄道大多喜駅よりタクシー HP、SNS等: https://herbisland.co.jp/free/atsumanbe いちかわごちそうマルシェ この投稿をInstagramで見る いちかわごちそうマルシェ(@ichikawa_gochisou_marche)がシェアした投稿 活気ある卸売市場で行われているマルシェ。季節の野菜はもちろん、伝統野菜や珍しい野菜にも出会え、生産者との会話を楽しめます。野菜や果物の選び方や、料理がおいしくなるひと手間が学べる、野菜ソムリエによるプチセミナーも必見です。 【開催情報】 開催場所: 市川地方卸売市場 開催日程: 毎月第2・第4土曜日 開催時間:9:30~15:30 アクセス:JR総武線本八幡駅、都営新宿線本八幡駅、東京メトロ東西線原木中山駅より徒歩/JR西船橋駅南口より京成トランジットバス(市川03系統)で市川警察署・市川地方卸売市場下車  HP、SNS等: https://ichimarche.com/ そでガーデン この投稿をInstagramで見る 袖ケ浦海浜公園(@sodegaura_kp.official)がシェアした投稿 海風が気持ち良い公園で行われているマルシェ。採れたての新鮮野菜が購入できます。毎月のテーマに合わせた出店ラインナップにも注目です。 【開催情報】 開催場所: 袖ケ浦海浜公園 第一駐車場脇 センターストリート 開催日程: 毎月第1土曜日 開催時間:11:00~17:00 アクセス:袖ケ浦駅から徒歩25分【車】館山自動車道市原ICから約20分/東京湾アクアライン木更津金田ICから約10分。 HP、SNS等: https://sodegaura-kaihinpark.com/event/20220726/ 週末は生産者に会えるお買い物を楽しんで 新鮮な野菜が購入できる都内近郊マルシェ18選をご紹介しました。どのファーマーズマーケットも個性豊かで、きっと素敵なお買物ができるはず。週末は、地産地消やプラスチックフリーなどエシカルなアイデアにも出会えるマルシェに、足を運んでみては。

  • 旅行好きの方必見。新しい旅のかたち「エコツーリズム」のすすめ

    いつもの旅と一味違った思い出に ここ数年、旅行先に自然豊かなところが選ばれる傾向にあるそう。さらに、このコロナ禍で3密を避けられる山や川、海といった場所が人気を集めています。そこで今注目したいのが、エコツーリズムという考え方。いつもの旅とは一味違った体験をしたい方におすすめのエコツーリズムについてご紹介します。 エコツーリズムとは 出典:pexels.com 環境省によると、エコツーリズムとは、「自然の営みや人と自然との関わりを対象とし、それらを楽しむとともに、その対象となる地域の自然環境や文化の保全に責任を持つ観光のありかた」とされています。訪れる先の自然や文化を満喫しながら、同時に環境や人に過度な負担をかけない持続可能な旅行、それがエコツーリズムの考え方です。 オーバーツーリズムがもたらす問題 出典:pexels.com 第二次世界大戦後、それまで富裕層だけに許されていた観光が、広く一般の人々の中で急速に広まりました。これをマスツーリズムといいます。そんなマスツーリズムの流れの中、観光客が過度に増えすぎてしまっている地域が増えてきています。観光地にたくさんの人が押し寄せた結果、自然環境の破壊や、遺跡や建築物の破損、混雑や渋滞による地域住民への悪影響などが問題になっているのです。 このオーバーツーリズムは世界中の多くの地域で問題となっていますが、日本でも京都や鎌倉などの人気の観光地は混雑や交通渋滞が常態化し、観光客の数は住民の数の何十倍になっています。残念ながらそのような旅行の傾向は、自然や地域住民に負担がかかってしまい、未来に向けて持続可能なものとは言えません。 国内で広まるエコツーリズム 出典:pexels.com そこで注目されているのがエコツーリズムです。 エコツアーには、山でのトレッキングをはじめ、海や川でのカヤッキング、動物や野鳥ウォッチングなどのアクティビティなどがあり、その種類も豊富です。 日本では1990年代から活動が活発になり、中でも沖縄県の西表島、鹿児島県の屋久島、長野県の軽井沢町、北海道の知床半島がエコツアーの先駆けとなりました。 エコツアーでは、ガイドが土地の自然や文化を熟知しているなど、自然や文化に対して十分配慮されたものになっているので、必要以上に環境に負荷をかけません。 山や川、その土地ならではの文化を満喫し、さらに一歩進んで、知識も深める。大切な自然や文化を未来へ残していこうというきっかけにもなり、いつもと少し違った思い出に残る旅が楽しめます。 エコツアーに参加する方法 エコツーリズムの考えに沿ったプログラムのことをエコツアーといいます。ガイド付きのエコツアーなどは、大手旅行会社でもパッケージで販売しています。 また、各地でエコツーリズムの協会が活動しているので、協会のサイトをチェックするのもおすすめです。 他にも、最近ではエコホテルが増えてきています。「エシカルホテル」や「サステナブルホテル」とも呼ばれますが、宿泊先にそのようなホテルを選択するのもひとつです。 エコツアーにおすすめの旅先3選 北海道 知床半島 北海道の東端、オホーツク海に面した知床半島は、斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる半島で、2005年には世界自然遺産に登録されました。地域をあげてエコツーリズムを推進しており、ガイド付きのエコツアーが充実しています。野生動物ウォッチングや流氷ウォーキング、トレッキングなど大自然を全身で感じられるツアーが満載です。 知床斜里町観光協 https://www.shiretoko.asia/list_guide.html知床ガイド協議会 https://www.shiretoko.guide/ 出典:photo-ac.com 徳島 上勝町 徳島市内から車でおよそ1時間のところにある、人口約1500人の上勝町。日本の原風景が残る自然豊かな町で、里山歩きなどの自然体験ができます。また町は、日本で初めてゼロ・ウェイスト(=廃棄物ゼロ)を宣言。現在ではごみの80%がリサイクルされており、町をあげて持続可能な社会に向けた取り組みがなされています。 「HOTEL WHY」は、町のウェイストゼロアクションが学べる新しいかたちの宿泊施設。廃材を利用した画期的な建築のホテルに宿泊しながら、暮らすようにサステナブルな町を体験できます。 上勝町ウェブサイト http://www.kamikatsu.jp/HOTEL WHY https://why-kamikatsu.jp/6 出典:photo-ac.com 青森県・秋田県 白神山地 「神々の住む森」と呼ばれる白神山地。1993年に屋久島と並び、日本で初めて世界遺産に登録されました。人の影響を受けていないブナの原生林に、多種多様な動植物が生息・生育しており、貴重な生態系が保たれています。白神山地では、ガイドと巡るエコツアーが充実。ウォーキングをはじめ、季節に合わせた山地ならではのアクティビティが楽しめます。 秋田白神ガイド協会 https://akita-shirakami-guide.jimdofree.com/ 出典:photo-ac.com エコツアーでこれからの旅をもっと豊かに コロナ禍で見つめなおされている自然との付き合い方、そして旅行の在り方。エコツーリズムの考え方を少しでも旅行にプラスすることで、今までにない感動的な出会いが待っているはずです。ぜひ次の旅行のキーワードにしてみてはいかがでしょうか。