SDGs週間とは?誰でもできる取り組み&2025年のSDGs週間イベントまとめ

今年もそろそろ、SDGs週間がやってきます。すっかり耳に馴染んだSDGs、日々の生活で意識的に何らかのアクションを実践している方も多いのではないでしょうか。

それでも人はふとした瞬間に、気が緩んでしまうもの。時々SDGsの大事さを思い出し、気持ちも新たに少し意識した行動を続けるために、毎年開催されるSDGs週間を紹介します。

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SDGs週間とは?

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SDGs週間(Global Goals Week:グローバル・ゴールズ・ウィーク)は、持続可能な開発目標の推進と、達成に向けた意識を高め、解決に向けた動きの加速を目的としたイベントが開催される期間のこと。Project Everyone、国連開発計画(UNDP)、国連財団(UNF)らによって2016年から始まりました。

SDGsは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。世界共通の目標として、貧困、飢餓、健康、教育、ジェンダー平等、水・衛生、エネルギー、働きがい・経済成長、インフラ、不平等、まちづくり、環境、気候変動、海の豊かさ、森の豊かさ、平和、パートナーシップの17項目が掲げられています。

SDGs週間はいつ?

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SDGs週間は、毎年9月下旬のおよそ10日間。国連総会の時期にあわせて設定されます。

2025年の開催期間は9月19日から28日。ニューヨークを中心に、世界各地でSDGsに関する様々なイベントやキャンペーンが開催されます。

期間中は、各国政府や国連広報センター、人権保護や教育支援、環境保護、気候変動といった課題に取り組むNPOやNGO、Global Goals Week賛同企業の活動発信が活発になります。ソーシャルメディアを含む、各メディアによるSDGs関連の発信も多くなるため、注目してみてください。

SDGs週間に何をするの?

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SDGs週間にはどのようなことが行われるのか、簡単に見ていきましょう。

まずニューヨークでは、テーマごとにシンポジウムやコンベンションが開催されます。各国の専門家や学識者、目標達成に向けた取り組みを行っている団体や企業が一同に会し、取り組み状況や結果を共有。それに基づく活発な議論が展開されます。

ニューヨーク以外の地域や国でも、行政や民間団体などによるパネルディカッションや啓発イベント、ワークショップなどが開催されます。そのほか、SDGsの取り組み内容やその効果を自社の公式サイトで公表するなど、企業独自の取り組みも盛んです。

SDGs週間の取り組み・イベントにはどんなものがある?

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ここでは、SDGs週間に開催が決定しているイベントを紹介します。

このところ、SDGs週間(Global Goals Week グローバル・ゴールズ・ウィーク)に限らず、自治体や教育機関、業界団体、企業が独自にSDGs週間を設定し、イベントなどを行うことも増えています。近くで開催されるイベントも、ぜひチェックしてみてください。

HAPPY EARTH FESTIVAL 2025

”しあわせがめぐる社会”の実現を目指し、人・地域・地球をつなぐ共創型フェスティバル。SDGs・エシカル・ウェルビーイングをテーマに、未来へのアクションに繋がる体験や出会いが盛りだくさん。

https://happyearth.jp/event/hef2025/preview

SENDAI SDGs WEEK 2025

仙台市民が無理なく実践できる新たな習慣を通じて、人と町の幸せな循環で持続可能な社会の実現を目指す、体験型イベント。公益社団法人仙台青年会議所主催、仙台市共催。

https://sdgs-week.jp

Global goals Week Events

国連本部のあるニューヨークで開催されるシンポジウム・コンベンションは、オンラインによる視聴が可能なものがいくつかあります。ライブ配信で同時通訳がないことも多いのですが、最前線で世界的な課題の解決に尽力している人々の話を直接聞くことができます。

https://globalgoalsweek.org

私たちにもできる!SDGs週間の小さなアクション例

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イベントに参加をすると、新たな出会いや体験を通してSDGsへの意識が高まり、行動を起こしやすくなります。ですが、イベントに参加できなくても、行動を起こすことはできます。誰もが無理なく、すぐにでもできる小さなアクションを、テーマごとに紹介します。

できること目標
食べ残しを減らす・食材を無駄にしないつくる責任つかう責任(目標12)、気候変動に具体的な対策を(目標13)
省エネ家電を選ぶ・エコな移動方法を選ぶ気候変動に具体的な対策を(目標13)
ごみを減らす・マイボトルを使うつくる責任つかう責任(目標12)、気候変動に具体的な対策を(目標13)
紙の使用をなるべく減らすつくる責任つかう責任(目標12)、海の豊かさを守ろう(目標15)
マイバッグ、マイボトルを使うつくる責任つかう責任(目標12)、海の豊かさを守ろう(目標14)

SDGs週間は何か一つでもアクションを起こしてみよう

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今年は、2025年日本国際博覧会(通称:大阪・関西万博)が開催されています。開催期間中、目標テーマに沿ったイベントなども行われることから、SDGsへの意識はますます高まっているようです。

毎日の生活のなかで意識して何かに取り組んでいる人も、これまであまり気にしたことがなかった人も、9月のSDGs週間をきっかけに、何か一つアクションを起こしてみませんか。持続可能な未来のために、まずは無理なく簡単にできることから始めましょう。

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この記事を書いた人

誰もが心豊かに生きられる未来を創造する経営コンサルタント。
建築設計⇒HR広告営業⇒障害者支援事業運営⇒行政事業執行⇒経営コンサルへ。
これまでの経験を通して知った日本文化の奥深さを、衣食住にまつわるストーリーにのせ海外に向けて発信中。

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