心が軽くなる!自己肯定感を高めたい時に読む本7選

自己肯定感が上がらず、悶々とした気持ちを抱えている方がいるかもしれません。そういった時には本を読んでみませんか。本の世界に記されているさまざまな価値観に触れることで、新たな考え方を知り、心軽やかに生きていくヒントを得られることがあります。

今回は、自己肯定感を高めたい時にぴったりの本を7冊紹介します。自分の心を軽くしてくれる一冊を探してみては。

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自己肯定感を高めたい時には本を読もう

自己肯定感を高めたい時、本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

心に優しく寄り添ってくれる本であれば、辛い気持ちが和らぐことがあるでしょう。また新たな価値観が得られる本であれば、一人では思いつかなかった考え方に出会い、生きやすくなることがあります。まずは自分がどういった本を求めているのか、心の中を覗いてみると良いでしょう。

自己肯定感を高めてくれる本7選

ここからは、自己肯定感を高めてくれる本を7冊紹介します。自分のお守りになるような一冊を、ぜひ見つけていってください。

『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』高尾美穂(著)/日経BP

『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』は、産婦人科医の高尾美穂氏が、悩める人たちの質問に丁寧に答えていく本書。例えば軽やかに生きるための考え方や、生活上の工夫など、人生をよりよいものに変えていくヒントが具体例を交えて書かれています。

著者は「自分を幸せにするのは自分しかいない」と言い、本書を見て小さなことからでも具体的に動いてみて欲しいと言います。

心が疲れている人たちのリアルな質問に答えているため、きっと共感できる悩みが見つかるはず。中でも、女性の体特有の悩みに対して、産婦人科医である著者ならではの回答は参考になるでしょう。モヤモヤを抱える女性に読んで欲しい1冊です。

『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』中島輝(著)/SBクリエイティブ

『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科』は、心理カウンセラーの中島輝氏によって書かれ、ベストセラーを突破した書籍。

本書は自己肯定感の認知チェックから始まり、自己肯定感を構成する6つの要素を紹介しています。また自己肯定感を高める5つのトレーニングや、自己肯定感を一瞬で高める方法についても紹介していて、自己肯定感について体系的に学べるまさに教科書のような一冊。

著者の中島氏によると、自己肯定感は無理に高めようとすると逆効果。自分以外の力を借りて、できることから少しずつ高めていくことが重要だと言います。本書を読んで、自分に合う自己肯定感を高めるトレーニングを見つけていきましょう。

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』Jam(著)・名越康文(監修)/サンクチュアリ出版

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』は、Xで累計50万リツイートされ、シリーズ累計発行部数38万部を突破した話題の漫画。SNSからリアルな人間関係まで、現代社会の悩みを解決する考え方のヒントをくれる1冊です。

SNSに書かれている悪口を自分のことに感じる、嫌な人や苦手な人がいる、いい人を演じて疲れる……誰もが一度は感じたことのあるモヤモヤから、ココロを守る64の考え方を教えてくれます。

本書はイラストを多用して書かれているため、読みやすい点も魅力。普段本をあまり読まない人でも、楽しく読み切ることができますよ。

『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎・古賀史健(著)

『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、心理学会の三大巨匠のひとりアルフレッド・アドラーの教えが書かれた一冊。アドラーは「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」と断言していて、本書には悩みを改善するための具体的な考え方が書かれています。また本書は哲学者と青年の対話形式で書かれており、読みやすく構成されていることもポイント。

「トラウマは存在しない」「劣等感は主観的な思い込み」など、一見強引とも思える内容ですが、読み進めていくとハッと気づかされ、納得できる考え方にたどり着けます。今までの価値観を変えたい人におすすめです。

『考えすぎてしまうあなたへ 心配・落ち込み・モヤモヤ思考を手放すセラピー』グウェンドリン・スミス(著)・小谷 七生 (翻訳)/CEメディアハウス

『考えすぎてしまうあなたへ 心配・落ち込み・モヤモヤ思考を手放すセラピー』は、不要な思い込みを取り除いて、心を軽くすこやかにするセラピー本です。不安障害やうつ病に繋がりかねない「考えすぎ」をテーマに、ティーンエイジャーの気分障害や不安障害を専門とする心理学者グウェンドリン・スミスがやさしく解説しています。

モヤモヤ・不安には、考え方のクセが隠れているそう。自分が何に悩み不安になっているのかを言語化して整理し、健康なメンタルを取り戻す方法を説明しています。

本書はイラストを用いて説明しているため、読みやすい点が魅力です。加えて、若者にも分かりやすい表現で書かれています。考え過ぎて生きづらさを感じている人は、一度本書を手に取ってみては。

『あやうく一生懸命生きるところだった』ハ・ワン(著)・ 岡崎 暢子 (翻訳)/ダイヤモンド社

『あやうく一生懸命生きるところだった』は、「心が軽くなる」と韓国で話題のベストセラーエッセイ。「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」とやりきれない気持ちを抱えていた著者が、40歳を目前にしてノープランで会社を辞め、一生懸命生きないと決めたお話。

「ムリしてやる気を出さない」「みんなに合わせない」「金持ちを目指さない」など、これまで全力で走り続けた著者だからこそ見えた、自分らしく生きるコツが書かれています。

表紙や文章の合間に、ほっこり癒されるイラストが描かれているのもポイント。文章からもイラストからも心を癒してくれます。

『誰にも何にも期待しない 行動力と幸福度を同時に高める練習』長倉顕太(著)/ソシム

『誰にも何にも期待しない 行動力と幸福度を同時に高める練習』は、「ネガティブな感情に縛られずメンタルを安定させる」「失敗を恐れずに行動力を高める」など、人生を前向きに歩むための方法が書かれた本。

イライラする、落ち込むなどのネガティブ感情は、自分や他人に期待していることが原因と考えられます。本書では、「自分への期待」「人への期待」「会社への期待」をはじめ、あらゆる期待をやめる練習に1つずつ取り組みます。メンタル安定を目指したい、行動量を増やして結果を出したいという人は、ぜひ読んでみて。

本の力で気持ちを上向きに

自己肯定感を高めたいときにおすすめの本を7冊紹介してきました。自己肯定感が下がっているときは視野が狭くなりがち。色々な世界を見ることで、今までの悩みが軽くなることがあります。

本の内容で実践できそうなことは、習慣にしてみると考え方が徐々に変わっていくかもしれません。また、共感した本は何度も読み返して、自分の価値観として根付かせていきましょう。色々な本に興味を持って、自分の心を軽くしてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

吃音症を持つフリーライター。生きづらい特性があっても自分らしく働けると身をもって証明する。沖縄旅行が生きがい。特に石垣島の自然や文化に感銘を受け年3回程訪れている。

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