• 楽しく始めよう!気軽にできるサステナブルアクション【外出編】

    地球にやさしい生活を送りたいと思っても、何から始めていいかわからず、ハードルが高く感じる方も多いのでは。今回は、エシカルライターである筆者が、実際に使っているものや行っているアクションをご紹介!自分自身がわくわくするアクションから、サステナブルライフを始めてみませんか? オシャレで機能性もGOODなマイボトルを持ち歩く 出典:pexels.com 外出先でペットボトルの水を購入したり、コーヒーショップで使い捨てのカップを使うシーンはよくありますよね。外出するときには、マイボトル持参を習慣化すると自分が出すゴミの量が減ることに驚きます!まずは大切にしたくなるマイボトルを探すことから始めてみませんか。筆者おすすめのマイアイテムを使った感想とともにご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 Stojoのタンブラー この投稿をInstagramで見る stojo日本公式アカウント(@stojo_japan)がシェアした投稿 ストージョはニューヨーク生まれのリユーザブルカップを主力としたブランドです。折り畳みが可能で、コンパクトに持ち運べるのが大きな特徴ですが、他にも愛用していて実感したメリットが2つありました。1つ目は、カップの内側に目盛りがついていることです。例えば、「BIGGIE / ビギー 470ml」の場合、カップの内側に296㎖、355㎖、414㎖、473㎖の4種類の目盛りが記載されています。自身でお湯の量などを調整するのも簡単ですし、カフェにstojoを持ち込んでドリンクを購入した時に、「このカップは目盛りがついているので提供する側としてとても助かります」と店員さんに声をかけてもらったことがありました。2つ目は、付属のストローの使い勝手の良さです。カップと同じシリコン素材のストローは、口当たりも優しくて飲みやすさも◎。少し太めのストローなので、クリーム入りのドリンクを飲むときなど、幅広いシーンで使用することができます。ストロー付きでない商品もあるので、事前に確認することをおすすめします。 Themosの魔法びん この投稿をInstagramで見る サーモス【公式】 THERMOS_k.k(@thermos_k.k)がシェアした投稿 会社や学校、お出かけの際にお家からお水やお茶を持ち歩っていくなら水筒が便利です。毎日使うからこそ機能性を重視したい水筒ですが、意外と見逃しがちなのが、お手入れのしやすさ。パッキンがいくつもついていて、外して洗うことがストレスになると、使用頻度が減ってしまいます。たくさん種類のある水筒の中でも魔法びんのパイオニア、サーモスの水筒は納得の使いやすさ。サーモスの魔法びんは、パッキンも取り外しが簡単なのでお手入れがとても楽。冷たいドリンクも温かいドリンクも一日中温度をキープしてくれるので、暑い季節や寒い季節にも大活躍間違いなし。使いやすさと洗いやすさを考慮した設計で、清潔にマイ水筒ライフを送ることができます。 お肉じゃなくても大満足。プラントベースフードを選んでみる                 出典:pexels.com 何を食べようか迷ったとき、お肉以外を選ぶ「ミートフリー」を実践してみませんか。牛肉をはじめとしたお肉は環境負荷が高いとされており、最近ではお肉に代わるプラントベースフードが増えてきています。例えば、・お弁当に何気なく入れていたお肉を、大豆ミートや厚揚げなどで代用してみる・コンビニでお弁当を買うときにも大豆ミートなどの植物性食材を使った商品を選んでみる・ミートフリーやヴィ―ガンメニューを提供するカフェやレストランを利用するなどが挙げられます。 お肉が無くても満足できる筆者おすすめのレストランは以下です。 Mr.FARMER この投稿をInstagramで見る ミスターファーマー(@mr.farmer_)がシェアした投稿 ミスターファーマーは、新宿や恵比寿などに店舗があるお野菜カフェです。ミートフリーメニュー以外も取り扱いがあるので、友人や家族も誘いやすいのが嬉しい点です。 ヴィーガンビストロ じゃんがら この投稿をInstagramで見る ヴィーガンビストロ じゃんがら(@veganbistro_jangara)がシェアした投稿 原宿(表参道)にあるヴィーガンビストロじゃんがらは、肉、魚、乳製品、卵不使用のメニューが充実しているレストラン。バーガーやラーメンなどのカジュアルなランチセットから、オシャレなディナーコースまで幅広いメニューが魅力です。 各地に増加中!お気に入りの量り売りショップを探す 出典:unsplash.com 買い物をしているときに、本来買うつもりがなかったのに「まとめ買い」や「お得な大袋」などの言葉に惹かれて購入してしまったことはないでしょうか。必要な物を必要な物だけ買うことは、ロスを最小限に抑えることができ、資源を大切に使うことに繋がります。最近増えてきている量り売りショップは、欲しいものを欲しい分だけ買えて、品質の高いものが多い印象。食料品など、量り売り購入ができるお店をいくつか紹介します。 Bio c' Bon (ビオセボン) 東京・神奈川で見かけることが多くなったパリ発オーガニックスーパー。ナッツ類やドライフルーツの量り売りがあり、とても美味。ヘルシーなおやつを欲しい分だけ購入したいときにおすすめです。 職人醤油 松屋銀座店 銀座にある醤油のセレクトショップで、日本各地から選りすぐりの醤油が集うお店です。購入時は店舗が用意している専用容器もしくは密閉できる容器を持参することも可能です。 続けられるアクションを見つけよう! 難しく考えなくても、サステナブルアクションは始められます。ご紹介した他にも、移動には公共交通機関や自転車、レンタサイクルを利用してみることなども簡単にできる取り組みの一つです。環境にやさしい生活を送るうえで大切なのは、楽しみながら行うなど続けられるように工夫すること。小さなところから未来に向けたライフスタイルを選んでみませんか。

  • 【2022年3月】週末行きたい!気になるイベントin関東

    「気になるエシカルなイベントをシェアしたい!」ということでrootusでは今月から、イベント情報をまとめてお届けします。今回は、2023年3月に関東で開催予定のイベントを集めました。「次の週末はどこへ行こうかな?」と考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。 ※事前に必ず各イベントのWEBサイトにて最新の情報をご確認ください。 Lifestance EXPO 品川・THE CAMPUSで出会う、「つくる。買う。選ぶ。の未来」 老舗からスタートアップまで、ものづくりにこだわる15ブランドが東京都港区にあるコクヨ「THE CAMPUS」に集結。「つくる。買う。選ぶ。の未来」をテーマにマーケットやトークセッション、ワークショップが開催されます。店頭に並ぶアイテムをただ買うのではなく、開発背景や想いが語られる座談会などを通して、ゆるやかに学び楽しみながら買い物ができる本イベント。実際にものづくりを体験できるワークショップなども充実しています。ここでしかできない買い物体験をぜひ! Lifestance EXPO開催日時:2023年3月24日(金) 13:00~19:00/25日(土) 10:00~18:00/26日(日) 10:00~16:30 ※雨天決行会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」〒108-0075 東京都港区港南1丁目8番35号入場料:500円 ※イベントで利用可能な「お買い物チケット500円」と交換URL:https://theparade.jp/expo2023/ WEHealth 2023 sponsored by エレビット 「ご自愛」をテーマにしたフェムテックイベントが原宿会場&オンライン配信にて開催決定! 毎年3月8日の「国際女性デー」に合わせて、女性のエンパワーメントを目的として女性のヘルスケア支援を行う株式会社ステルラが2023年3月11日・12日の2日間、LIFORK原宿&オンライン配信にて開催するフェムテック・ヘルスケアイベント。前回の7倍の会場規模となる本イベントは、最新のフェムテックアイテムやご自愛に関連するアイテムが出展の他、豪華ゲストも登壇するトークイベントや各種ワークショップも実施予定。多くの女性に支持されるイベントとなる予感です! WEHealth 2023 sponsored by エレビット開催日:2023年3月11日(土)・12日(日) 11:00〜19:00会場:LIFORK原宿 (WITH HARAJUKU3階)&オンライン配信〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 1-14−32入場料:無料(事前のチケット登録必須)URL:https://wehealth.co.jp/ FLOWER GARDEN 2023 横浜赤レンガ倉庫に、春の気分を彩るフラワーガーデンが登場。週末限定マルシェも。 開催17回目となる横浜の春の風物詩「FLOWER GARDEN」。今年のテーマは心身の健康を意味する“WELL-BEING”(ウェルビーイング)です。フラワーセラピーに基づいた柔らかく優しいパステルカラーの約20種類・2万株の花々と樹木や芝生のアースカラーが会場を彩ります。週末には、地産地消をテーマにしたマルシェやヨガなどのアクティビティも登場。他にも健康に配慮し地場野菜を使用したメニューのフードトラックや、音楽の生演奏などでリラックスした空間を楽しめます。最終日にはガーデンの花を来場者に配る予定で、ウェルビーイングとサステナブルを感じられるイベントです! FLOWER GARDEN 2023開催日時:2023年3月31日(金)〜4月23日(日) ※ライトアップ 17:30〜20:00(予定) ※雨天決行。荒天時は一部エリアを休業することがあります。会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港 1-1入場料:無料URL:https://www.yokohama-akarenga.jp/brickjournal/detail/77/ 3月5日はサンゴの日!サンゴフェスタ~サンゴ礁の恵みを知ろう~ サンシャイン水族館×沖縄県恩納村 サンゴの生態や環境問題について学べるフェスタ サンシャイン水族館ではサンゴについて知ってもらうことやサンゴの保全を目的に、恩納村漁業協同組合の協力のもと、2006年よりサンゴプロジェクトを実施。サンゴフェスタでは、サンゴの生態や、サンゴに迫る環境問題について学べる展示の他、サンシャイン水族館オリジナルすごろく「サンゴ礁の恵みゲーム」がもらえるサンゴクイズラリー、サンゴの特別ガイドツアーなど、子どもから大人まで楽しめるプログラム満載!ぜひ家族や友人を誘って参加してみては? 3月5日はサンゴの日!サンゴフェスタ~サンゴ礁の恵みを知ろう~開催日:2023年3月3日(金)〜4月2日(日)開催時間:(~3/17まで)10:00~18:00(3/18~)9:30~21:00 ※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり会場:サンシャイン水族館〒170-8630 東京都豊島区東池袋 3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上入場料:(~3/17まで)大人(高校生以上)2,400円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4才以上)700円 (3/18~改定)大人(高校生以上)2,600~2,800円、こども(小・中学生)1,300~1,400円、幼児(4才以上)800~900円  ※時期によってチケット料金が変動 ※サンゴガイドツアー・サンゴ教室は有料URL:https://sunshinecity.jp/file/aquarium/coral_project/

  • 始めるなら春から!ベランダでもOKのおすすめコンポストは?

    温かい日差しが感じられる日も増えてくる季節、家庭菜園をしている方や、家庭で何かエコなことにチャレンジしたい!という方におすすめなのがコンポストです。暖かい時期は、寒い冬場と違って、発酵や分解が進みやすくなります。生ゴミの処理の手間が省け、地球にも優しいコンポスト。今回は、狭いベランダでもチャレンジできるコンポストをご紹介します。 コンポストとは?   出典:pixabay.com コンポストとは、野菜くずなどの生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きにより発酵・分解させ、堆肥にリサイクルすることを言います。捨てられてしまうはずの生ごみは人間から見れば不要なものですが、土に還せば微生物やミミズにとっては恰好のごちそうとなります。 近年では環境意識の高まりなどから、一般家庭においても生ごみの活用に注目が集まっています。自治体や地域によってはコンポスト購入時の補助金制度があり、コンポストからつくられた堆肥を回収するなどの支援があるところも。これらのサービスをうまく活用すると、より低いハードルで自宅でのコンポスト導入が叶います。 コンポストが注目される理由 出典:pixabay.com 注目を集めるコンポストには、私たちにとって以下のメリットがあります。 家庭ごみやフードロスの削減に貢献できる 資源を有効活用できる 完成した堆肥を家庭菜園やガーデニングに活用する楽しみが生まれる 生ごみを捨てる手間がかからない コンポストは、地球にとっても優しいものです。生ごみには多くの水分が含まれており、焼却時により多くのエネルギーを必要としますが、生ごみを土に還すことでその負担を減らすことができます。行政にとっては、地域をあげて生ごみの焼却を減らしていくことで、税金でまかなわれる焼却費用の削減が期待できます。 おすすめコンポスト 庭がある一軒家に置いてあるイメージが強いコンポストですが、最近では集合住宅のベランダや室内に置けるタイプなど多様なニーズに答える製品が登場。都会の生活でも始められる、コンパクトで手軽なコンポストを3つ紹介していきます。 LFCコンポスト この投稿をInstagramで見る LFCコンポスト(@lfc_compost)がシェアした投稿 LFCコンポストは、バック型の容器が特徴的なコンポストです。1〜3ヶ月間生ごみの投入が可能で、虫を防ぐファスナーがついています。バッグは植木鉢として利用できるので、堆肥をつくり、そのまま野菜栽培などをはじめることができます。分からないことは専用コミュニティで相談できる体制が整っている点も魅力的。ガーデニングを始めたい人向けの「LFCガーデニングセット」を購入すればプランターなど必要な物がまとめて届くのでおすすめです。お届けサイクルが選べる定期便やオプションアイテムも充実しており、スムーズにコンポストライフを送ることができますよ。 商品リンク:https://lfc-compost.jp/productlist リブウェル キッチンコンポスト この投稿をInstagramで見る リブウェル◆生活雑貨メーカー(@livewell17)がシェアした投稿 リブウェルのキッチンコンポストは、室内に置いて使用できる密閉型のコンポストです。ボカシ肥と呼ばれるEM菌入りの発酵促進剤を用いることで、生ごみを堆肥化する仕組み。コンポストの中で発酵が進むと、「EM活性液」と呼ばれる抽出液が生成され容器前面の蛇口から取り出すことができます。EM活性液は希釈すると、家庭のお掃除に使うことができ、排水管をきれいにする効果も。また土壌を活性化させてくれるので家庭菜園にもおすすめです。コンポストから生まれる環境に優しい副産物なのです。密着性の高いフタで匂いが漏れにくく、おしゃれなデザイン性のコンポスト。集合住宅で屋外設置が難しい場合やキッチンで使用する場合にぴったりです。 Amazon商品ページ:リブウェル(Livewell) 家庭用 生ごみ処理器 キッチンコンポスト ボカシコンポスト (ホワイト) ミミズコンポスト一体型エコプランター ガーデンタワー この投稿をInstagramで見る Garden Tower Project(@gardentowerproject)がシェアした投稿 アメリカ生まれのガーデンタワーは、タワー型のプランターとミミズコンポストが一体化した究極のエコロジカルプランターです。「都市部でも有機野菜をつくることができる環境や、自然と親しむきっかけつくりをしたい」という想いからつくられたコンポストは、新聞紙半分ほどの省スペースに置けるのにもかかわらず、最大50苗が植え付け可能!土の微生物と、ミミズ(別売り)の力で生ごみを堆肥化するエコフレンドリーな仕組みで、使い方は、中央のチューブの部分に生ごみとミミズを入れて定期的な水やりをします。容器下部の受け皿に生成される液体肥料はプランターに利用すると栄養豊富な植物を育てることができます。コンポストと同時に多くの野菜やハーブを育てたい方、循環型のヘルシーな生活を目指す方は、ぜひガーデンタワーにチャレンジしてみては? 商品リンク:https://www.gardentowerproject.jp/ 意外と簡単!コンポストライフを始めてみよう 出典:unsplash.com 始めてコンポストに挑戦したい人向けに、3つのコンポストを紹介しました。今回取り上げたものはすべて電気を使わないエコロジカルなタイプです。敷居が高い、使い方が難しそうなどの心理的なハードルがある方も、おしゃれで簡単なコンポストで始めてみれば、意外と難しくありませんよ。この春からコンポストのある暮らしで、エコでヘルシーな生活をスタートさせてみませんか。

  • 量り売り初心者におすすめ!エコストアのリフィルステーションを体験

    必要な物を必要な分量だけ購入できることから、サステナブルなライフスタイルを送る人から人気急上昇中の「量り売り」。中でも、洗濯洗剤や食器洗い洗剤などを販売するエコストアの量り売りは、システムがわかりやすく、試しやすいことから量り売りを始めてみたいという方にもおすすめです。 「量り売りってどうやって購入するの?」「料金システムや注意点が知りたい」 今回は、そんな疑問を解決すべく、実際にエコストアのリフィルステーションにて洗剤と量り売りを体験してきました。 ナチュラルな日用品が人気のエコストア 「ecostore(エコストア)」は、ニュージーランドの自然豊かなエコビレッジ生まれのデイリーケアブランドです。代表的な商品は、天然由来の研磨剤や洗浄剤が特徴の「トゥースペースト」やSNSでも話題の「ファブリックソフナー(柔軟剤)」など。安全性が高くトレーサビリティの取れた原料を使用している点や、動物実験を行わない姿勢などから信頼のおけるブランドとして世界的に知られています。 少量から購入可能。エコストアのリフィルステーション エコストアでは、CosmeKitchenやBiopleの一部店舗や提携店舗などでほしい分量だけ購入できるリフィルステーションを設置しています。エコストア製品や手持ちの空容器を持ち込み、そこに欲しい分だけ洗剤やボディソープなどを詰め替えて購入できるというシステムで、50g~10g単位で購入可能です。一度しか使われることのないプラスチックごみを削減していきたいという想いから始まったエコストアのリフィルステーション。今では、仕事帰りに買って帰る方や大きな容器を持ち込んでまとめ買いする方まで、様々な人が利用しているそうです。 エコストアで実際にリフィルステーションを利用してみた 今回訪れたのは、直営店や提携店を含め約50店舗あるエコストアのリフィルステーションの中でも充実した品揃えのエコストア アトレ恵比寿店。JRの駅直結の商業施設の中にあるので、とてもアクセスが良く、仕事の行き帰りや買い物ついでに立ち寄ることができます。店舗によって商品ラインナップは異なりますが、エコストア アトレ恵比寿店では以下の商品を取り扱っています。 ラインナップ一覧ランドリー ランドリーリキッド(ユーカリ) / ランドリーリキッド(ゼラニウム&オレンジ) / ランドリーリキッド(無香料) / デリケート&ウールウォッシュ(おしゃれ着用) / ファブリックソフナー(シトラス)ディッシュウォッシュ ディッシュウォッシュ(グレープフルーツ) / ディッシュウォッシュ(レモン) / ディッシュウォッシュ(無香料)ボディウォッシュ ボディウォッシュ(ジャスミン&マヌカハニー) / ボディウォッシュ(ローズ&ゼラニウム) / ボディウォッシュ(バニラ&ココナッツ)ハンドウォッシュ ハンドウォッシュ(レモングラス) / ハンドウォッシュ(ミント&マヌカハニー) / ハンドウォッシュ(バニラ&ココナッツ) / ハンドウォッシュ(無香料) / フォーミングハンドウォッシュ(ピンクグレープフルーツ&ミント)出典:ecostore リフィルステーション 取り扱い店舗により、取り扱い商品や在庫状況が異なるため、訪れる際はHPなどを確認してください。 来店前の準備 エコストア アトレ恵比寿店のリフィルステーションには、リフィル購入用の容器は用意がありません。そのため容器を持参します。エコストアでは、エコストア製品の空ボトルはもちろん、自宅にある空ボトルの使用もOK。お手持ちの容器を持ち込む場合は、ペットボトルなどフタがしっかり閉まる容器を選びましょう。 筆者が持ち込んだ容器はこちらの2つ。左から使わなくなった水筒と、入浴剤の入っていた空容器 購入までの流れは? それでは購入していきましょう。 お店に来店したら、まず欲しい商品と分量を店員さんに伝えます。どの商品にしようか迷っていたところ、店員さんに以下の柔軟剤と食器洗い洗剤をおすすめしてもらったので、そちらに決めました。 ファブリックソフナー シトラス(衣料品用柔軟剤) 121円(税込)/100g ディッシュウォッシュリキッド グレープフルーツ(台所用食器洗剤)    77円(税込)/100g 店員さんに容器を渡し、持ち込んだ空容器の重さを量りでゼロに設定してもらったら、ボトルにリフィルし、量を確認。料金を計算して、製品情報が印字されたラベルが発行されるので受け取り、最後にお会計という流れです。作業はすべて店員さんが行ってくれるので、商品を決めてお会計するだけ。とても簡単です。 購入後は『#ecostorerefill』のハッシュタグをつけてSNSに投稿してみては? リフィルステーションを利用してわかった!おすすめポイント3つ 今回リフィル体験をしてみて、わかったことがあります。 ①商品について店員さんに相談しながら購入ができる 購入する際は、実際の使用感など気になるポイントを教えてもらうことができます。 持ち込み容器の受け渡しなど、対面形式のリフィルステーションだからこそ、気軽にコミュニケーションを楽しみながら購入することができます。 ②初回の購入でもOK 「詰め替え商品」と聞くとエコストアで購入したことのある人のみが対象と思われがちですが、エコストア製品のボトルを持っていない場合でも手持ちの容器を持参すればどなたでも購入が可能です。 ③商品情報が印字されたラベルがもらえる リフィルステーションで購入した商品には、成分表示や使用上の注意などが印字されたラベルがもらえます。洗濯洗剤なども記載されているので安心です。 リフィルステーションと言えばこれ!人気商品3種 最後に、リフィルステーションの人気商品を教えてもらいました。初めての購入で迷われている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 ランドリーリキッド <ユーカリ>  88円(税込)/100g  あまり見かけないユーカリの香りの洗濯洗剤が人気。成分やパッケージへのこだわりはもちろんのこと、しっかりと洗浄力も兼ね備えている点もポイントだそう。 ファブリックソフナー <シトラス> 121円(税込)/100g  柔軟剤は、定番のシトラス系。シリコン不使用で吸水性を失いにくく、素材本来の肌触りをキープできるのが特徴です。 ディッシュウォッシュ リキッド シリーズ 77円(税込)/100g  洗濯洗剤などと同様に、28日間で生分解される界面活性剤を使用。弱酸性のため、洗浄力を保ちながら手肌への優しさにも優れた特徴を持った商品。 リフィルのメリットは? リフィルステーションを利用することは、環境やわたしたちの暮らしにどのようなメリットがあるでしょうか。 まず一つ目に、本当に必要な量のみ購入できます。使い切れる量だけを購入できるので、ロスが生まれにくくなります。また、お試しで1回分を購入できるので、使用感を確かめることができます。 他にも、お得な料金設定でチャレンジしやすく継続しやすい点が挙げられます。パッケージ製品を購入した場合に比べて、家庭ゴミが減り、自分自身も暮らしやすくなるといった点もリフィルステーションのメリットと言えるでしょう。 洗剤も「マイ容器」でエシカルにお買い物しよう! 環境に優しい方法で日用品を購入したいと考えたとき、まず思いつくのは「詰め替え用パックを購入すること」だと思います。詰め替え用パックもポピュラーな選択肢ですが、海外ではリフィルステーションのようにパッケージフリーで洗剤などを購入できる場所も増えてきています。 日本ではまだ珍しいため、興味があってもなかなか購入に踏み切ることができないかもしれません。筆者自身もリフィルステーションの存在は以前から知っていたものの、周囲で利用している人がいない、情報が少ないなどの理由から利用するハードルが高い印象がありました。しかし今回初めてリフィル購入を体験し、「特別な買い物ではなく、日常的に継続していくことができそう!」と率直に感じました。しかも少量でも、パッケージ商品よりリフィル商品を購入する方がお得なのです。容量の詰め替えパックを置いておく必要がなく、自宅の収納スペースに空きができ、すっきりと暮らせるメリットがあることもうれしい発見でした。 エコストアでは、リフィルステーションの店舗拡大に加え、シャンプーなどもリフィル販売をスタートしていくとのこと。量り売り以外にも、輸送環境コストを抑えることができる濃縮洗剤の普及を目指すなど、新たな取り組みも行っていくそうです。 SDGs、サステナブルがうたわれる時代の中で、何か地球に良いことをしてみたいけど、実際何から始めたら良いかわからない、という人も、エコストアのリフィルステーションはハードルが低く、始めやすいアクションのひとつです。みなさんも一度店舗に足を運び、店員さんと相談しながらリフィル購入を体験してみてはいかがでしょうか。 【ショップ情報】エコストアアトレ恵比寿店東京都渋谷区恵比寿南1丁目6−1 アトレ恵比寿西館2階エコストア公式HP:https://ecostore.jp/リフィルステーション - エコストア:https://ecostore.jp/Page/contents/2017/refillstation.aspx

  • 都内のお出かけならここ!SDGsが学べる最新スポット

    今、楽しくSDGsを学べるスポットが増えています。中にはSDGsに特化した施設もあり、アートやゲームを通して世界の現状を知り、地球の未来について考えることができます。今回は、SDGsについても学べる都内の施設を4箇所ご紹介します。子どもはもちろん、大人も楽しいスポットでSDGsに触れてみませんか。 SDGsとは SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。2015年に国連サミットで採択された17のゴール、169のターゲットをもとに、2030年までに持続的かつよりよい世界を目指す国際目標です。貧困や飢餓をなくすことや、環境保護、クリーンエネルギーなどの課題を解決しながら誰一人取り残さない世界を目指します。 ITOCHU SDGs STUDIO この投稿をInstagramで見る ITOCHU SDGs STUDIO(@itochu_sdgs_studio)がシェアした投稿 ITOCHU SDGs STUDIOは、伊藤忠商事運営のSDGs発信スポットです。様々なブースがあり、サステナビリティやジェンダーなどSDGsに関する展示会も随時開催されています。またエシカルな商品を扱うセレクトショップ、エシカルコンビニもあり、最新のエシカルアイテムを購入することができます。 見どころ ・DOME 施設内の中庭中央には、SDGsをテーマとしたアートやインスタレーションを展示。様々なアーティストやクリエイターとコラボレーションしたアートを通じて、SDGsについて考えられる場所になっています。 ・KIDS PARK 2022年夏にオープンした未就学児から小学校3年生までの子どもに向けた新施設。大きく4つのエリアで構成されており、海洋プラスチックを題材とした内容廃材を利用したアート体験などを通して、遊びながらSDGsに触れることができます。利用無料、要予約。 ITOCHU SDGs STUDIO 住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden営業時間:11:00-18:00休館日:毎週月曜日 ※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館HP:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/index.html#sdgsStudioArea JICA地球ひろば 開発途上国への国際協力を行うJICAが運営するJICA地球ひろばは、世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感することができる施設。発展途上国の現状や国際協力などに関して学べる場として、修学旅行生も多く訪れています。1階の体験ゾーンの展示は4か月に1回テーマが変わり、安全保障やSDGsに関しての展示などが行われています。 見どころ ・地球ナビ 1階に新たに誕生した、世界の課題を知ることができる大画面と球体LEDディスプレイ。来場者はタッチパネルを自由に操作でき、SDGs 17ゴールの中から、「貧困」「教育」「水と衛生」など9つのゴールについて、クイズや数字から学べる仕組みになっています。 ・食のゾーンJ’s Café 施設のイベントに合わせて発展途上国のメニューを提供する食堂。各国の大使館の料理長直伝の珍しい郷土料理や、売上の一部が発展途上国の子どもたちの給食に充てられるメニューは、JICAならでは。また、フェアトレードの食品や雑貨も購入でき、食の観点から発展途上国の文化に触れることができます。 JICA地球ひろば 住所:東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内) 交流ゾーン利用時間:9:00~21:30休館日:年末年始(12月29日から1月3日)、その他別に定める日(施設検査日等) 体験ゾーン開館時間:10:00から18:00休館日:毎月第1・3日曜、その他別に定める日 J's Cafe営業時間:11時30分から14時(平日)ランチタイム:11時30分から14時(平日)休業日:土曜日、日曜日、祝日、その他別に定める日(貸し切り営業日等) HP:https://www.jica.go.jp/hiroba/index.html 日本科学未来館 画像提供:日本科学未来館 日本科学未来館は、お台場エリアに位置する国立の科学館です。先端科学技術と人とをつなぐための拠点として開館しました。臨場感あふれる3D映像が魅力のドームシアターは、宇宙や物理学に関するオリジナル映像作品を楽しむことができます。また、常設展では地球環境、生命、ロボットなど先端の科学技術を体験しながら学ぶことができます。最近は、科学を学ぶ場としての役割だけでなく、未来をつくる実験場「Mirai can」をスローガンとし、SDGsの達成に向け新たな取り組みを始めています。 見どころ ・未来逆算思考(3階) 50年後に暮らす子孫たちにどのような地球を贈ることができるのかをゲーム形式で考える展示。残したいと思う「50年後の地球」を、それぞれ8種類ある中から1つ選び、それを次世代に受け継いでいくために、さまざまな課題を乗り越え、ゴールまで届けます。理想の地球を実現していくために必要な科学技術やライフスタイルを考えるきっかけになります。 日本科学未来館 住所:東京都江東区青海2 -3-6営業時間:10:00~17:00休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)HP:https://www.miraikan.jst.go.jp/ 港区立エコプラザ この投稿をInstagramで見る 港区立エコプラザ(@meco_ecoplaza)がシェアした投稿 港区立エコプラザは、港区浜松町にある環境について理解を深めることができる環境学習施設です。脱炭素型社会、自然共生型社会、循環型社会、SDGsをテーマとし、港区在住・在勤・在学の人向けに講座を開催。環境関連の書籍や常設展示、自由に利用可能なワーキングルームなども完備されており、家族みんなで学びを深めることができます。 見どころ ・イベント 施設では、ワークショップ、セミナー、映画上映などバラエティに富んだイベントを多く開催しています。例えば「田舎でのライフスタイルを知り、持続可能な暮らしについて考えるセミナー」や、「間伐材を使った箸と箸置き作りのワークショップ」など、環境問題にいて考えるきっかけになるイベントが目白押しです。 港区立エコプラザ 住所:港区浜松町1-13-1営業時間:9:30~20:00休館日:毎月第4月曜日(第4月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/29~1/3)HP:https://minato-ecoplaza.net/ SDGsを体験しながら楽しく学ぼう! 今回は、行政の施設から企業が運営する施設まで、都内でSDGsを学ぶことができるスポットをご紹介しました。SDGsを学ぶ、と聞くと堅苦しいものをイメージしがちですが、体験やイベントを通して楽しくSDGsを学ぶことができるスポットが次々と誕生しています。次の週末には、友人や家族を誘ってSDGsが学べる施設へ足を運んでみませんか?

  • 不要コスメ、どうしてる?プラスコスメプロジェクトに参加してみた

    みなさんは、不要になったコスメはどうしていますか。まだ使うことができるコスメはなかなか捨てることができずに、ずっと取っておいてしまっている方も多いのではないでしょうか。 PLUS COSME PROJECT(プラスコスメプロジェクト)では不要となったコスメを回収し、画材やクレヨンへアップサイクルする活動を行っています。個人からも不要になったコスメを受け付け中で、不要コスメが実際にどのように生まれ変わるのかご自身で見てもらいたいとの思いから、回収対象のコスメを5点以上送るとお礼にミニクレヨンをもらうことができます。 関連記事:行き場のないコスメの救世主。プラスコスメプロジェクトが描く「クリエイティブな循環」 今回は、実際に不要となったコスメをプラスコスメプロジェクトに送ってみました。気を付けることや実際に送られてきたクレヨンについて詳しくレポートします。 今回送るコスメはアイシャドウなど計8点 今回筆者が送付した不要コスメは、パレットアイシャドウ2点、単色アイシャドウ1点、カラーリップ5点の計8点です。プレゼントで頂いてあまり使う機会がなかったり、使いきれずに使用期限が過ぎてしまったりして、コスメポーチの奥に長い間眠っていました。どれももう使うつもりがないのに、捨ててしまうには何だか罪悪感があり行き場を失ってしまったコスメばかりです。 回収の対象商品は? プラスコスメプロジェクトのコスメ回収に協力したい場合、「どんなコスメを受け付けてくれるの?」「気をつけた方が良いことは?」などの疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。ここでは、回収の対象になるコスメや、注意点など詳しく見ていきます。 回収の対象となるコスメ パウダーファンデーション、粉おしろい、パウダータイプアイシャドウ、パウダータイプチーク、パウダータイプフェイスカラー、ノーズシャドウ、アイライナー、リップライナー、アイブロウ、口紅 ※スキンケア商品、リクィッドやクッションファンデ、クリームタイプのファンデーション、リップグロス、ティント系リップ、透明リップ、透明口紅、マスカラは対象外 注意事項など ・不要コスメはそのままの状態または取り出して中身のみを送付してもOK ・配送費用は自己負担 ちなみに現在は回収対象外ですがリクエストの多いリキッドファンデーションについては、アップサイクル開発中とのことでした。どんな商品ができるのか楽しみですね! コスメを梱包して配送 回収に送りたいコスメを選定したら、送付へと進んでいきましょう。 主な流れは、以下になります。 1.公式サイトの申込フォームより必要事項を記入し、送付案内のメールを受け取る 2.コスメは容器に入ったままか中身を出して小分けにするか、いずれかの方法で梱包する 3. 送付方法に指定はないため送るコスメの量などに合わせて発送方法を決定する 筆者はジッパー付きの袋にコスメを入れ、A4サイズの封筒で、郵便局から発送しました。 約1か月後、ミニクレヨンが送られてきました! 不要コスメを送付してから約1か月後、自宅にピンク色のミニクレヨンが送られてきました。一見すると普通のクレヨンのようですが、ほんのり化粧品の香りが漂ってきました。 クレヨンを手に取ってみると、行き場を失っていたコスメがアップサイクルされたんだという実感がわいていきます。また、同時にこのようなプロジェクトに参加でき嬉しくなりました。 試し描きをしてみると、柔らかく、普通のクレヨンと遜色ないような書き心地。 そして写真では中々伝わりづらいのですが、太めの線や塗りつぶした部分にはコスメならではのラメが控えめにきらっと光ります。「本当にコスメメイドなんだ…!」と実際に使ってみたからこそそれを実感できる瞬間でした。 不要コスメのアップサイクルでワクワクする未来へ コスメの廃棄は、メイクをする人であれば誰しもが関係のある問題です。古くなってしまった、使い切ることができなかったという経験がある方がほとんどだと思います。今までは、「廃棄されるのは仕方ない」という風潮だった不要コスメですが、そんなコスメに新しい命を吹き込むプラスコスメプロジェクトは、まだ使えるものを循環させる新しい選択肢です。使わないコスメを見つけたら、ぜひプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか。 PLUS COSME PROJECT(プラスコスメプロジェクト)https://www.pluscosmeproject.com/

  • 人のための社会づくり。日本と世界の都市のソーシャルデザイン事例

    みんなが住みやすい社会を作っていくためのソーシャルデザイン。近年国内外で、人にフォーカスした社会づくりや街づくりが活発になっています。今回は、国内・海外から注目のソーシャルデザイン事例をピックアップ。もともとあった場所をどんな世代の人でも使えるようにバリアフリーにすることでみんなが集まれる場所へとリニューアルしたり、人と自然が共存できる場所を作ったりと、アイデアに溢れた場所がどんどん増えてきています。各地でどんな取り組みが進んでいるのか見ていきましょう。 関連記事:https://rootus.net/article/1490 日本のソーシャルデザイン事例3選 アーティストが提案する憩いの場「HIROPPA」(長崎県波佐見町) この投稿をInstagramで見る 有限会社マルヒロ(@maruhiro.hasami)がシェアした投稿 「HIROPPA(ヒロッパ)」は、磁器づくりの歴史がある波佐見町に拠点を構え、波佐見焼の食器や雑貨を販売する企業、マルヒロが2021年10月にオープンした複合施設です。敷地内には国内外のアーティストが手がける作品が点在しているのが特徴です。芝生をメインとした公園を中心とした施設には、コーヒーショップやマルヒロの直営店、キオスクを併設。ベビーカーや車椅子でも回れるよう、バリアフリーの通路を完備するなど、老若男女どんな人でも楽しめるコミュニティースペースとなっています。また、子どもたちに自由に遊びを楽しんで欲しいとい願いから、公園には一般的な遊具はあえて設置していません。廃棄予定の波佐見焼を利用した白い「砂浜」など、気軽に地域の伝統に触れられる工夫が随所に施されています。 マルヒロ公式サイト https://www.hasamiyaki.jp/ HIROPPA公式サイト https://hiroppa.hasamiyaki.jp/ 子どもも大歓迎のくつろげる空間にリニューアル(滋賀県立美術館) この投稿をInstagramで見る 滋賀県立美術館SMoA(@shigamuseum)がシェアした投稿 1984年に開館した滋賀県立近代美術館。時代の変化に合わせて、敷居の高いイメージだった美術館から、どんな人も広く受け入れる「くつろげる美術館」を目指し、大幅な改修を経て、2021年6月に滋賀県立美術館としてリニューアルオープンしました。ガラス張りの大きな窓から光が降り注ぐ、明るいキッズスペースには様々な空間設計がされています。琵琶湖をイメージしたという柔らかなフォルムのプレイマットの傍に本棚を設置し、遊びながら自然にアートと触れ合うことのできる仕掛けを施したり、椅子と机は低めにすることで乳児~小学生までの使用を可能にしています。また、授乳室のあるファミリールームやファミリートイレも完備。大人の楽しむ場所のイメージが強い美術館が、幅広い年代の集う空間へと生まれ変わりました。 公式サイト https://www.shigamuseum.jp/ 企業と警察が一緒に課題を解決(広島県尾道市) おのみちサイクルポリス隊員が,サイクルイベント「グラン・ツール・せとうち2022」で,参加者に法令遵守と交通事故防止を呼びかけました。5月は「自転車マナーアップ強化月間」です。交通ルールの遵守とマナーの向上を目指しましょう。「自転車も ルールを守る ドライバー」【#尾道警察署】 pic.twitter.com/dsQpTLojkh— 広島県警察(公式) (@HP_maplekun) April 27, 2022 広島県尾道市は、しまなみ海道のサイクリングの拠点となっており、レンタサイクルやサイクリストのための施設などが充実する「サイクリストの聖地」。コロナ以前は年間30万超のサイクリストが訪れていましたが、来訪者の一部にはマナーやモラルに欠ける行為もあり、地元住民を悩ませていました。尾道サイクリング協会は、2017年10月、事故防止とマナー啓発に役立てて欲しいとの願いを込めて、尾道署へポリス特別仕様の自転車5台を寄贈。フラットバーを採用したハンドルや、誘導灯、サイドミラーを装備するなど警察官が使いやすいデザインとなっていて、坂道の多い尾道でも乗りやすいよう設計されています。高い機能性を備えた自転車でパトロールする「サイクルポリス隊」は、尾道のまちづくりを支えるシンボル的存在です。 海外のソーシャルデザイン事例3選 使われなくなった街の電話ボックスを現代風にアップグレード(中国・上海) スマートフォンの普及により現代人には馴染みの薄い存在になりつつある公衆電話。上海では、使われずに街の中でスペースを取っていた公衆電話ボックスを、誰もが使えるスペースに改修する取り組みが行われています。目に飛び込んでくるのはビビッドなオレンジに塗りつくされた内装。かつての電話ボックスは個室タイプですが、再生後は歩道側の壁をなくし、誰でも座れるパブリックスペースに生まれ変わりました。イス、テーブルにフリーWi-Fiと充実の設備で、カフェさながらのつくりに。公衆電話の機能を残しながらも、現代にマッチしたスペースは街の人たちに有効利用されています。 公式サイト https://100architects.com/project/orange-phonebooths/ 人々が気軽に集まれる都市型デザインの移動式空間(チェコ) この投稿をInstagramで見る KOGAA(@kogaa_studio)がシェアした投稿 都市は華やかで活気がある一方、人々の孤立も生む一面も合わせ持っています。チェコのデザイン事務所が提案するのは、都市空間の活用されていないスペースに「移動式」のパブリックスペースを作り、街を活気づけるアイデアです。屋根のない円形型の移動式建築「AIR SQUARE」にはベンチが備え付けてあり、人々の憩いの場として活用され、イベントやファーマーズマーケットとしても使用可能。上部リングにはヒートアイランド対策として熱を和らげる効果がある他、夜間には照明の役割を担い、街の安全性に貢献します。どんな人も気兼ねなく使えるようにバリアフリーに設計されています。 公式サイト https://www.kogaa.eu/projects/air-square 野鳥とサステナブルを体験する宿泊施設(スウェーデン・ハラッズ) この投稿をInstagramで見る Treehotel(@treehotel)がシェアした投稿 Biosphereは野鳥保護を目的としてスウェーデンの宿泊施設「Treehotel」内に作られた客室です。ホテルのコンセプトはサステナビリティと自然環境を楽しむこと。総数340個の鳥の巣箱が、木の上に建てられた客室を360度ぐるっと囲むように設置され、客が鳥たちの住まいにお邪魔させてもらっているかのようなユニークなデザインに。鳥たちの生息地で暮らす体験を通して、サステナビリティへの新たな知見を得ることができ、人々の癒しにも繋がります。 公式サイト https://treehotel.se/en/rooms/the-biosphere 世界的に広がりをみせるソーシャルデザイン 国内外のソーシャルデザイン事例を紹介しました。世界的にも人が暮らしやすい街づくりは注目されており、さらには自然保護も掛け合わせて、新たなアイデアが次々と誕生しています。より良い社会を作るのに欠かせないソーシャルデザイン。みなさんもぜひ身の回りのソーシャルデザインを探してみませんか。

  • 行き場のないコスメの救世主。プラスコスメプロジェクトが描く「クリエイティブな循環」

    洋服の大量廃棄問題は耳にすることも多くなりましたが、実は同じく深刻なのがコスメの廃棄です。洋服と同じく、流行などに左右されやすいコスメは、使いきれずに捨てられてしまうケースも珍しくありません。 今回は、“コスメを通じてクリエイティブな循環を実現させたい”そんな想いのもと、不要になった化粧品を回収し画材として新たに生まれ変わらせる取り組みを行う、PLUS COSME PROJECT(プラスコスメプロジェクト)を取材しました。 コスメのアップサイクルとは? 子どもたちによる自由で想像力豊かなアート。これは、コスメから作られた画材を使って描かれた作品です。コスメが元から持っている色味や質感を生かすことで、画材として魅力あるものに生まれ変わります。捨てられるはずだったものが新たな価値を持ち、生まれ変わるというコスメのアップサイクルは、まだ使えるものを再利用することで廃棄を減らすことはもちろん、コスメの廃棄問題を広く知ってもらうという大きな役割を担っています。 プラスコスメプロジェクトのアンケート調査によると、女性80名のうち6割が化粧品を使いきれずに捨てた経験があると回答。コスメの廃棄問題は、私たちにとって身近な問題なのです。 始まりは化粧品の大量廃棄に疑問を持ったこと 「化粧品の廃棄問題を知ったのは、以前化粧品会社に勤務していた時でした。中身が残ったままの化粧品が大量に廃棄されていくのを見て、化粧品業界のサステナビリティを考えるようになりました。自分自身もコスメのテスターやサンプルをどのように処分したらよいか困っていたんです。」そう話すのは、プラスコスメプロジェクト代表の坂口翠さん。当時、スキンケア化粧品のボトルをリサイクルする動きはあったものの、コスメそのものをリサイクルするという選択肢はなく、不要になったたくさんのコスメが行き場を失い、廃棄になっていたのです。 坂口さんは、化粧品業界の環境問題やサステナビリティを学ぶために、大学院へ入学。化粧品リサイクルなどの研究をスタート。2012年には、メイクアップコスメを画材へアップサイクルするプラスコスメプロジェクトの活動を開始しました。 プラスコスメプロジェクト代表の坂口翠さん 活動を行っていてよく聞くようになったのが「余ったコスメを廃棄することができず、とても困っていた。このように再活用してもらえると嬉しい」という人々の声です。協力企業からも「廃棄するものなので是非とも活用してもらいたい」と賛同の声が上がっています。 コスメならではのカラー。アップサイクルクレヨンができるまで プラスコスメプロジェクトのアップサイクルはメイクアップコスメを集めることから始まります。個人で不要になったコスメの他に、化粧品メーカーや商業施設、団体からも不要コスメを回収。回収したコスメはまず、容器から残っている化粧品を取り出します。それを色ごとに分別し、蜜蝋などの材料と混ぜ合わせ、クレヨンが出来上がります。メイクアップコスメが持っているラメなどの質感もそのままクレヨンに引き継がれるので、これまでのクレヨンとは違った色味を楽しむことができるのが特徴です。また、アップサイクルクレヨンは安全認証機関でも安全テストを受けているので、安心して使用することができます。 アートを楽しむことがコスメの廃棄問題を知ることに繋がる プロジェクトでは、アートイベントやアーティストへの画材提供を行い、アート活動をサポートする取り組みも行っています。他にも地域密着型の化粧品店で、不要コスメから絵具を作るワークショップなども開催。クリエイティブな時間を楽しんでもらいながら、コスメの廃棄問題についても知ってもらいたいという思いがあります。プラスコスメプロジェクトは、不要になってしまったコスメとアートを楽しむ人々をつなぎ、コスメのサステナビリティ意識を広める役割も果たしているのです。 プラスコスメプロジェクトの見つめる未来 これまで受注制作がメインでしたが、今プラスコスメプロジェクトでは、クレヨンを販売する計画が進んでいます。坂口さんが2012年にプロジェクトを開始したときに思い描いていたものが現実のものになっているそうです。コスメを回収してからクレヨンが完成するまで全てを手作業で行っているため、回収量が多いときは製作が追い付かないという苦労もありながら、坂口さんは活動に確かな手ごたえを感じています。「コスメを廃棄することに悩んだり、罪悪感を抱く人も少なくありません。そんな中でプロジェクトに取り組んでいると、行き場のないコスメを再活用してもらえることに感謝され、想いに賛同してくれる方も多くいらっしゃいます。国内外のアートイベントで活用されている報告や、応援の声が大きな原動力となっています。」また、コスメを捨てるのに罪悪感を持っている人のためにもなりたいと話します。 「ご縁があって手元にはやってきたものの、どうしても使うことができず、不要になってしまった残ったままの化粧品。その化粧品が新たな形で再利用されれば、手放す際の“小さなわだかまり(ストレス)”も少し軽くなるのではないでしょうか。それは心の中の健やかさや美しさにもつながっていくのではないかと思っています。」 プラスコスメプロジェクトは、誰でも簡単に参加することができます。「現在は郵送でも不要コスメ回収を受け付けておりますので、是非ともご一報ください! 皆様の代わりにアップサイクルさせて頂きます。また画材提供先として不要コスメで作品を描いてくださるアーティストさんも随時募集しております。今後この活動が必要なくなった時は、本当の意味で化粧品のサステナブルな仕組みが実現したときだと思っております。」 ポップアートアーティストへ画材を提供した際、廃棄されるはずだったコスメが画材として絵画に変化していく様子を見て、感動を覚えたという坂口さん。アーティストへの提供を通じて日本のサスティナブルアート文化を盛り上げていきたいこと、絵本作家と協力し子どもたちと一緒に地球環境を考える絵本を製作したいことなど、坂口さんは色彩豊かな未来を描いています。 <編集後記> コスメを使いきることができず廃棄した経験や、ポーチで眠ったままにしている方は多いのではないでしょうか。筆者にもそんな経験があり、不要になったコスメの活用方法があることを多くの方に知ってもらいたいという思いから今回プラスコスメプロジェクトさんを取材させて頂きました。コスメを使う人々や企業、アーティスト、子どもたちを巻き込みながら、不要コスメから始まる循環の輪はますます広がりを見せてゆくでしょう。10年目を迎えたプラスコスメプロジェクト。今後の活動にも期待したいと思います! 【PLUS COSME PROJECT】公式サイト https://www.pluscosmeproject.com/Instagram公式アカウント https://www.instagram.com/pluscosmeproject/

  • ゼロウェイストに挑戦!都内の量り売りショップ5選

    量り売りとは、食品や日用品など欲しい分だけ購入できるシステムのことです。必要な量を買えば、無駄がなく、ロス削減に繋がります。また、容器を持ち込んでリユースすることで、ゼロウェイストを実現できます。 今都内でもこの量り売りのお店が続々と増えてきています。それぞれ取り扱っている商品も異なり、こだわりの品を置いているところも。今回は、ビギナーさんも気軽に楽しむことができる、都内のおすすめショップを紹介します。 スーパー顔負けの品揃え「nue by Totoya(ニュ バイ トトヤ)国分寺店」 この投稿をInstagramで見る nue by Totoya 国分寺店【量り売り】(@nue.by.totoya)がシェアした投稿 日本初のゼロ・ウェイストスーパーとして京都に本店を持つ斗々屋(ととや)の姉妹店。量り売りのライフスタイルを広めていきたいという想いでスタートし、店内にはオーガニック食品からワイン、日用品、エコ雑貨などが揃います。中でも食品は充実しており、味噌、油、調味料、パスタ、乾物、ナッツ、ドライフルーツ、スイーツなど、自宅で必要になる基本的なものはほとんど手に入ります。ゼロウェイストを実現するため容器持参を推奨していますが、店舗で布袋などを購入することもできます。スーパーに行く感覚で気軽に立ち寄れる量り売りショップです。 nue by Totoya国分寺店公式HP https://www.nuebytotoya.com/ ナチュラルな日用品を必要な分だけ「ecostore(エコストア) アトレ恵比寿店」 この投稿をInstagramで見る エコストア(@ecostore.jp)がシェアした投稿 エコストアはニュージーランド生まれの、人にも環境にも優しいサステナブルな日用品ブランド。恵比寿の店舗ではリフィルステーションを設け、量り売りを推進しています。エコストアの空ボトル、もしくは自宅にある容器に入れて購入することができます。洗濯洗剤、食器洗い洗剤の他、ボディウォッシュやハンドソープ類まで幅広く取り扱いがあるので、まとめて数種類をリフィル購入すると便利です。100ml単位と少量から購入できる点や、通常のボトル入り商品よりお得な価格設定である点も魅力的です。 ecostore公式HP https://ecostore.jp/リフィルステーション詳細 https://ecostore.jp/Page/contents/2017/refillstation.aspx 関連記事:量り売り初心者におすすめ!エコストアのリフィルステーションを体験 こだわりのある商品が魅力「FROM NOW ON...(フロムナウオン)」 この投稿をInstagramで見る FROM NOW ON...(@fromnowon__shop)がシェアした投稿 フロムナウオンはナチュラルなコスメや古着など扱う、東京自由が丘にあるセレクトショップです。洗濯・食器洗い洗剤やドライフルーツ、ハーブティー、はちみつなどを量り売りで購入することができます。商品はどれもフェアトレードで、なるべくゴミを出さないように仕入れたものばかりです。容器は持ち込みまたは店舗オリジナルリターナブル瓶に入れてもらう方法で購入することができます。店名ロゴがあしらわれたおしゃれなデザインのオリジナルリターナブル瓶は、ギフトとしてもおすすめです。贈った人と量り売りの話題になりそうですね。 FROM NOW ON...公式HP https://www.fromnowon-official.com/ 風味豊かなナッツに出会える「Groovy Nuts(グルーヴィナッツ)」 この投稿をInstagramで見る Groovy Nuts(@groovynuts)がシェアした投稿 日本初のナッツ専門店として中目黒と鎌倉にお店を構えるグルーヴィナッツは、栄養効果が高いナッツを種類豊富に取り揃えています。店主自らが世界各地の生産地へ足を運びセレクトしたという約40種類の量り売りナッツは、すべて均一価格で50グラムから購入することが可能。馴染みのないナッツも多いので量り売りで試してみるのもおすすめです。どのナッツも今までにないほど濃厚で一粒でも満足感が得られます。お気に入りのナッツを見つけて、楽しいナッツライフを送ってみませんか。 Groovy Nuts公式HP https://groovynuts.jp/ 楽しく量り売りを体験「Choci Tokyo(チョキ東京)」 この投稿をInstagramで見る CHOCI TOKYO | チョキ東京(@chocitokyo)がシェアした投稿 チョキ東京は、四谷にあるチョコレートボール専門店。チョコレートボールというのは、チョコレートとドライフルーツ・ナッツ・キャラメルポップコーンを使用したスイーツのこと。品質の高いチョコレートとナチュラルな素材を厳選したチョコレートボールは、美味しいだけでなく、添加物・保存料・着色料フリーなのも嬉しい点です。キッチンメイドのチョコレートボールが並ぶ店内は、独創的でフォトジェニック。外国のお店のようなカラフルなチョコレートは見ているだけでもワクワクしてきます!毎日使うようなお店ではないですが、量り売りを楽しく体験することができるのが魅力です。家族や友人を誘って遊びに行ってみたくなるようなショップですよ! Choci Tokyo公式HP https://chocitokyo.jp/ 量り売りで「必要なモノを必要な量だけ」買おう!  実際、お得だと思って購入した大容量の商品も実はあまり必要がなかった、という経験をしたことがある方も多いのでは。自分の使いたい分量だけ購入することができる量り売りは、パッケージフリーを実現するだけではなく「本当に必要なモノって何だろう?」と生活を見直すきっかけにもなります。ぜひ自宅の近くで量り売りショップを見つけて、利用してみてくださいね!

  • 買い替えるならサステナブルに!エコな洗濯洗剤5選

    普段どのような基準で洗濯洗剤を選んでいますか。今回は、排水として流しても環境に優しい洗濯洗剤をピックアップ。次に買い替えるときの参考にしてみてくださいね。 その洗濯洗剤、人と環境に優しい…? 出典:pexels.com 広く普及している合成洗剤に使用されるのが、石油を原料とした界面活性剤。その界面活性座は河川や海に流れ込むと、生態系に悪影響があることが懸念されています。 「下水処理場を経由すれば、合成洗剤であってもきちんと分解されるのでは?」と考えられがちですが完全に除去することは難しいと言われています。そこで大切になってくるのが、洗剤を使用した後の排水が微生物などによって、水や二酸化炭素等の無機物に分解されるかどうか(=生分解性が高いかどうか)です。 私たちの生活と洗濯は切っても切り離せないですよね。頻繁に使う洗濯洗剤だから、どのようなものを使ったら環境や人への負担が少ないのか、考えてみることが大切ではないでしょうか。 そこで今回は、環境にも肌にも安心して使える洗濯洗剤をまとめてみました。 エコな洗洗剤、おすすめブランド5選         SARAYA「ヤシノミ洗濯洗剤凝縮タイプ」 この投稿をInstagramで見る ヤシノミ洗剤(@yashinomi_official)がシェアした投稿 「ツインパワーノ二オン」(ヤシの実由来)を主成分としており、高い洗浄力がありながら、手肌への優しく、小さな子どもがいる家庭にも最適。排水は微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解されるのに加え、繊維に洗浄成分が残りにくいので、すすぎは1回でも大丈夫で水の使用量も少なくて済みます。 また、本体ボトルの一部に再生プラスチック、詰替用の袋の一部にバイオマスプラスチックを使用し、持続可能なパーム油の生産の手助けもしています。 SARAYAの製品は食器用洗剤やハンドソープなど、他のラインナップも環境と人のことを考えて作られているので、トータルで揃えるのもおすすめです! SARAYA公式HP https://www.yashinomi.jp/ シャボン玉せっけん「シャボン玉スノールボトル」 この投稿をInstagramで見る シャボン玉石けん【公式】(@shabondama_soap)がシェアした投稿 蛍光増白剤・香料・着色料・酸化防止剤・LASなどの合成界面活性剤を使用していない無添加の液体洗濯石けん。石けんの場合、排水は素早く水と二酸化炭素に分解されるので、環境に優しいのが特徴です。洗い上がりは、ふんわりと柔らかいので柔軟剤は使う必要がありません。皮膚アレルギーテスト、皮膚刺激テスト済みなので、肌の弱い方や赤ちゃんにも使えるのが嬉しい点です。 また、洗濯洗剤や柔軟剤は、使っている本人が好む香りでも、周辺の人に強すぎる香りで「香害」を引き起こしてしまう場合があります。そのような被害を出さないためにも、シャボン玉石けんのような無香料の洗濯洗剤がおすすめです。 シャボン玉石けん公式HP https://www.shabon.com/ がんこ本舗「海へ…Step」 この投稿をInstagramで見る common style(@commonstyle.shop)がシェアした投稿 海洋タンカーの事故処理研究から生まれた洗濯用洗剤。特徴はなんと言っても、すすぎが0回でも大丈夫な点です。使用後は汚れを再付着させない技術でこの「すすぎなし」を実現しました。すすがないとなると肌への影響も心配ですが、アレルギーテストやパッチテスト、スティンギングテスト(かゆみやヒリヒリ感を確認するテスト)を行っています。界面活性剤量は一般的な洗剤の1/7に抑え、生分解性の高さも証明されており、さらには排水パイプの気になる詰まりや異臭も解決しくれるという優れもの。防災グッズ大賞2021「生活用品部門 審査員特別賞」を受賞しており災害用の備蓄としてもおすすめです。 がんこ本舗公式HP http://www.gankohompo.com/ エコストア「ランドリーリキッド ウルトラパワー」 この投稿をInstagramで見る エコストア(@ecostore.jp)がシェアした投稿 ニュージーランド生まれのエコストアから新しく登場した、強い洗浄力と子どもにも使える優しさを兼ね備えた洗濯洗剤。 環境に優しいのに高い洗浄力を持つ秘密は、5種類の植物由来の酵素にあります。この酵素が、汗や泥汚れ、油を含む食べ物のシミなど様々な汚れにアプローチ。植物やミネラル由来の原料でありながら、しっかりとした効果を実感できます。 またエコストアは、動物実験をしていないクルエルティフリーを宣言。パッケージにもリサイクル可能なシュガープラスチックとリサイクルプラスチックの混合ボトルを使用する他、空き容器を回収するなど、トータルで環境や動物、人に優しい製品を提案しています。パッケージもおしゃれでギフトセットもあるので、贈り物にもぴったりです。 エコストア公式HP https://ecostore.jp/ SOMALI「洗濯用液体石けん」 この投稿をInstagramで見る 木村石鹸🧼創業98年の石鹸メーカー(@kimurasoap)がシェアした投稿 大正13年創業の歴史ある木村石鹼が展開する「SOMALI」シリーズから出ている洗濯用液体石けん。生分解性に優れているとされる純石けんをメインに、泡立ちや使いやすさも追及。優しさと使いやすさを両立した最適なバランスで成分が調整されています。配合されるオレンジオイルは、できるだけ自然に近い状態のものを使用しているので、爽やかで自然な香りが特徴。衣類への洗剤残りが少ないので赤ちゃんの肌着にも使うことができます。 木村石鹼では、昔ながらの釜焚き製法を守り続け、純石鹼の伝統を次の世代へと受け継ぐ活動も行っています。 木村石鹼SOMALI商品ページ https://www.kimurasoap.co.jp/product_category/somali 洗濯は、地球にもあなたにも優しい時代に 70年代以降、強い洗浄力とその利便性から石油由来の合成洗剤が一般家庭に広く普及しました。 しかし、排水による環境汚染や生物多様性への影響に加え、化学物質によるアレルギーの発症者が増えていることから、最近は肌に優しいサステナブルな洗濯洗剤が注目されています。ご紹介したようにエコでサステナブルな洗濯用洗剤にも、それぞれの強みや特徴があります。 お気に入りの1本を見つけ、毎日の洗濯を見直すことで、環境に配慮するアクションをはじめてみませんか。

  • 楽しく始めよう!気軽にできるサステナブルアクション【外出編】

    地球にやさしい生活を送りたいと思っても、何から始めていいかわからず、ハードルが高く感じる方も多いのでは。今回は、エシカルライターである筆者が、実際に使っているものや行っているアクションをご紹介!自分自身がわくわくするアクションから、サステナブルライフを始めてみませんか? オシャレで機能性もGOODなマイボトルを持ち歩く 出典:pexels.com 外出先でペットボトルの水を購入したり、コーヒーショップで使い捨てのカップを使うシーンはよくありますよね。外出するときには、マイボトル持参を習慣化すると自分が出すゴミの量が減ることに驚きます!まずは大切にしたくなるマイボトルを探すことから始めてみませんか。筆者おすすめのマイアイテムを使った感想とともにご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 Stojoのタンブラー この投稿をInstagramで見る stojo日本公式アカウント(@stojo_japan)がシェアした投稿 ストージョはニューヨーク生まれのリユーザブルカップを主力としたブランドです。折り畳みが可能で、コンパクトに持ち運べるのが大きな特徴ですが、他にも愛用していて実感したメリットが2つありました。1つ目は、カップの内側に目盛りがついていることです。例えば、「BIGGIE / ビギー 470ml」の場合、カップの内側に296㎖、355㎖、414㎖、473㎖の4種類の目盛りが記載されています。自身でお湯の量などを調整するのも簡単ですし、カフェにstojoを持ち込んでドリンクを購入した時に、「このカップは目盛りがついているので提供する側としてとても助かります」と店員さんに声をかけてもらったことがありました。2つ目は、付属のストローの使い勝手の良さです。カップと同じシリコン素材のストローは、口当たりも優しくて飲みやすさも◎。少し太めのストローなので、クリーム入りのドリンクを飲むときなど、幅広いシーンで使用することができます。ストロー付きでない商品もあるので、事前に確認することをおすすめします。 Themosの魔法びん この投稿をInstagramで見る サーモス【公式】 THERMOS_k.k(@thermos_k.k)がシェアした投稿 会社や学校、お出かけの際にお家からお水やお茶を持ち歩っていくなら水筒が便利です。毎日使うからこそ機能性を重視したい水筒ですが、意外と見逃しがちなのが、お手入れのしやすさ。パッキンがいくつもついていて、外して洗うことがストレスになると、使用頻度が減ってしまいます。たくさん種類のある水筒の中でも魔法びんのパイオニア、サーモスの水筒は納得の使いやすさ。サーモスの魔法びんは、パッキンも取り外しが簡単なのでお手入れがとても楽。冷たいドリンクも温かいドリンクも一日中温度をキープしてくれるので、暑い季節や寒い季節にも大活躍間違いなし。使いやすさと洗いやすさを考慮した設計で、清潔にマイ水筒ライフを送ることができます。 お肉じゃなくても大満足。プラントベースフードを選んでみる                 出典:pexels.com 何を食べようか迷ったとき、お肉以外を選ぶ「ミートフリー」を実践してみませんか。牛肉をはじめとしたお肉は環境負荷が高いとされており、最近ではお肉に代わるプラントベースフードが増えてきています。例えば、・お弁当に何気なく入れていたお肉を、大豆ミートや厚揚げなどで代用してみる・コンビニでお弁当を買うときにも大豆ミートなどの植物性食材を使った商品を選んでみる・ミートフリーやヴィ―ガンメニューを提供するカフェやレストランを利用するなどが挙げられます。 お肉が無くても満足できる筆者おすすめのレストランは以下です。 Mr.FARMER この投稿をInstagramで見る ミスターファーマー(@mr.farmer_)がシェアした投稿 ミスターファーマーは、新宿や恵比寿などに店舗があるお野菜カフェです。ミートフリーメニュー以外も取り扱いがあるので、友人や家族も誘いやすいのが嬉しい点です。 ヴィーガンビストロ じゃんがら この投稿をInstagramで見る ヴィーガンビストロ じゃんがら(@veganbistro_jangara)がシェアした投稿 原宿(表参道)にあるヴィーガンビストロじゃんがらは、肉、魚、乳製品、卵不使用のメニューが充実しているレストラン。バーガーやラーメンなどのカジュアルなランチセットから、オシャレなディナーコースまで幅広いメニューが魅力です。 各地に増加中!お気に入りの量り売りショップを探す 出典:unsplash.com 買い物をしているときに、本来買うつもりがなかったのに「まとめ買い」や「お得な大袋」などの言葉に惹かれて購入してしまったことはないでしょうか。必要な物を必要な物だけ買うことは、ロスを最小限に抑えることができ、資源を大切に使うことに繋がります。最近増えてきている量り売りショップは、欲しいものを欲しい分だけ買えて、品質の高いものが多い印象。食料品など、量り売り購入ができるお店をいくつか紹介します。 Bio c' Bon (ビオセボン) 東京・神奈川で見かけることが多くなったパリ発オーガニックスーパー。ナッツ類やドライフルーツの量り売りがあり、とても美味。ヘルシーなおやつを欲しい分だけ購入したいときにおすすめです。 職人醤油 松屋銀座店 銀座にある醤油のセレクトショップで、日本各地から選りすぐりの醤油が集うお店です。購入時は店舗が用意している専用容器もしくは密閉できる容器を持参することも可能です。 続けられるアクションを見つけよう! 難しく考えなくても、サステナブルアクションは始められます。ご紹介した他にも、移動には公共交通機関や自転車、レンタサイクルを利用してみることなども簡単にできる取り組みの一つです。環境にやさしい生活を送るうえで大切なのは、楽しみながら行うなど続けられるように工夫すること。小さなところから未来に向けたライフスタイルを選んでみませんか。

  • 【2022年3月】週末行きたい!気になるイベントin関東

    「気になるエシカルなイベントをシェアしたい!」ということでrootusでは今月から、イベント情報をまとめてお届けします。今回は、2023年3月に関東で開催予定のイベントを集めました。「次の週末はどこへ行こうかな?」と考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。 ※事前に必ず各イベントのWEBサイトにて最新の情報をご確認ください。 Lifestance EXPO 品川・THE CAMPUSで出会う、「つくる。買う。選ぶ。の未来」 老舗からスタートアップまで、ものづくりにこだわる15ブランドが東京都港区にあるコクヨ「THE CAMPUS」に集結。「つくる。買う。選ぶ。の未来」をテーマにマーケットやトークセッション、ワークショップが開催されます。店頭に並ぶアイテムをただ買うのではなく、開発背景や想いが語られる座談会などを通して、ゆるやかに学び楽しみながら買い物ができる本イベント。実際にものづくりを体験できるワークショップなども充実しています。ここでしかできない買い物体験をぜひ! Lifestance EXPO開催日時:2023年3月24日(金) 13:00~19:00/25日(土) 10:00~18:00/26日(日) 10:00~16:30 ※雨天決行会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」〒108-0075 東京都港区港南1丁目8番35号入場料:500円 ※イベントで利用可能な「お買い物チケット500円」と交換URL:https://theparade.jp/expo2023/ WEHealth 2023 sponsored by エレビット 「ご自愛」をテーマにしたフェムテックイベントが原宿会場&オンライン配信にて開催決定! 毎年3月8日の「国際女性デー」に合わせて、女性のエンパワーメントを目的として女性のヘルスケア支援を行う株式会社ステルラが2023年3月11日・12日の2日間、LIFORK原宿&オンライン配信にて開催するフェムテック・ヘルスケアイベント。前回の7倍の会場規模となる本イベントは、最新のフェムテックアイテムやご自愛に関連するアイテムが出展の他、豪華ゲストも登壇するトークイベントや各種ワークショップも実施予定。多くの女性に支持されるイベントとなる予感です! WEHealth 2023 sponsored by エレビット開催日:2023年3月11日(土)・12日(日) 11:00〜19:00会場:LIFORK原宿 (WITH HARAJUKU3階)&オンライン配信〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 1-14−32入場料:無料(事前のチケット登録必須)URL:https://wehealth.co.jp/ FLOWER GARDEN 2023 横浜赤レンガ倉庫に、春の気分を彩るフラワーガーデンが登場。週末限定マルシェも。 開催17回目となる横浜の春の風物詩「FLOWER GARDEN」。今年のテーマは心身の健康を意味する“WELL-BEING”(ウェルビーイング)です。フラワーセラピーに基づいた柔らかく優しいパステルカラーの約20種類・2万株の花々と樹木や芝生のアースカラーが会場を彩ります。週末には、地産地消をテーマにしたマルシェやヨガなどのアクティビティも登場。他にも健康に配慮し地場野菜を使用したメニューのフードトラックや、音楽の生演奏などでリラックスした空間を楽しめます。最終日にはガーデンの花を来場者に配る予定で、ウェルビーイングとサステナブルを感じられるイベントです! FLOWER GARDEN 2023開催日時:2023年3月31日(金)〜4月23日(日) ※ライトアップ 17:30〜20:00(予定) ※雨天決行。荒天時は一部エリアを休業することがあります。会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港 1-1入場料:無料URL:https://www.yokohama-akarenga.jp/brickjournal/detail/77/ 3月5日はサンゴの日!サンゴフェスタ~サンゴ礁の恵みを知ろう~ サンシャイン水族館×沖縄県恩納村 サンゴの生態や環境問題について学べるフェスタ サンシャイン水族館ではサンゴについて知ってもらうことやサンゴの保全を目的に、恩納村漁業協同組合の協力のもと、2006年よりサンゴプロジェクトを実施。サンゴフェスタでは、サンゴの生態や、サンゴに迫る環境問題について学べる展示の他、サンシャイン水族館オリジナルすごろく「サンゴ礁の恵みゲーム」がもらえるサンゴクイズラリー、サンゴの特別ガイドツアーなど、子どもから大人まで楽しめるプログラム満載!ぜひ家族や友人を誘って参加してみては? 3月5日はサンゴの日!サンゴフェスタ~サンゴ礁の恵みを知ろう~開催日:2023年3月3日(金)〜4月2日(日)開催時間:(~3/17まで)10:00~18:00(3/18~)9:30~21:00 ※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり会場:サンシャイン水族館〒170-8630 東京都豊島区東池袋 3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上入場料:(~3/17まで)大人(高校生以上)2,400円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4才以上)700円 (3/18~改定)大人(高校生以上)2,600~2,800円、こども(小・中学生)1,300~1,400円、幼児(4才以上)800~900円  ※時期によってチケット料金が変動 ※サンゴガイドツアー・サンゴ教室は有料URL:https://sunshinecity.jp/file/aquarium/coral_project/

  • 始めるなら春から!ベランダでもOKのおすすめコンポストは?

    温かい日差しが感じられる日も増えてくる季節、家庭菜園をしている方や、家庭で何かエコなことにチャレンジしたい!という方におすすめなのがコンポストです。暖かい時期は、寒い冬場と違って、発酵や分解が進みやすくなります。生ゴミの処理の手間が省け、地球にも優しいコンポスト。今回は、狭いベランダでもチャレンジできるコンポストをご紹介します。 コンポストとは?   出典:pixabay.com コンポストとは、野菜くずなどの生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きにより発酵・分解させ、堆肥にリサイクルすることを言います。捨てられてしまうはずの生ごみは人間から見れば不要なものですが、土に還せば微生物やミミズにとっては恰好のごちそうとなります。 近年では環境意識の高まりなどから、一般家庭においても生ごみの活用に注目が集まっています。自治体や地域によってはコンポスト購入時の補助金制度があり、コンポストからつくられた堆肥を回収するなどの支援があるところも。これらのサービスをうまく活用すると、より低いハードルで自宅でのコンポスト導入が叶います。 コンポストが注目される理由 出典:pixabay.com 注目を集めるコンポストには、私たちにとって以下のメリットがあります。 家庭ごみやフードロスの削減に貢献できる 資源を有効活用できる 完成した堆肥を家庭菜園やガーデニングに活用する楽しみが生まれる 生ごみを捨てる手間がかからない コンポストは、地球にとっても優しいものです。生ごみには多くの水分が含まれており、焼却時により多くのエネルギーを必要としますが、生ごみを土に還すことでその負担を減らすことができます。行政にとっては、地域をあげて生ごみの焼却を減らしていくことで、税金でまかなわれる焼却費用の削減が期待できます。 おすすめコンポスト 庭がある一軒家に置いてあるイメージが強いコンポストですが、最近では集合住宅のベランダや室内に置けるタイプなど多様なニーズに答える製品が登場。都会の生活でも始められる、コンパクトで手軽なコンポストを3つ紹介していきます。 LFCコンポスト この投稿をInstagramで見る LFCコンポスト(@lfc_compost)がシェアした投稿 LFCコンポストは、バック型の容器が特徴的なコンポストです。1〜3ヶ月間生ごみの投入が可能で、虫を防ぐファスナーがついています。バッグは植木鉢として利用できるので、堆肥をつくり、そのまま野菜栽培などをはじめることができます。分からないことは専用コミュニティで相談できる体制が整っている点も魅力的。ガーデニングを始めたい人向けの「LFCガーデニングセット」を購入すればプランターなど必要な物がまとめて届くのでおすすめです。お届けサイクルが選べる定期便やオプションアイテムも充実しており、スムーズにコンポストライフを送ることができますよ。 商品リンク:https://lfc-compost.jp/productlist リブウェル キッチンコンポスト この投稿をInstagramで見る リブウェル◆生活雑貨メーカー(@livewell17)がシェアした投稿 リブウェルのキッチンコンポストは、室内に置いて使用できる密閉型のコンポストです。ボカシ肥と呼ばれるEM菌入りの発酵促進剤を用いることで、生ごみを堆肥化する仕組み。コンポストの中で発酵が進むと、「EM活性液」と呼ばれる抽出液が生成され容器前面の蛇口から取り出すことができます。EM活性液は希釈すると、家庭のお掃除に使うことができ、排水管をきれいにする効果も。また土壌を活性化させてくれるので家庭菜園にもおすすめです。コンポストから生まれる環境に優しい副産物なのです。密着性の高いフタで匂いが漏れにくく、おしゃれなデザイン性のコンポスト。集合住宅で屋外設置が難しい場合やキッチンで使用する場合にぴったりです。 Amazon商品ページ:リブウェル(Livewell) 家庭用 生ごみ処理器 キッチンコンポスト ボカシコンポスト (ホワイト) ミミズコンポスト一体型エコプランター ガーデンタワー この投稿をInstagramで見る Garden Tower Project(@gardentowerproject)がシェアした投稿 アメリカ生まれのガーデンタワーは、タワー型のプランターとミミズコンポストが一体化した究極のエコロジカルプランターです。「都市部でも有機野菜をつくることができる環境や、自然と親しむきっかけつくりをしたい」という想いからつくられたコンポストは、新聞紙半分ほどの省スペースに置けるのにもかかわらず、最大50苗が植え付け可能!土の微生物と、ミミズ(別売り)の力で生ごみを堆肥化するエコフレンドリーな仕組みで、使い方は、中央のチューブの部分に生ごみとミミズを入れて定期的な水やりをします。容器下部の受け皿に生成される液体肥料はプランターに利用すると栄養豊富な植物を育てることができます。コンポストと同時に多くの野菜やハーブを育てたい方、循環型のヘルシーな生活を目指す方は、ぜひガーデンタワーにチャレンジしてみては? 商品リンク:https://www.gardentowerproject.jp/ 意外と簡単!コンポストライフを始めてみよう 出典:unsplash.com 始めてコンポストに挑戦したい人向けに、3つのコンポストを紹介しました。今回取り上げたものはすべて電気を使わないエコロジカルなタイプです。敷居が高い、使い方が難しそうなどの心理的なハードルがある方も、おしゃれで簡単なコンポストで始めてみれば、意外と難しくありませんよ。この春からコンポストのある暮らしで、エコでヘルシーな生活をスタートさせてみませんか。

  • 量り売り初心者におすすめ!エコストアのリフィルステーションを体験

    必要な物を必要な分量だけ購入できることから、サステナブルなライフスタイルを送る人から人気急上昇中の「量り売り」。中でも、洗濯洗剤や食器洗い洗剤などを販売するエコストアの量り売りは、システムがわかりやすく、試しやすいことから量り売りを始めてみたいという方にもおすすめです。 「量り売りってどうやって購入するの?」「料金システムや注意点が知りたい」 今回は、そんな疑問を解決すべく、実際にエコストアのリフィルステーションにて洗剤と量り売りを体験してきました。 ナチュラルな日用品が人気のエコストア 「ecostore(エコストア)」は、ニュージーランドの自然豊かなエコビレッジ生まれのデイリーケアブランドです。代表的な商品は、天然由来の研磨剤や洗浄剤が特徴の「トゥースペースト」やSNSでも話題の「ファブリックソフナー(柔軟剤)」など。安全性が高くトレーサビリティの取れた原料を使用している点や、動物実験を行わない姿勢などから信頼のおけるブランドとして世界的に知られています。 少量から購入可能。エコストアのリフィルステーション エコストアでは、CosmeKitchenやBiopleの一部店舗や提携店舗などでほしい分量だけ購入できるリフィルステーションを設置しています。エコストア製品や手持ちの空容器を持ち込み、そこに欲しい分だけ洗剤やボディソープなどを詰め替えて購入できるというシステムで、50g~10g単位で購入可能です。一度しか使われることのないプラスチックごみを削減していきたいという想いから始まったエコストアのリフィルステーション。今では、仕事帰りに買って帰る方や大きな容器を持ち込んでまとめ買いする方まで、様々な人が利用しているそうです。 エコストアで実際にリフィルステーションを利用してみた 今回訪れたのは、直営店や提携店を含め約50店舗あるエコストアのリフィルステーションの中でも充実した品揃えのエコストア アトレ恵比寿店。JRの駅直結の商業施設の中にあるので、とてもアクセスが良く、仕事の行き帰りや買い物ついでに立ち寄ることができます。店舗によって商品ラインナップは異なりますが、エコストア アトレ恵比寿店では以下の商品を取り扱っています。 ラインナップ一覧ランドリー ランドリーリキッド(ユーカリ) / ランドリーリキッド(ゼラニウム&オレンジ) / ランドリーリキッド(無香料) / デリケート&ウールウォッシュ(おしゃれ着用) / ファブリックソフナー(シトラス)ディッシュウォッシュ ディッシュウォッシュ(グレープフルーツ) / ディッシュウォッシュ(レモン) / ディッシュウォッシュ(無香料)ボディウォッシュ ボディウォッシュ(ジャスミン&マヌカハニー) / ボディウォッシュ(ローズ&ゼラニウム) / ボディウォッシュ(バニラ&ココナッツ)ハンドウォッシュ ハンドウォッシュ(レモングラス) / ハンドウォッシュ(ミント&マヌカハニー) / ハンドウォッシュ(バニラ&ココナッツ) / ハンドウォッシュ(無香料) / フォーミングハンドウォッシュ(ピンクグレープフルーツ&ミント)出典:ecostore リフィルステーション 取り扱い店舗により、取り扱い商品や在庫状況が異なるため、訪れる際はHPなどを確認してください。 来店前の準備 エコストア アトレ恵比寿店のリフィルステーションには、リフィル購入用の容器は用意がありません。そのため容器を持参します。エコストアでは、エコストア製品の空ボトルはもちろん、自宅にある空ボトルの使用もOK。お手持ちの容器を持ち込む場合は、ペットボトルなどフタがしっかり閉まる容器を選びましょう。 筆者が持ち込んだ容器はこちらの2つ。左から使わなくなった水筒と、入浴剤の入っていた空容器 購入までの流れは? それでは購入していきましょう。 お店に来店したら、まず欲しい商品と分量を店員さんに伝えます。どの商品にしようか迷っていたところ、店員さんに以下の柔軟剤と食器洗い洗剤をおすすめしてもらったので、そちらに決めました。 ファブリックソフナー シトラス(衣料品用柔軟剤) 121円(税込)/100g ディッシュウォッシュリキッド グレープフルーツ(台所用食器洗剤)    77円(税込)/100g 店員さんに容器を渡し、持ち込んだ空容器の重さを量りでゼロに設定してもらったら、ボトルにリフィルし、量を確認。料金を計算して、製品情報が印字されたラベルが発行されるので受け取り、最後にお会計という流れです。作業はすべて店員さんが行ってくれるので、商品を決めてお会計するだけ。とても簡単です。 購入後は『#ecostorerefill』のハッシュタグをつけてSNSに投稿してみては? リフィルステーションを利用してわかった!おすすめポイント3つ 今回リフィル体験をしてみて、わかったことがあります。 ①商品について店員さんに相談しながら購入ができる 購入する際は、実際の使用感など気になるポイントを教えてもらうことができます。 持ち込み容器の受け渡しなど、対面形式のリフィルステーションだからこそ、気軽にコミュニケーションを楽しみながら購入することができます。 ②初回の購入でもOK 「詰め替え商品」と聞くとエコストアで購入したことのある人のみが対象と思われがちですが、エコストア製品のボトルを持っていない場合でも手持ちの容器を持参すればどなたでも購入が可能です。 ③商品情報が印字されたラベルがもらえる リフィルステーションで購入した商品には、成分表示や使用上の注意などが印字されたラベルがもらえます。洗濯洗剤なども記載されているので安心です。 リフィルステーションと言えばこれ!人気商品3種 最後に、リフィルステーションの人気商品を教えてもらいました。初めての購入で迷われている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 ランドリーリキッド <ユーカリ>  88円(税込)/100g  あまり見かけないユーカリの香りの洗濯洗剤が人気。成分やパッケージへのこだわりはもちろんのこと、しっかりと洗浄力も兼ね備えている点もポイントだそう。 ファブリックソフナー <シトラス> 121円(税込)/100g  柔軟剤は、定番のシトラス系。シリコン不使用で吸水性を失いにくく、素材本来の肌触りをキープできるのが特徴です。 ディッシュウォッシュ リキッド シリーズ 77円(税込)/100g  洗濯洗剤などと同様に、28日間で生分解される界面活性剤を使用。弱酸性のため、洗浄力を保ちながら手肌への優しさにも優れた特徴を持った商品。 リフィルのメリットは? リフィルステーションを利用することは、環境やわたしたちの暮らしにどのようなメリットがあるでしょうか。 まず一つ目に、本当に必要な量のみ購入できます。使い切れる量だけを購入できるので、ロスが生まれにくくなります。また、お試しで1回分を購入できるので、使用感を確かめることができます。 他にも、お得な料金設定でチャレンジしやすく継続しやすい点が挙げられます。パッケージ製品を購入した場合に比べて、家庭ゴミが減り、自分自身も暮らしやすくなるといった点もリフィルステーションのメリットと言えるでしょう。 洗剤も「マイ容器」でエシカルにお買い物しよう! 環境に優しい方法で日用品を購入したいと考えたとき、まず思いつくのは「詰め替え用パックを購入すること」だと思います。詰め替え用パックもポピュラーな選択肢ですが、海外ではリフィルステーションのようにパッケージフリーで洗剤などを購入できる場所も増えてきています。 日本ではまだ珍しいため、興味があってもなかなか購入に踏み切ることができないかもしれません。筆者自身もリフィルステーションの存在は以前から知っていたものの、周囲で利用している人がいない、情報が少ないなどの理由から利用するハードルが高い印象がありました。しかし今回初めてリフィル購入を体験し、「特別な買い物ではなく、日常的に継続していくことができそう!」と率直に感じました。しかも少量でも、パッケージ商品よりリフィル商品を購入する方がお得なのです。容量の詰め替えパックを置いておく必要がなく、自宅の収納スペースに空きができ、すっきりと暮らせるメリットがあることもうれしい発見でした。 エコストアでは、リフィルステーションの店舗拡大に加え、シャンプーなどもリフィル販売をスタートしていくとのこと。量り売り以外にも、輸送環境コストを抑えることができる濃縮洗剤の普及を目指すなど、新たな取り組みも行っていくそうです。 SDGs、サステナブルがうたわれる時代の中で、何か地球に良いことをしてみたいけど、実際何から始めたら良いかわからない、という人も、エコストアのリフィルステーションはハードルが低く、始めやすいアクションのひとつです。みなさんも一度店舗に足を運び、店員さんと相談しながらリフィル購入を体験してみてはいかがでしょうか。 【ショップ情報】エコストアアトレ恵比寿店東京都渋谷区恵比寿南1丁目6−1 アトレ恵比寿西館2階エコストア公式HP:https://ecostore.jp/リフィルステーション - エコストア:https://ecostore.jp/Page/contents/2017/refillstation.aspx

  • 都内のお出かけならここ!SDGsが学べる最新スポット

    今、楽しくSDGsを学べるスポットが増えています。中にはSDGsに特化した施設もあり、アートやゲームを通して世界の現状を知り、地球の未来について考えることができます。今回は、SDGsについても学べる都内の施設を4箇所ご紹介します。子どもはもちろん、大人も楽しいスポットでSDGsに触れてみませんか。 SDGsとは SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。2015年に国連サミットで採択された17のゴール、169のターゲットをもとに、2030年までに持続的かつよりよい世界を目指す国際目標です。貧困や飢餓をなくすことや、環境保護、クリーンエネルギーなどの課題を解決しながら誰一人取り残さない世界を目指します。 ITOCHU SDGs STUDIO この投稿をInstagramで見る ITOCHU SDGs STUDIO(@itochu_sdgs_studio)がシェアした投稿 ITOCHU SDGs STUDIOは、伊藤忠商事運営のSDGs発信スポットです。様々なブースがあり、サステナビリティやジェンダーなどSDGsに関する展示会も随時開催されています。またエシカルな商品を扱うセレクトショップ、エシカルコンビニもあり、最新のエシカルアイテムを購入することができます。 見どころ ・DOME 施設内の中庭中央には、SDGsをテーマとしたアートやインスタレーションを展示。様々なアーティストやクリエイターとコラボレーションしたアートを通じて、SDGsについて考えられる場所になっています。 ・KIDS PARK 2022年夏にオープンした未就学児から小学校3年生までの子どもに向けた新施設。大きく4つのエリアで構成されており、海洋プラスチックを題材とした内容廃材を利用したアート体験などを通して、遊びながらSDGsに触れることができます。利用無料、要予約。 ITOCHU SDGs STUDIO 住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden営業時間:11:00-18:00休館日:毎週月曜日 ※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館HP:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/index.html#sdgsStudioArea JICA地球ひろば 開発途上国への国際協力を行うJICAが運営するJICA地球ひろばは、世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感することができる施設。発展途上国の現状や国際協力などに関して学べる場として、修学旅行生も多く訪れています。1階の体験ゾーンの展示は4か月に1回テーマが変わり、安全保障やSDGsに関しての展示などが行われています。 見どころ ・地球ナビ 1階に新たに誕生した、世界の課題を知ることができる大画面と球体LEDディスプレイ。来場者はタッチパネルを自由に操作でき、SDGs 17ゴールの中から、「貧困」「教育」「水と衛生」など9つのゴールについて、クイズや数字から学べる仕組みになっています。 ・食のゾーンJ’s Café 施設のイベントに合わせて発展途上国のメニューを提供する食堂。各国の大使館の料理長直伝の珍しい郷土料理や、売上の一部が発展途上国の子どもたちの給食に充てられるメニューは、JICAならでは。また、フェアトレードの食品や雑貨も購入でき、食の観点から発展途上国の文化に触れることができます。 JICA地球ひろば 住所:東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内) 交流ゾーン利用時間:9:00~21:30休館日:年末年始(12月29日から1月3日)、その他別に定める日(施設検査日等) 体験ゾーン開館時間:10:00から18:00休館日:毎月第1・3日曜、その他別に定める日 J's Cafe営業時間:11時30分から14時(平日)ランチタイム:11時30分から14時(平日)休業日:土曜日、日曜日、祝日、その他別に定める日(貸し切り営業日等) HP:https://www.jica.go.jp/hiroba/index.html 日本科学未来館 画像提供:日本科学未来館 日本科学未来館は、お台場エリアに位置する国立の科学館です。先端科学技術と人とをつなぐための拠点として開館しました。臨場感あふれる3D映像が魅力のドームシアターは、宇宙や物理学に関するオリジナル映像作品を楽しむことができます。また、常設展では地球環境、生命、ロボットなど先端の科学技術を体験しながら学ぶことができます。最近は、科学を学ぶ場としての役割だけでなく、未来をつくる実験場「Mirai can」をスローガンとし、SDGsの達成に向け新たな取り組みを始めています。 見どころ ・未来逆算思考(3階) 50年後に暮らす子孫たちにどのような地球を贈ることができるのかをゲーム形式で考える展示。残したいと思う「50年後の地球」を、それぞれ8種類ある中から1つ選び、それを次世代に受け継いでいくために、さまざまな課題を乗り越え、ゴールまで届けます。理想の地球を実現していくために必要な科学技術やライフスタイルを考えるきっかけになります。 日本科学未来館 住所:東京都江東区青海2 -3-6営業時間:10:00~17:00休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)HP:https://www.miraikan.jst.go.jp/ 港区立エコプラザ この投稿をInstagramで見る 港区立エコプラザ(@meco_ecoplaza)がシェアした投稿 港区立エコプラザは、港区浜松町にある環境について理解を深めることができる環境学習施設です。脱炭素型社会、自然共生型社会、循環型社会、SDGsをテーマとし、港区在住・在勤・在学の人向けに講座を開催。環境関連の書籍や常設展示、自由に利用可能なワーキングルームなども完備されており、家族みんなで学びを深めることができます。 見どころ ・イベント 施設では、ワークショップ、セミナー、映画上映などバラエティに富んだイベントを多く開催しています。例えば「田舎でのライフスタイルを知り、持続可能な暮らしについて考えるセミナー」や、「間伐材を使った箸と箸置き作りのワークショップ」など、環境問題にいて考えるきっかけになるイベントが目白押しです。 港区立エコプラザ 住所:港区浜松町1-13-1営業時間:9:30~20:00休館日:毎月第4月曜日(第4月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/29~1/3)HP:https://minato-ecoplaza.net/ SDGsを体験しながら楽しく学ぼう! 今回は、行政の施設から企業が運営する施設まで、都内でSDGsを学ぶことができるスポットをご紹介しました。SDGsを学ぶ、と聞くと堅苦しいものをイメージしがちですが、体験やイベントを通して楽しくSDGsを学ぶことができるスポットが次々と誕生しています。次の週末には、友人や家族を誘ってSDGsが学べる施設へ足を運んでみませんか?

  • 不要コスメ、どうしてる?プラスコスメプロジェクトに参加してみた

    みなさんは、不要になったコスメはどうしていますか。まだ使うことができるコスメはなかなか捨てることができずに、ずっと取っておいてしまっている方も多いのではないでしょうか。 PLUS COSME PROJECT(プラスコスメプロジェクト)では不要となったコスメを回収し、画材やクレヨンへアップサイクルする活動を行っています。個人からも不要になったコスメを受け付け中で、不要コスメが実際にどのように生まれ変わるのかご自身で見てもらいたいとの思いから、回収対象のコスメを5点以上送るとお礼にミニクレヨンをもらうことができます。 関連記事:行き場のないコスメの救世主。プラスコスメプロジェクトが描く「クリエイティブな循環」 今回は、実際に不要となったコスメをプラスコスメプロジェクトに送ってみました。気を付けることや実際に送られてきたクレヨンについて詳しくレポートします。 今回送るコスメはアイシャドウなど計8点 今回筆者が送付した不要コスメは、パレットアイシャドウ2点、単色アイシャドウ1点、カラーリップ5点の計8点です。プレゼントで頂いてあまり使う機会がなかったり、使いきれずに使用期限が過ぎてしまったりして、コスメポーチの奥に長い間眠っていました。どれももう使うつもりがないのに、捨ててしまうには何だか罪悪感があり行き場を失ってしまったコスメばかりです。 回収の対象商品は? プラスコスメプロジェクトのコスメ回収に協力したい場合、「どんなコスメを受け付けてくれるの?」「気をつけた方が良いことは?」などの疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。ここでは、回収の対象になるコスメや、注意点など詳しく見ていきます。 回収の対象となるコスメ パウダーファンデーション、粉おしろい、パウダータイプアイシャドウ、パウダータイプチーク、パウダータイプフェイスカラー、ノーズシャドウ、アイライナー、リップライナー、アイブロウ、口紅 ※スキンケア商品、リクィッドやクッションファンデ、クリームタイプのファンデーション、リップグロス、ティント系リップ、透明リップ、透明口紅、マスカラは対象外 注意事項など ・不要コスメはそのままの状態または取り出して中身のみを送付してもOK ・配送費用は自己負担 ちなみに現在は回収対象外ですがリクエストの多いリキッドファンデーションについては、アップサイクル開発中とのことでした。どんな商品ができるのか楽しみですね! コスメを梱包して配送 回収に送りたいコスメを選定したら、送付へと進んでいきましょう。 主な流れは、以下になります。 1.公式サイトの申込フォームより必要事項を記入し、送付案内のメールを受け取る 2.コスメは容器に入ったままか中身を出して小分けにするか、いずれかの方法で梱包する 3. 送付方法に指定はないため送るコスメの量などに合わせて発送方法を決定する 筆者はジッパー付きの袋にコスメを入れ、A4サイズの封筒で、郵便局から発送しました。 約1か月後、ミニクレヨンが送られてきました! 不要コスメを送付してから約1か月後、自宅にピンク色のミニクレヨンが送られてきました。一見すると普通のクレヨンのようですが、ほんのり化粧品の香りが漂ってきました。 クレヨンを手に取ってみると、行き場を失っていたコスメがアップサイクルされたんだという実感がわいていきます。また、同時にこのようなプロジェクトに参加でき嬉しくなりました。 試し描きをしてみると、柔らかく、普通のクレヨンと遜色ないような書き心地。 そして写真では中々伝わりづらいのですが、太めの線や塗りつぶした部分にはコスメならではのラメが控えめにきらっと光ります。「本当にコスメメイドなんだ…!」と実際に使ってみたからこそそれを実感できる瞬間でした。 不要コスメのアップサイクルでワクワクする未来へ コスメの廃棄は、メイクをする人であれば誰しもが関係のある問題です。古くなってしまった、使い切ることができなかったという経験がある方がほとんどだと思います。今までは、「廃棄されるのは仕方ない」という風潮だった不要コスメですが、そんなコスメに新しい命を吹き込むプラスコスメプロジェクトは、まだ使えるものを循環させる新しい選択肢です。使わないコスメを見つけたら、ぜひプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか。 PLUS COSME PROJECT(プラスコスメプロジェクト)https://www.pluscosmeproject.com/

  • 人のための社会づくり。日本と世界の都市のソーシャルデザイン事例

    みんなが住みやすい社会を作っていくためのソーシャルデザイン。近年国内外で、人にフォーカスした社会づくりや街づくりが活発になっています。今回は、国内・海外から注目のソーシャルデザイン事例をピックアップ。もともとあった場所をどんな世代の人でも使えるようにバリアフリーにすることでみんなが集まれる場所へとリニューアルしたり、人と自然が共存できる場所を作ったりと、アイデアに溢れた場所がどんどん増えてきています。各地でどんな取り組みが進んでいるのか見ていきましょう。 関連記事:https://rootus.net/article/1490 日本のソーシャルデザイン事例3選 アーティストが提案する憩いの場「HIROPPA」(長崎県波佐見町) この投稿をInstagramで見る 有限会社マルヒロ(@maruhiro.hasami)がシェアした投稿 「HIROPPA(ヒロッパ)」は、磁器づくりの歴史がある波佐見町に拠点を構え、波佐見焼の食器や雑貨を販売する企業、マルヒロが2021年10月にオープンした複合施設です。敷地内には国内外のアーティストが手がける作品が点在しているのが特徴です。芝生をメインとした公園を中心とした施設には、コーヒーショップやマルヒロの直営店、キオスクを併設。ベビーカーや車椅子でも回れるよう、バリアフリーの通路を完備するなど、老若男女どんな人でも楽しめるコミュニティースペースとなっています。また、子どもたちに自由に遊びを楽しんで欲しいとい願いから、公園には一般的な遊具はあえて設置していません。廃棄予定の波佐見焼を利用した白い「砂浜」など、気軽に地域の伝統に触れられる工夫が随所に施されています。 マルヒロ公式サイト https://www.hasamiyaki.jp/ HIROPPA公式サイト https://hiroppa.hasamiyaki.jp/ 子どもも大歓迎のくつろげる空間にリニューアル(滋賀県立美術館) この投稿をInstagramで見る 滋賀県立美術館SMoA(@shigamuseum)がシェアした投稿 1984年に開館した滋賀県立近代美術館。時代の変化に合わせて、敷居の高いイメージだった美術館から、どんな人も広く受け入れる「くつろげる美術館」を目指し、大幅な改修を経て、2021年6月に滋賀県立美術館としてリニューアルオープンしました。ガラス張りの大きな窓から光が降り注ぐ、明るいキッズスペースには様々な空間設計がされています。琵琶湖をイメージしたという柔らかなフォルムのプレイマットの傍に本棚を設置し、遊びながら自然にアートと触れ合うことのできる仕掛けを施したり、椅子と机は低めにすることで乳児~小学生までの使用を可能にしています。また、授乳室のあるファミリールームやファミリートイレも完備。大人の楽しむ場所のイメージが強い美術館が、幅広い年代の集う空間へと生まれ変わりました。 公式サイト https://www.shigamuseum.jp/ 企業と警察が一緒に課題を解決(広島県尾道市) おのみちサイクルポリス隊員が,サイクルイベント「グラン・ツール・せとうち2022」で,参加者に法令遵守と交通事故防止を呼びかけました。5月は「自転車マナーアップ強化月間」です。交通ルールの遵守とマナーの向上を目指しましょう。「自転車も ルールを守る ドライバー」【#尾道警察署】 pic.twitter.com/dsQpTLojkh— 広島県警察(公式) (@HP_maplekun) April 27, 2022 広島県尾道市は、しまなみ海道のサイクリングの拠点となっており、レンタサイクルやサイクリストのための施設などが充実する「サイクリストの聖地」。コロナ以前は年間30万超のサイクリストが訪れていましたが、来訪者の一部にはマナーやモラルに欠ける行為もあり、地元住民を悩ませていました。尾道サイクリング協会は、2017年10月、事故防止とマナー啓発に役立てて欲しいとの願いを込めて、尾道署へポリス特別仕様の自転車5台を寄贈。フラットバーを採用したハンドルや、誘導灯、サイドミラーを装備するなど警察官が使いやすいデザインとなっていて、坂道の多い尾道でも乗りやすいよう設計されています。高い機能性を備えた自転車でパトロールする「サイクルポリス隊」は、尾道のまちづくりを支えるシンボル的存在です。 海外のソーシャルデザイン事例3選 使われなくなった街の電話ボックスを現代風にアップグレード(中国・上海) スマートフォンの普及により現代人には馴染みの薄い存在になりつつある公衆電話。上海では、使われずに街の中でスペースを取っていた公衆電話ボックスを、誰もが使えるスペースに改修する取り組みが行われています。目に飛び込んでくるのはビビッドなオレンジに塗りつくされた内装。かつての電話ボックスは個室タイプですが、再生後は歩道側の壁をなくし、誰でも座れるパブリックスペースに生まれ変わりました。イス、テーブルにフリーWi-Fiと充実の設備で、カフェさながらのつくりに。公衆電話の機能を残しながらも、現代にマッチしたスペースは街の人たちに有効利用されています。 公式サイト https://100architects.com/project/orange-phonebooths/ 人々が気軽に集まれる都市型デザインの移動式空間(チェコ) この投稿をInstagramで見る KOGAA(@kogaa_studio)がシェアした投稿 都市は華やかで活気がある一方、人々の孤立も生む一面も合わせ持っています。チェコのデザイン事務所が提案するのは、都市空間の活用されていないスペースに「移動式」のパブリックスペースを作り、街を活気づけるアイデアです。屋根のない円形型の移動式建築「AIR SQUARE」にはベンチが備え付けてあり、人々の憩いの場として活用され、イベントやファーマーズマーケットとしても使用可能。上部リングにはヒートアイランド対策として熱を和らげる効果がある他、夜間には照明の役割を担い、街の安全性に貢献します。どんな人も気兼ねなく使えるようにバリアフリーに設計されています。 公式サイト https://www.kogaa.eu/projects/air-square 野鳥とサステナブルを体験する宿泊施設(スウェーデン・ハラッズ) この投稿をInstagramで見る Treehotel(@treehotel)がシェアした投稿 Biosphereは野鳥保護を目的としてスウェーデンの宿泊施設「Treehotel」内に作られた客室です。ホテルのコンセプトはサステナビリティと自然環境を楽しむこと。総数340個の鳥の巣箱が、木の上に建てられた客室を360度ぐるっと囲むように設置され、客が鳥たちの住まいにお邪魔させてもらっているかのようなユニークなデザインに。鳥たちの生息地で暮らす体験を通して、サステナビリティへの新たな知見を得ることができ、人々の癒しにも繋がります。 公式サイト https://treehotel.se/en/rooms/the-biosphere 世界的に広がりをみせるソーシャルデザイン 国内外のソーシャルデザイン事例を紹介しました。世界的にも人が暮らしやすい街づくりは注目されており、さらには自然保護も掛け合わせて、新たなアイデアが次々と誕生しています。より良い社会を作るのに欠かせないソーシャルデザイン。みなさんもぜひ身の回りのソーシャルデザインを探してみませんか。

  • 行き場のないコスメの救世主。プラスコスメプロジェクトが描く「クリエイティブな循環」

    洋服の大量廃棄問題は耳にすることも多くなりましたが、実は同じく深刻なのがコスメの廃棄です。洋服と同じく、流行などに左右されやすいコスメは、使いきれずに捨てられてしまうケースも珍しくありません。 今回は、“コスメを通じてクリエイティブな循環を実現させたい”そんな想いのもと、不要になった化粧品を回収し画材として新たに生まれ変わらせる取り組みを行う、PLUS COSME PROJECT(プラスコスメプロジェクト)を取材しました。 コスメのアップサイクルとは? 子どもたちによる自由で想像力豊かなアート。これは、コスメから作られた画材を使って描かれた作品です。コスメが元から持っている色味や質感を生かすことで、画材として魅力あるものに生まれ変わります。捨てられるはずだったものが新たな価値を持ち、生まれ変わるというコスメのアップサイクルは、まだ使えるものを再利用することで廃棄を減らすことはもちろん、コスメの廃棄問題を広く知ってもらうという大きな役割を担っています。 プラスコスメプロジェクトのアンケート調査によると、女性80名のうち6割が化粧品を使いきれずに捨てた経験があると回答。コスメの廃棄問題は、私たちにとって身近な問題なのです。 始まりは化粧品の大量廃棄に疑問を持ったこと 「化粧品の廃棄問題を知ったのは、以前化粧品会社に勤務していた時でした。中身が残ったままの化粧品が大量に廃棄されていくのを見て、化粧品業界のサステナビリティを考えるようになりました。自分自身もコスメのテスターやサンプルをどのように処分したらよいか困っていたんです。」そう話すのは、プラスコスメプロジェクト代表の坂口翠さん。当時、スキンケア化粧品のボトルをリサイクルする動きはあったものの、コスメそのものをリサイクルするという選択肢はなく、不要になったたくさんのコスメが行き場を失い、廃棄になっていたのです。 坂口さんは、化粧品業界の環境問題やサステナビリティを学ぶために、大学院へ入学。化粧品リサイクルなどの研究をスタート。2012年には、メイクアップコスメを画材へアップサイクルするプラスコスメプロジェクトの活動を開始しました。 プラスコスメプロジェクト代表の坂口翠さん 活動を行っていてよく聞くようになったのが「余ったコスメを廃棄することができず、とても困っていた。このように再活用してもらえると嬉しい」という人々の声です。協力企業からも「廃棄するものなので是非とも活用してもらいたい」と賛同の声が上がっています。 コスメならではのカラー。アップサイクルクレヨンができるまで プラスコスメプロジェクトのアップサイクルはメイクアップコスメを集めることから始まります。個人で不要になったコスメの他に、化粧品メーカーや商業施設、団体からも不要コスメを回収。回収したコスメはまず、容器から残っている化粧品を取り出します。それを色ごとに分別し、蜜蝋などの材料と混ぜ合わせ、クレヨンが出来上がります。メイクアップコスメが持っているラメなどの質感もそのままクレヨンに引き継がれるので、これまでのクレヨンとは違った色味を楽しむことができるのが特徴です。また、アップサイクルクレヨンは安全認証機関でも安全テストを受けているので、安心して使用することができます。 アートを楽しむことがコスメの廃棄問題を知ることに繋がる プロジェクトでは、アートイベントやアーティストへの画材提供を行い、アート活動をサポートする取り組みも行っています。他にも地域密着型の化粧品店で、不要コスメから絵具を作るワークショップなども開催。クリエイティブな時間を楽しんでもらいながら、コスメの廃棄問題についても知ってもらいたいという思いがあります。プラスコスメプロジェクトは、不要になってしまったコスメとアートを楽しむ人々をつなぎ、コスメのサステナビリティ意識を広める役割も果たしているのです。 プラスコスメプロジェクトの見つめる未来 これまで受注制作がメインでしたが、今プラスコスメプロジェクトでは、クレヨンを販売する計画が進んでいます。坂口さんが2012年にプロジェクトを開始したときに思い描いていたものが現実のものになっているそうです。コスメを回収してからクレヨンが完成するまで全てを手作業で行っているため、回収量が多いときは製作が追い付かないという苦労もありながら、坂口さんは活動に確かな手ごたえを感じています。「コスメを廃棄することに悩んだり、罪悪感を抱く人も少なくありません。そんな中でプロジェクトに取り組んでいると、行き場のないコスメを再活用してもらえることに感謝され、想いに賛同してくれる方も多くいらっしゃいます。国内外のアートイベントで活用されている報告や、応援の声が大きな原動力となっています。」また、コスメを捨てるのに罪悪感を持っている人のためにもなりたいと話します。 「ご縁があって手元にはやってきたものの、どうしても使うことができず、不要になってしまった残ったままの化粧品。その化粧品が新たな形で再利用されれば、手放す際の“小さなわだかまり(ストレス)”も少し軽くなるのではないでしょうか。それは心の中の健やかさや美しさにもつながっていくのではないかと思っています。」 プラスコスメプロジェクトは、誰でも簡単に参加することができます。「現在は郵送でも不要コスメ回収を受け付けておりますので、是非ともご一報ください! 皆様の代わりにアップサイクルさせて頂きます。また画材提供先として不要コスメで作品を描いてくださるアーティストさんも随時募集しております。今後この活動が必要なくなった時は、本当の意味で化粧品のサステナブルな仕組みが実現したときだと思っております。」 ポップアートアーティストへ画材を提供した際、廃棄されるはずだったコスメが画材として絵画に変化していく様子を見て、感動を覚えたという坂口さん。アーティストへの提供を通じて日本のサスティナブルアート文化を盛り上げていきたいこと、絵本作家と協力し子どもたちと一緒に地球環境を考える絵本を製作したいことなど、坂口さんは色彩豊かな未来を描いています。 <編集後記> コスメを使いきることができず廃棄した経験や、ポーチで眠ったままにしている方は多いのではないでしょうか。筆者にもそんな経験があり、不要になったコスメの活用方法があることを多くの方に知ってもらいたいという思いから今回プラスコスメプロジェクトさんを取材させて頂きました。コスメを使う人々や企業、アーティスト、子どもたちを巻き込みながら、不要コスメから始まる循環の輪はますます広がりを見せてゆくでしょう。10年目を迎えたプラスコスメプロジェクト。今後の活動にも期待したいと思います! 【PLUS COSME PROJECT】公式サイト https://www.pluscosmeproject.com/Instagram公式アカウント https://www.instagram.com/pluscosmeproject/

  • ゼロウェイストに挑戦!都内の量り売りショップ5選

    量り売りとは、食品や日用品など欲しい分だけ購入できるシステムのことです。必要な量を買えば、無駄がなく、ロス削減に繋がります。また、容器を持ち込んでリユースすることで、ゼロウェイストを実現できます。 今都内でもこの量り売りのお店が続々と増えてきています。それぞれ取り扱っている商品も異なり、こだわりの品を置いているところも。今回は、ビギナーさんも気軽に楽しむことができる、都内のおすすめショップを紹介します。 スーパー顔負けの品揃え「nue by Totoya(ニュ バイ トトヤ)国分寺店」 この投稿をInstagramで見る nue by Totoya 国分寺店【量り売り】(@nue.by.totoya)がシェアした投稿 日本初のゼロ・ウェイストスーパーとして京都に本店を持つ斗々屋(ととや)の姉妹店。量り売りのライフスタイルを広めていきたいという想いでスタートし、店内にはオーガニック食品からワイン、日用品、エコ雑貨などが揃います。中でも食品は充実しており、味噌、油、調味料、パスタ、乾物、ナッツ、ドライフルーツ、スイーツなど、自宅で必要になる基本的なものはほとんど手に入ります。ゼロウェイストを実現するため容器持参を推奨していますが、店舗で布袋などを購入することもできます。スーパーに行く感覚で気軽に立ち寄れる量り売りショップです。 nue by Totoya国分寺店公式HP https://www.nuebytotoya.com/ ナチュラルな日用品を必要な分だけ「ecostore(エコストア) アトレ恵比寿店」 この投稿をInstagramで見る エコストア(@ecostore.jp)がシェアした投稿 エコストアはニュージーランド生まれの、人にも環境にも優しいサステナブルな日用品ブランド。恵比寿の店舗ではリフィルステーションを設け、量り売りを推進しています。エコストアの空ボトル、もしくは自宅にある容器に入れて購入することができます。洗濯洗剤、食器洗い洗剤の他、ボディウォッシュやハンドソープ類まで幅広く取り扱いがあるので、まとめて数種類をリフィル購入すると便利です。100ml単位と少量から購入できる点や、通常のボトル入り商品よりお得な価格設定である点も魅力的です。 ecostore公式HP https://ecostore.jp/リフィルステーション詳細 https://ecostore.jp/Page/contents/2017/refillstation.aspx 関連記事:量り売り初心者におすすめ!エコストアのリフィルステーションを体験 こだわりのある商品が魅力「FROM NOW ON...(フロムナウオン)」 この投稿をInstagramで見る FROM NOW ON...(@fromnowon__shop)がシェアした投稿 フロムナウオンはナチュラルなコスメや古着など扱う、東京自由が丘にあるセレクトショップです。洗濯・食器洗い洗剤やドライフルーツ、ハーブティー、はちみつなどを量り売りで購入することができます。商品はどれもフェアトレードで、なるべくゴミを出さないように仕入れたものばかりです。容器は持ち込みまたは店舗オリジナルリターナブル瓶に入れてもらう方法で購入することができます。店名ロゴがあしらわれたおしゃれなデザインのオリジナルリターナブル瓶は、ギフトとしてもおすすめです。贈った人と量り売りの話題になりそうですね。 FROM NOW ON...公式HP https://www.fromnowon-official.com/ 風味豊かなナッツに出会える「Groovy Nuts(グルーヴィナッツ)」 この投稿をInstagramで見る Groovy Nuts(@groovynuts)がシェアした投稿 日本初のナッツ専門店として中目黒と鎌倉にお店を構えるグルーヴィナッツは、栄養効果が高いナッツを種類豊富に取り揃えています。店主自らが世界各地の生産地へ足を運びセレクトしたという約40種類の量り売りナッツは、すべて均一価格で50グラムから購入することが可能。馴染みのないナッツも多いので量り売りで試してみるのもおすすめです。どのナッツも今までにないほど濃厚で一粒でも満足感が得られます。お気に入りのナッツを見つけて、楽しいナッツライフを送ってみませんか。 Groovy Nuts公式HP https://groovynuts.jp/ 楽しく量り売りを体験「Choci Tokyo(チョキ東京)」 この投稿をInstagramで見る CHOCI TOKYO | チョキ東京(@chocitokyo)がシェアした投稿 チョキ東京は、四谷にあるチョコレートボール専門店。チョコレートボールというのは、チョコレートとドライフルーツ・ナッツ・キャラメルポップコーンを使用したスイーツのこと。品質の高いチョコレートとナチュラルな素材を厳選したチョコレートボールは、美味しいだけでなく、添加物・保存料・着色料フリーなのも嬉しい点です。キッチンメイドのチョコレートボールが並ぶ店内は、独創的でフォトジェニック。外国のお店のようなカラフルなチョコレートは見ているだけでもワクワクしてきます!毎日使うようなお店ではないですが、量り売りを楽しく体験することができるのが魅力です。家族や友人を誘って遊びに行ってみたくなるようなショップですよ! Choci Tokyo公式HP https://chocitokyo.jp/ 量り売りで「必要なモノを必要な量だけ」買おう!  実際、お得だと思って購入した大容量の商品も実はあまり必要がなかった、という経験をしたことがある方も多いのでは。自分の使いたい分量だけ購入することができる量り売りは、パッケージフリーを実現するだけではなく「本当に必要なモノって何だろう?」と生活を見直すきっかけにもなります。ぜひ自宅の近くで量り売りショップを見つけて、利用してみてくださいね!

  • 買い替えるならサステナブルに!エコな洗濯洗剤5選

    普段どのような基準で洗濯洗剤を選んでいますか。今回は、排水として流しても環境に優しい洗濯洗剤をピックアップ。次に買い替えるときの参考にしてみてくださいね。 その洗濯洗剤、人と環境に優しい…? 出典:pexels.com 広く普及している合成洗剤に使用されるのが、石油を原料とした界面活性剤。その界面活性座は河川や海に流れ込むと、生態系に悪影響があることが懸念されています。 「下水処理場を経由すれば、合成洗剤であってもきちんと分解されるのでは?」と考えられがちですが完全に除去することは難しいと言われています。そこで大切になってくるのが、洗剤を使用した後の排水が微生物などによって、水や二酸化炭素等の無機物に分解されるかどうか(=生分解性が高いかどうか)です。 私たちの生活と洗濯は切っても切り離せないですよね。頻繁に使う洗濯洗剤だから、どのようなものを使ったら環境や人への負担が少ないのか、考えてみることが大切ではないでしょうか。 そこで今回は、環境にも肌にも安心して使える洗濯洗剤をまとめてみました。 エコな洗洗剤、おすすめブランド5選         SARAYA「ヤシノミ洗濯洗剤凝縮タイプ」 この投稿をInstagramで見る ヤシノミ洗剤(@yashinomi_official)がシェアした投稿 「ツインパワーノ二オン」(ヤシの実由来)を主成分としており、高い洗浄力がありながら、手肌への優しく、小さな子どもがいる家庭にも最適。排水は微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解されるのに加え、繊維に洗浄成分が残りにくいので、すすぎは1回でも大丈夫で水の使用量も少なくて済みます。 また、本体ボトルの一部に再生プラスチック、詰替用の袋の一部にバイオマスプラスチックを使用し、持続可能なパーム油の生産の手助けもしています。 SARAYAの製品は食器用洗剤やハンドソープなど、他のラインナップも環境と人のことを考えて作られているので、トータルで揃えるのもおすすめです! SARAYA公式HP https://www.yashinomi.jp/ シャボン玉せっけん「シャボン玉スノールボトル」 この投稿をInstagramで見る シャボン玉石けん【公式】(@shabondama_soap)がシェアした投稿 蛍光増白剤・香料・着色料・酸化防止剤・LASなどの合成界面活性剤を使用していない無添加の液体洗濯石けん。石けんの場合、排水は素早く水と二酸化炭素に分解されるので、環境に優しいのが特徴です。洗い上がりは、ふんわりと柔らかいので柔軟剤は使う必要がありません。皮膚アレルギーテスト、皮膚刺激テスト済みなので、肌の弱い方や赤ちゃんにも使えるのが嬉しい点です。 また、洗濯洗剤や柔軟剤は、使っている本人が好む香りでも、周辺の人に強すぎる香りで「香害」を引き起こしてしまう場合があります。そのような被害を出さないためにも、シャボン玉石けんのような無香料の洗濯洗剤がおすすめです。 シャボン玉石けん公式HP https://www.shabon.com/ がんこ本舗「海へ…Step」 この投稿をInstagramで見る common style(@commonstyle.shop)がシェアした投稿 海洋タンカーの事故処理研究から生まれた洗濯用洗剤。特徴はなんと言っても、すすぎが0回でも大丈夫な点です。使用後は汚れを再付着させない技術でこの「すすぎなし」を実現しました。すすがないとなると肌への影響も心配ですが、アレルギーテストやパッチテスト、スティンギングテスト(かゆみやヒリヒリ感を確認するテスト)を行っています。界面活性剤量は一般的な洗剤の1/7に抑え、生分解性の高さも証明されており、さらには排水パイプの気になる詰まりや異臭も解決しくれるという優れもの。防災グッズ大賞2021「生活用品部門 審査員特別賞」を受賞しており災害用の備蓄としてもおすすめです。 がんこ本舗公式HP http://www.gankohompo.com/ エコストア「ランドリーリキッド ウルトラパワー」 この投稿をInstagramで見る エコストア(@ecostore.jp)がシェアした投稿 ニュージーランド生まれのエコストアから新しく登場した、強い洗浄力と子どもにも使える優しさを兼ね備えた洗濯洗剤。 環境に優しいのに高い洗浄力を持つ秘密は、5種類の植物由来の酵素にあります。この酵素が、汗や泥汚れ、油を含む食べ物のシミなど様々な汚れにアプローチ。植物やミネラル由来の原料でありながら、しっかりとした効果を実感できます。 またエコストアは、動物実験をしていないクルエルティフリーを宣言。パッケージにもリサイクル可能なシュガープラスチックとリサイクルプラスチックの混合ボトルを使用する他、空き容器を回収するなど、トータルで環境や動物、人に優しい製品を提案しています。パッケージもおしゃれでギフトセットもあるので、贈り物にもぴったりです。 エコストア公式HP https://ecostore.jp/ SOMALI「洗濯用液体石けん」 この投稿をInstagramで見る 木村石鹸🧼創業98年の石鹸メーカー(@kimurasoap)がシェアした投稿 大正13年創業の歴史ある木村石鹼が展開する「SOMALI」シリーズから出ている洗濯用液体石けん。生分解性に優れているとされる純石けんをメインに、泡立ちや使いやすさも追及。優しさと使いやすさを両立した最適なバランスで成分が調整されています。配合されるオレンジオイルは、できるだけ自然に近い状態のものを使用しているので、爽やかで自然な香りが特徴。衣類への洗剤残りが少ないので赤ちゃんの肌着にも使うことができます。 木村石鹼では、昔ながらの釜焚き製法を守り続け、純石鹼の伝統を次の世代へと受け継ぐ活動も行っています。 木村石鹼SOMALI商品ページ https://www.kimurasoap.co.jp/product_category/somali 洗濯は、地球にもあなたにも優しい時代に 70年代以降、強い洗浄力とその利便性から石油由来の合成洗剤が一般家庭に広く普及しました。 しかし、排水による環境汚染や生物多様性への影響に加え、化学物質によるアレルギーの発症者が増えていることから、最近は肌に優しいサステナブルな洗濯洗剤が注目されています。ご紹介したようにエコでサステナブルな洗濯用洗剤にも、それぞれの強みや特徴があります。 お気に入りの1本を見つけ、毎日の洗濯を見直すことで、環境に配慮するアクションをはじめてみませんか。