プラントベース

  • 進化がすごい!東京ビーガングルメ祭りで出会った、極旨ビーガンスイーツ5選

    動物性の材料を使わないことから、サステナブルな選択肢として注目を集める「ビーガン」や「プラントベース」。 実際にビーガンやプラントベースの食べ物と言われると、味が薄く物足りなそう…と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、今や、植物性の材料だけで作られたビーガンスイーツは、一般のスイーツと何のそん色もありません。手土産やプレゼントにできそうなデザイン性の高いスイーツも続々と登場しています。 今回は、動物性の材料を使用しない食品や雑貨が一挙に集結する、ビーガングルメ祭りに潜入!今回は、その中でも本当に美味しかったビーガンスイーツを5つご紹介します。 ビーガン祭りとは? 東京・名古屋・京都で定期的に開催されているビーガン祭りは、サステナブルなライフスタイルに共感する人たちから根強い支持を集める日本最大級のビーガン・プラントベースフードフェスです。今回訪れた「東京ビーガングルメ祭り2023 夏」は、2023年7月に東京都浅草にて開催。最新のビーガンフードやビーガンスイーツ約70店舗が軒を連ねました。 会場で見つけたスイーツ5選 会場入りしたのはお昼過ぎ。既に人気店や人気商品については売り切れが続出! ある出店者によると、オープン時間に合わせてお目当ての商品をゲットしている来場者も多数いるとのことでした。 それでは、実際に食べて美味しかったビーガンスイーツをチェックしていきましょう! HIKARI SHOKUDOのダブルベリーマフィン ダブルベリーマフィン(¥500) 栃木県那須塩原市のヴィ―ガンレストラン「HIKARI SHOKUDO」からはマーブル模様のダブルべリーマフィンをピックアップ。古代から栽培され、栄養豊富で小麦アレルギーが発症されにくいとされる有機スペルト小麦や有機ひよこ豆粉をベースに、バターや牛乳は使わず作られているダブルベリーマフィン。甘すぎない生地が、たっぷり入っていているベリーの風味を引き出していてパクパク食べられてしまいます!そのまま頂いても十分美味しいのですが、寒いところでは固まる性質を持つココナッツオイルが使用されているため電子レンジやオーブンで少し温めるとさらにおいしさがアップします! HIKARI SHOKUDOのキャラメルナッツタルト キャラメルナッツタルト(¥500) HIKARI SHOKUDOからもう一品選出!お店のおすすめ商品のひとつであるキャラメルナッツタルトは、香ばしいキャラメル風味に、たっぷり乗せられたナッツの相性がぴったりで、バター不使用とは思えない満足感!上層部分は甘さをしっかりと感じることができますが、下の生地はひよこ豆などを使用したあっさりした味わい。甘すぎるスイーツが苦手な方にも自信を持っておすすめしたいです! 1/2cafeのクッキー&ベリーショートケーキ(期間限定) クッキー&ベリーショートケーキ(¥650) 地方の人気 VEGAN SWEETS ブランドを集めた「ヴィーガンスイーツセレクトショップ」からは、岐阜県のビーガンカフェ、1/2cafeのクッキー&ベリーショートケーキをセレクト。トッピングされたクッキーのサクサク感、スポンジとベリーコンポートの層が相性バツグン。食感と組み合わせが楽しいケーキです。材料には豆乳ホイップや米油を使用するなど、プラントベースかつヘルシーでありながら男性でも満足できるボリューム感に驚かされました! Atelier TiDANEFAの柳久保小麦のカヌレ 柳久保小麦のカヌレ(¥500) マクロビオティックをベースとし、ヴィ―ガンやグルテンフリースイーツの製造販売やお菓子教室を展開するAtelier TiDANEFAからは、柳久保小麦のカヌレを。柳久保小麦とは、東京都東久留米市の在来種である小麦の品種のこと。腸内環境に悪影響を及ぼし、さまざまなアレルギーを引き起こす一因とされるグルテンを多く含む現代の小麦と比べると、品種改良されていない柳久保小麦などの在来種はヘルシーで栄養価が高いとされています。食べてみると、きび砂糖の香ばしい風味が口いっぱいに広がります。もっちりとした生地で、食べ応えもバツグン!通常のカヌレとは材料が全く異なるのに、味も見た目もカヌレそのもの。手土産にもぴったりです! Vegan cafe lillaのカシス&ブルーベリージェラート ジェラート カシス&ブルーベリー(¥880) 自然豊かな兵庫県淡路島からやってきたビーガンカフェ、Vegan cafe lillaには、ビーガンなジェラートがずらり。5種類のフレーバーからチョイスしたのはカシス&ブルーベリーです。カシスとブルーベリーが香り高く、フルーツ自体の甘みや芳醇さをしっかりと閉じ込めた贅沢な一品。卵、動物性乳製品、白砂糖不使用のビーガンジェラートとは思えない濃厚さがあります。メープルシロップ、アーモンドミルクなどの原料がフルーツの素材の良さを引き立てています。 これからのビーガンスイーツは、美味しい&可愛いが当たり前! 今回のイベント開催会場は、観光客に人気のある浅草と言う土地柄もあってか、欧米系やイスラム圏から来日中と来場者も多かった印象です。ビーガンと聞くと、日本では宗教上や健康上の理由から制限のある人が食べるもの、と考えている人もまだまだ多いですが、実際はどんな人も美味しく楽しむことができる食文化。 なかでもビーガンスイーツは、クオリティが高く、栄養価が高くヘルシーなものも多いので、ギルトフリーに楽しめます。 見た目にも可愛く、進化が止まらないビーガンスイーツの世界をぜひ覗いてみては?

  • 【2023年7月】週末行きたい!気になるイベントin関東

    本格的な夏もすぐそこ!夏休みのイベントやお出かけ先を探している方も多いのではないでしょうか。都内では、7月もわくわくするエシカルなイベントが多数開催予定!「次の週末はどこへ行こうかな?」と思ったときには参考にしてみてください。 ※お出かけ前には、各イベントのWEBサイトにて最新の情報を確認してください。 PRE MoFF - The Museum of Freewill & Future - この投稿をInstagramで見る tells market(テルズ マーケット)(@tells.market)がシェアした投稿 ショッピング、音楽、映画、ワークショップ…エシカルが身近になる2日間! エシカル・オンラインマーケット「tells market」の商品を実際に会場で手に取ることができる他、トークライブや音楽フェス、ワークショップなど、100年後に残したいエシカルなモノ・コトが東京の豊洲公園に集結。当日は環境に優しいプロダクト、日本の文化を伝える伝統工芸品など40~50ブランドが出展し、職人や作り手との会話も楽しめます。年齢も国籍も性別も超えて” 五感 ” で楽しめるイベントになっています! PRE MoFF - The Museum of Freewill & Future -開催日時:2023年7月29日(土)11:00~19:00、7月30日(日)11:00~18:00 場所:豊洲公園 花木モニュメント広場( ららぽーと豊洲横)チケット:500円(※ドリンク容器返却で500円キャッシュバック+Freewillブースで300円割引) ※タイムテーブルなど詳細は公式サイトをご覧ください。URL:https://tells-market.com/pre_moff_2023 actcoin MeetUp!#14 「パーパスキャリア~より良い社会を創る仕事/企業の見つけ方~」feat. エシカル就活&SDGsアクター資格 actcoinによるリアルイベントが、約2年ぶりの開催! ソーシャルアクションを可視化できるアプリ・webサービスを展開するactcoinが、コロナ禍を経て、約2年ぶりにミートアップイベントを再開します。今回のテーマは、「パーパスキャリア」。SDGsアクションの推進に取り組む大学や企業の方をゲストに招いたクロストークや、交流会が行われます。actcoinユーザーはもちろん、学生、社会人などどんな人でも参加OK!キャリアについて考えている人はぜひ気軽に参加してみては? actcoin MeetUp!#14 「パーパスキャリア~より良い社会を創る仕事/企業の見つけ方~」feat. エシカル就活&SDGsアクター資格 開催日時:2023年7月23日(日)16:00~18:00 場所:ILY hub 渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山B1F 参加費:一般 2,000円、学生 1,000円 ※いずれもactcoinユーザー半額、SDGsアクター資格取得学生無料、エシカル就活登録会員無料 お申込み:https://actcoin-meetup14.peatix.com/ ●actcoinから参加申し込みをすると、コインが獲得できます。( 登録・利用無料)  https://actcoin.jp/event/detail.php?id=3897 INCLUSIVE TOKYO 年齢・性別・障がい・国籍など関係なく誰もが楽しめるフラットなパーティー! これまで静岡で開催されてきた、障害や国籍、LGBTQなど関係なくフラットに誰もが楽しめるインクルーシブパーティー「INCLUSIVE」が、多様性の街、渋谷にやってきます。今回は【福祉×INNOVATION×性】がテーマ。トークイベントをはじめ、先天盲アーティストによるライブパフォーマンスや、豪華なDJ陣にも注目です。刺激的かつ新たな価値観に出会えること間違いなし!ロスフラワーを使用した会場装飾でサステナビリティのエッセンスも感じながら、フラットに「性」について語り合う夜にしてみませんか。 INCLUSIVE TOKYO開催日時:2023年7月8日(土)18:00~23:00 場所:宮下パークOR TOKYO 3F 入場料:DOOR 3,500円 / GUEST 3,000円(いずれも1ドリンク付き) Instagram:https://www.instagram.com/p/Cs--XJHLd19/ PASS THE BATON MARKET Vol.12 この投稿をInstagramで見る PASS THE BATON(@passthebaton_official)がシェアした投稿 デッドストック品や規格外品に出会える大人気蚤の市が東京品川で開催決定。 インテリアやグリーン、ファッション雑貨、アパレル、伝統工芸品などのこだわりあるアイテムに出会えるPASS THE BATON MARKETが7月に開催されます。商品はどれも理由があってメーカーの倉庫に眠っていたもので、レアな出会いにわくわくが止まらないはず。商品が作られた背景だけでなく、商品を購入し持ち帰った後のことを妄想しながら、その時にしかないお買い物を楽しんでみませんか。前回4月に行われた同イベントには51ブランドが出店。今回の出店ブランドなどは7月上旬以降に発表予定です。イベント詳細の公開をお見逃しなく! PASS THE BATON MARKET Vol.12開催日時:2023年7月15日(土)〜16日(日) 11:00〜19:00(最終日は18時終了) ※最終入場は終了時間30分前まで場所:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」 入場料:300円 ※小学生以下無料 URL:https://www.pass-the-baton.com/news/16454/   ファンケル銀座スクエア SDGs見学ツアー この投稿をInstagramで見る ファンケル銀座スクエア(@fanclginzasquare)がシェアした投稿 親子でSDGsなワークショップを体験! イベントは、ファンケルのSDGsの取り組みを知るツアーと、実践編として親子でワークショップに参加する約90分のプログラム編成です。第一弾のワークショップは「海の宝物作り」、第二弾は「規格外のお花を使った花育」、第三弾は「海洋プラスチックを使った万華鏡作り」(8月開催)とどれも子どもが楽しめる内容に。創作活動を通して、親子でSDGsについて考え触れることができます。各回とも事前申し込み及び抽選によって参加可能となっています。夏休みの思い出作りにぜひ! ファンケル銀座スクエア SDGs見学ツアー開催日時:2023年7月15日(土)~8/6(日) 場所:ファンケル銀座スクエア 10Fファンケルスカイガーデン ※開催時間やワークショップの詳細は公式サイトからご確認ください。 URL: https://area31.smp.ne.jp/area/table/39297/jIJuAG/M?S=qiofp2ljpgpd&F=jsm1w9bq   東京ビーガングルメ祭り2023夏(TOKYO VEGAN GOURMET FESTIVAL 2023 Summer) ビーガン・プラントベースフードが浅草に集結!スイーツ&パン専門フロアも必見 サステナブル意識の高い欧米を中心に世界へ広まりつつあるプラントベースフード文化。今回浅草で開催される東京ビーガングルメ祭りでは植物性の原料を用いたフードやスイーツ約70店舗が軒を連ねる予定です。お菓子・パン作り専門の人気通販サイト「cotta(コッタ) 」とタッグを組んだビーガンスイーツ・パンエリアも盛り上がりを見せそうです!歴史ある街浅草を散策しながら、進化を続けるビーガンフードの世界に足を運んでみてはいかがでしょうか。 東京ビーガングルメ祭り2023夏開催日時:2023年7月23日(日)10:00〜16:00場所:東京都立産業貿易センター台東館 6F & 7F 入場料:無料 URL:https://vegefes.com/news/tokyo2023summerstore-opening-agreement/   バリスタと楽しむPLASカフェ~1杯のコーヒーからアフリカを知る~ ケニア産コーヒーを飲みながら知るアフリカの今 アフリカのウガンダとケニアで貧困やHIV/エイズによって取り残されている子どもたちと家庭を支援しているPLASが、コーヒーを片手にアフリカの貧困問題や孤児について詳しく知ることができるイベントを開催。アフリカの現状や国際協力について深く学べるチャンスです。イベントではバリスタが美味しいコーヒーの淹れ方をレクチャーする時間もあるので、コーヒー好きの方もぜひ。 バリスタと楽しむPLASカフェ~1杯のコーヒーからアフリカを知る~開催日時:2023年7月2日(日)10:00~11:30 場所:PLASオフィス(東京メトロ広尾駅から徒歩7分/JR恵比寿駅から徒歩10分)〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-5 長谷川第一ビル402号室 参加費:1,000円 URL:https://www.plas-aids.org/blog/2023/06/02/60158 お申込み:https://peatix.com/event/3604325 ●actcoinから参加申し込みをすると、コインが獲得できます。 https://actcoin.jp/event/detail.php?id=3907 ※actcoinはソーシャルアクションによってコインが貯まるweb・アプリサービスです( 登録・利用無料) GRAPEFRIUTS SOUR NEW RELEASE POP UP この投稿をInstagramで見る Libushi_Bashamichi(@libushibashamichi)がシェアした投稿 この夏、超希少な国産グレープフルーツを使用したアップサイクルサワーが登場! 今月、国内シェアの1%にも満たないと言われる国産グレープフルーツを使った、“アップサイクルサワー”が新発売になります。宮崎の農園で、ワックスや防カビ剤、防腐剤を使用せず、農薬をなるべく使わずに丹精込めて作られたものの、完熟後に太陽に当たったことで実が再び青くなってしまい売りにくくなってしまったグレープフルーツを惜しみなく使ったサワーです。発売を記念して、横浜のレストラン「里武士・馬車道」では、ペアリングコースイベントを開催。宮崎の食材と宮崎県産グレープフルーツサワーを存分に楽しめるスペシャルな一夜です! GRAPEFRIUTS SOUR NEW RELEASE POP UP 開催日時:2023年7月2日15:00~ 場所:里武士・馬車道 横浜市中区北仲通5丁目57−2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F Instagram:https://www.instagram.com/p/CtqpSqTpyt8/ ※価格などは直接お問い合わせください

  • たまごじゃないたまご“Ever Egg”は常識を覆すプラントベースフード?

    この春、最新の技術を用いて、植物性の原料だけで作られた「たまごのようで、たまごじゃない」Ever Egg(エバーエッグ)の常温タイプが新発売となりました。今までのプラントベースフードとは一線を画すこのEver Egg。これまでのプラントベースフードの常識を破る“たまご”に見る植物由来食品の未来とは? Ever Eggとは? Ever Egg(エバーエッグ)は、プラントベースフードを展開する2foodsとカゴメ株式会社が共同開発した動物性の原料を一切使わずに作られた代替卵です。従来は冷凍タイプの販売のみでしたが、気軽に日常に取り入れてもらいたいと、Ever Eggの常温タイプが2foodsの店頭やオンラインショップ、全国のスーパーマーケットなどで販売されることになりました。Ever Eggの大きなポイントは、湯せんや電子レンジで加熱しても食感が損なわれることなく、誰でも簡単にふわとろ食感を味わうことができること。理想の味と食感を追い求め、原材料は、100パターン以上から試行錯誤して採用された「人参と白いんげん豆」を採用。「野菜半熟化製法」(国内特許出願中)という独自技術を用いて作られています。賞味期限は1年のため、ローリングストックとして家庭で活用することも可能。欧米の若者を中心にプラントベースフードが浸透していることや鳥インフルエンザによる卵の供給不足と言った背景もあり、新しい選択肢としてEver Eggは時代にマッチする存在です。 プラントベースフードは日本の若者にも受け入れられる? 2023年4月、Ever Eggを開発した2foodsは発売に合わせて、記念トークショー&試食会を実施。2foods渋谷ロフトの店舗にて行われたイベントには、主要テレビ局など数十名ほどの取材陣が集まっており、プラントベースへの注目度の高さが伺えます。 イベントの目玉は、ギャル雑誌「egg」とのコラボレーション企画です。“渋谷”や“ギャル”といったワードは、これまでのプラントベースフードとは少し遠いイメージではありますが、そこが今回の狙い。今までプラントベースに関わりの無かった層にもアプローチしようという目的です。海外ではすでに若い層を中心に人気が出てきているプラントベース。日本でも環境問題に関心のあるZ世代は多く存在するため、ギャルに向けて発信することは、プラントベースフードの新しい可能性を広げることになりそうです。 イベントでは、egg現役モデルがEver Eggを実食 イベントでは、egg現役モデルのみりちゃむさんがEver Eggを実食。「半熟感が美味しくて、見た目も味もたまごではないと気がつかない!コレステロールゼロである点もとてもうれしい」とコメント。また原料が人参と白いんげんであることを司会者から伝えられると、どちらも苦手な食材だったのにも関わらず美味しく食べられたことに驚きをあらわにする場面もありました。 パネルトークでは、「Ever Eggを広めるためのキャッチコピーをつけるなら?」とのお題に「しごでき(仕事ができる)タマゴちゃん」と回答。電子レンジでチンするだけで手軽に食べられることやおいしく健康を叶えることができることなど挙げ「Ever Eggの存在が多くの人が一緒にうれしい・楽しいと思える人が増えることにつながれば良いと思う」とエールを送りました。 特別号「Ever egg」も発刊 発売記念の一環としてeggとEver Eggの特別号も発刊されました。固いイメージが先行するSDGsや食、環境問題を令和ギャルがポジティブかつフラットに届けるというオリジナリティ溢れる一冊で、2foods渋谷ロフト店にてエバーエッグオムライスを注文もしくはEver Egg商品を購入した人を対象に数量限定で配布されていました。※現在は配布を終了しています。 Ever Eggの普及はZ世代がカギとなるか? 本物そっくりの見た目や味、食感で、健康に気を遣いたいときや「今日はちょっと環境に優しい食事にしてみようかな」というときに気軽に選択できるEver Egg。これまで代替卵は、卵アレルギーやヴィーガンの人向けの需要が中心でしたが、Ever Eggの登場により、プラントベースフードがどんな人でも気軽に選べる、身近な選択肢になりつつあります。 2foodsでは、今回のような企画だけでなく、ウェブメディア「Project2」を運営。音楽やファッションなど、ストリートカルチャーのコンテンツを通して、ジャンキーでありながらサステナブルな世界観を発信しています。 多様性や若者の価値観を携えて、難しくなりがちな「サステナブル」や「SDGs」のイメージを覆す2foods。今回新しく発売したEver Eggが、プラントベースの枠を超え、Z世代の新たな食文化のひとつになる日も近いかもしれません。 2foods 公式HP:https://2foods.jp/参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000043581.html

  • プラントベースの2foods。ヘルシージャンクフードの気になるお味は?

    植物性の材料しか使わないプラントベースフード。「環境に優しい」と注目を集めていますが、一方で動物性食品と比べると味が劣る、満足感が得られないなどのイメージが強い方も多いのでは?今回は進化系プラントベースフードカフェ、2foodsで人気メニューを体験。「どんな食材からできているの?実際の味はどう?」など、プラントベースフードを食べたことがない方にもわかりやすいようレポートします。 プラントベースフードとは? 肉類や牛乳などの動物性由来で作られた食品を使用せず、代替肉や豆乳などの植物性由来で作られた食品のこと。人口増加による食糧不足問題の解決や、環境負荷が高いとされる畜産の代替案として、欧米を中心に新たな食文化として広がりつつあります。 やみつきになるプラントベースフード?2foodsに潜入! 今回プラントベースフードを体験しに訪れたのは、日本におけるプラントベースフードのパイオニア、2foods(トゥーフーズ)。やみつきになる美味しさもヘルシーさも追求し、ヘルシーなジャンクフードを提供する2foodsは、美味しさを追求するために最新のフードテックを用いて商品開発を行っていて、従来の「健康」や「環境主義」などを全面的にアピールするプラントベースフードとは一味違います。 渋谷、銀座、八重洲など都内に5店舗があり、オンラインショップも運営しています。今回は、渋谷ロフト店にお邪魔しました。 グループでもおひとり様でも利用しやすい店内 2foods渋谷ロフト店は渋谷駅から数分の好立地にあり、通りからも目を引くカラフルなビジュアルが目印。渋谷ロフトと同じフロアに店舗を構えているため、お買い物の時にもふらっと気軽に立ち寄ることができます。ネオンカラーを使ったポップで明るい店内には、一人用の席、テーブル席がありグループでもおひとり様でも来店しやすい雰囲気。渋谷という土地柄、若者や外国人旅行客の来店も多く、取材日当日もランチタイムはほぼ満席状態でした。 気になるプラントベースフードのメニューは? 食事メニューはスパイシージャンクバーガー、まるでバターチキンカレー、エバーエッグオムライスなど、多くの人に馴染みがあるメニューをプラントベース仕様にしたラインナップ。他にも、濃厚やみつき担々麺、ソイチキン南蛮など、麺類や丼物もありました。スイーツメニューはハッピーチョコレートドーナツ、ラズベリーピスタチオドーナツなどのドーナツの種類が充実しています。他にも、キャラメルアップルパイや生食感の濃厚ガトーショコラなども魅力的。食欲をそそるプラントベースのジャンクフードがバラエティ豊かに並びます。 今回頼んだのはこれ! 魅力的なメニューが並ぶ中、今回実際にオーダーしたのは以下の2つです。 エバーエッグオムライス(プラントベースデミグラスソース)(テイクアウト:1188 円/イートイン:1210 円) セレクトした理由は、卵に似せて作られたプラントベースエッグ「エバーエッグ」を実際に食べてみたかったのと、動物性の食材を使っていないのに「コク深いソース」と言う謳い文句は果たして本当なのかと思ったからです。 代替肉や代替ミルクのようなものは目にする機会も増えましたが、“代替卵”にはなかなか出会えません。2foodsとカゴメがタッグを組んで開発したプラントベースエッグ「Ever Egg(エバーエッグ)」は、人参や白いんげん豆を原料に「野菜半熟化製法」(国内特許出願中)の技術を採用。本物に近づけるために試行錯誤の末生まれたそうです。 さくらドーナツ(テイクアウト:481 円/イートイン:490 円) スイーツメニューからは「春季限定」のワードに惹かれさくらドーナツをチョイス。卵やバター不使用ながら、ふんわりとした生地感を実現した秘密は、熟成発酵技術「オーバーナイト法」によるものです。この技術で通常の生地よりも5倍以上の時間をかけて発酵させているそうです。鮮やかなピンクのグレーズ全体には桜の花や葉のパウダーを使用。トッピングの桜のモチーフも華やかです。こちらも見かけからは、プラントベースフードとは気がつきません。 代替卵のオムライスと卵・乳製品不使用のドーナツ…気になるお味は? それでは実際に食べてみたいと思います。今回はわかりやすく、満足度を★(3つが満点)で表してみました。 まずはエバーエッグオムライスから! 運ばれてきた実物を見ると、卵は本物と遜色ない黄色で半熟具合もばっちり。デミグラスソースもプラントベースフードとは全く分かりません。肝心の味はと言うと、ふわっとした代替卵は本物の卵より軽い口当たりが印象的で、他の「代替卵」とはクオリティが格段に違い、大きな驚きがありました。そしてしっかりとコクのあるソースは、本格的な洋食店のオムライスを想起させる味わい。ケチャップライスからはしっかりと大豆ミートの存在を感じることができました。食べ進めるうちに、プラントベースであることはすっかり忘れてしまうほどの仕上がりです。ランチタイムに訪問し、夜までお腹が空くこともなかったことからしっかりボリューム感が欲しい方にもおすすめだと思いました。卵部分のみだともう少し濃厚さが欲しい人もいるかもしれませんが、ふわふわ、とろとろの卵の食感とデミグラスソースが本格的な風味であったことから、満足度は★★☆ さくらドーナツは、目にも楽しく思わず写真を撮りたくなるような可愛さです。生地感はふわっとしていながら、ドーナツのボリューム感もしっかりとありました。生地には、白砂糖に比べてミネラルが多くコクと旨味がある鹿児島県喜界島産粗糖や低GIのアガベシロップを使用しており、健康的でありながらやみにつきになる甘さ!また桜の風味と塩味が加わることにより、ジャンクフードでありながら和菓子のような一面も持ち合わせていました。プラントベースであることを全く感じさせない甘さ、揚げ物ならではのボリューム感があったことから、満足度は★★★ 2foodsに行ってみて気が付いたこと 今回2foodsに行ってみて感じたのは、プラントベースフードを初めて体験する人にぴったりのお店だということです。ハンバーガー、オムライス、ドーナツなど、わたしたちに馴染みのあるメニューばかりで、気負いせず気軽にトライすることができます。ランチやカフェ利用はもちろん、夜も比較的遅くまで開いており酒類の提供もあることから(※渋谷ロフト店限定)、仕事終わりのディナーや、今人気の夜カフェとしても利用できる点も嬉しいです。「環境問題に貢献するから、ボリューム感や満足感など物足りなさがあっても多少の我慢が必要」と心のどこかで感じていたプラントベースへの意識が「自信を持って多くの人におすすめできるもの」へ変わりました。 試す価値あり!今までにないプラントベースフードを体感してみては? “美味しい、楽しい、ワクワクする”を大切にした新しい形のプラントベースフード。プラントベースやヴィーガンは環境やエシカルに対する意識が高い人が食べる特別なものといったイメージが強いですが、2foodsはそういった一部の人たちだけでなく、単純に「美味しいものが食べたいから」という理由で利用したくなるカフェでした。驚きが満載の次世代の料理をぜひ体感しに行ってみてはいかがでしょうか? 【ショップ情報】2foods 渋谷ロフト店東京都渋⾕区宇⽥川町21-1 2階月~木・日 11:00~21:00(LO.20:00)金・土・祝前日 11:00~22:30(L.O. フード21:30、ドリンク 22:00)2foods公式HP:https://2foods.jp/

  • 楽しく始めよう!気軽にできるサステナブルアクション【外出編】

    地球にやさしい生活を送りたいと思っても、何から始めていいかわからず、ハードルが高く感じる方も多いのでは。今回は、エシカルライターである筆者が、実際に使っているものや行っているアクションをご紹介!自分自身がわくわくするアクションから、サステナブルライフを始めてみませんか? オシャレで機能性もGOODなマイボトルを持ち歩く 出典:pexels.com 外出先でペットボトルの水を購入したり、コーヒーショップで使い捨てのカップを使うシーンはよくありますよね。外出するときには、マイボトル持参を習慣化すると自分が出すゴミの量が減ることに驚きます!まずは大切にしたくなるマイボトルを探すことから始めてみませんか。筆者おすすめのマイアイテムを使った感想とともにご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 Stojoのタンブラー この投稿をInstagramで見る stojo日本公式アカウント(@stojo_japan)がシェアした投稿 ストージョはニューヨーク生まれのリユーザブルカップを主力としたブランドです。折り畳みが可能で、コンパクトに持ち運べるのが大きな特徴ですが、他にも愛用していて実感したメリットが2つありました。1つ目は、カップの内側に目盛りがついていることです。例えば、「BIGGIE / ビギー 470ml」の場合、カップの内側に296㎖、355㎖、414㎖、473㎖の4種類の目盛りが記載されています。自身でお湯の量などを調整するのも簡単ですし、カフェにstojoを持ち込んでドリンクを購入した時に、「このカップは目盛りがついているので提供する側としてとても助かります」と店員さんに声をかけてもらったことがありました。2つ目は、付属のストローの使い勝手の良さです。カップと同じシリコン素材のストローは、口当たりも優しくて飲みやすさも◎。少し太めのストローなので、クリーム入りのドリンクを飲むときなど、幅広いシーンで使用することができます。ストロー付きでない商品もあるので、事前に確認することをおすすめします。 Themosの魔法びん この投稿をInstagramで見る サーモス【公式】 THERMOS_k.k(@thermos_k.k)がシェアした投稿 会社や学校、お出かけの際にお家からお水やお茶を持ち歩っていくなら水筒が便利です。毎日使うからこそ機能性を重視したい水筒ですが、意外と見逃しがちなのが、お手入れのしやすさ。パッキンがいくつもついていて、外して洗うことがストレスになると、使用頻度が減ってしまいます。たくさん種類のある水筒の中でも魔法びんのパイオニア、サーモスの水筒は納得の使いやすさ。サーモスの魔法びんは、パッキンも取り外しが簡単なのでお手入れがとても楽。冷たいドリンクも温かいドリンクも一日中温度をキープしてくれるので、暑い季節や寒い季節にも大活躍間違いなし。使いやすさと洗いやすさを考慮した設計で、清潔にマイ水筒ライフを送ることができます。 お肉じゃなくても大満足。プラントベースフードを選んでみる                 出典:pexels.com 何を食べようか迷ったとき、お肉以外を選ぶ「ミートフリー」を実践してみませんか。牛肉をはじめとしたお肉は環境負荷が高いとされており、最近ではお肉に代わるプラントベースフードが増えてきています。例えば、・お弁当に何気なく入れていたお肉を、大豆ミートや厚揚げなどで代用してみる・コンビニでお弁当を買うときにも大豆ミートなどの植物性食材を使った商品を選んでみる・ミートフリーやヴィ―ガンメニューを提供するカフェやレストランを利用するなどが挙げられます。 お肉が無くても満足できる筆者おすすめのレストランは以下です。 Mr.FARMER この投稿をInstagramで見る ミスターファーマー(@mr.farmer_)がシェアした投稿 ミスターファーマーは、新宿や恵比寿などに店舗があるお野菜カフェです。ミートフリーメニュー以外も取り扱いがあるので、友人や家族も誘いやすいのが嬉しい点です。 ヴィーガンビストロ じゃんがら この投稿をInstagramで見る ヴィーガンビストロ じゃんがら(@veganbistro_jangara)がシェアした投稿 原宿(表参道)にあるヴィーガンビストロじゃんがらは、肉、魚、乳製品、卵不使用のメニューが充実しているレストラン。バーガーやラーメンなどのカジュアルなランチセットから、オシャレなディナーコースまで幅広いメニューが魅力です。 各地に増加中!お気に入りの量り売りショップを探す 出典:unsplash.com 買い物をしているときに、本来買うつもりがなかったのに「まとめ買い」や「お得な大袋」などの言葉に惹かれて購入してしまったことはないでしょうか。必要な物を必要な物だけ買うことは、ロスを最小限に抑えることができ、資源を大切に使うことに繋がります。最近増えてきている量り売りショップは、欲しいものを欲しい分だけ買えて、品質の高いものが多い印象。食料品など、量り売り購入ができるお店をいくつか紹介します。 Bio c' Bon (ビオセボン) 東京・神奈川で見かけることが多くなったパリ発オーガニックスーパー。ナッツ類やドライフルーツの量り売りがあり、とても美味。ヘルシーなおやつを欲しい分だけ購入したいときにおすすめです。 職人醤油 松屋銀座店 銀座にある醤油のセレクトショップで、日本各地から選りすぐりの醤油が集うお店です。購入時は店舗が用意している専用容器もしくは密閉できる容器を持参することも可能です。 続けられるアクションを見つけよう! 難しく考えなくても、サステナブルアクションは始められます。ご紹介した他にも、移動には公共交通機関や自転車、レンタサイクルを利用してみることなども簡単にできる取り組みの一つです。環境にやさしい生活を送るうえで大切なのは、楽しみながら行うなど続けられるように工夫すること。小さなところから未来に向けたライフスタイルを選んでみませんか。

  • 動物実験なし!おすすめのクルエルティフリーコスメ9選

    近年、動物を保護する観点からクルエルティフリーのコスメが注目されています。こちらの記事では、ネットや実店舗で購入できる、おすすめのクルエルティフリーコスメブランドをご紹介します! 時代の流れによって注目、クルエルティフリーコスメ 私たちが普段何気なく使っているコスメ。実は、私たちが安心して使えるよう、開発から製造までのいくつかの工程において、ウサギやラットなどの動物を使った実験が行われている場合があります。 そんな中、近年注目を浴びているのがクルエルティフリーコスメです。 クルエルティフリー(cruelty free)とは、直訳すると「残虐性がない」という意味で、開発から製造まで動物実験が行われていない製品を指します。 関連記事:クルエルティフリーとは?取り組みや認証マークについてご紹介 今回は、クルエルティフリーコスメブランドをピックアップ。コスメを買い替える際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 おすすめのクルエルティフリーコスメブランド9選 デパ地下やドラッグストアだけでなく、ネットでも購入できるクルエルティフリーコスメを集めました。クルエルティフリーでも品質や使用感に定評のあるものばかりです。動物に配慮しながら、美容を楽しみましょう! LUSH(ラッシュ) LUSHは、スキンケアアイテムやバスボムなどで有名なイギリスのブランドです。ユーモアあふれるネーミングと、思わず誰かにプレゼントしたくなるデザインが特徴的。LUSHでは、厳選した原材料でプロダクトを製造するだけでなく、創業以来、動物実験をせずにプロダクトづくりに努めています。多くの方に動物実験の現状を知ってもらうよう、公式ホームページ内に化粧品のための動物実験反対というページを立ち上げています。 THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ) この投稿をInstagramで見る ザボディショップ(@thebodyshopjp)がシェアした投稿 THE BODY SHOPは、国内にも実店舗を多いイギリスのコスメブランド。ボディケアからメイクアップまで、種類や色が豊富に揃っているので、お気に入りが見つかるはず。THE BODY SHOでは長年、動物実験せずに商品を開発・製造。2018年には、「化粧品の動物実験反対キャンペーン」として830万筆の署名を集め、国連に提出しました。こちらのページには、動物実験に反対する詳細の情報を掲載しています。 Aēsop(イソップ) この投稿をInstagramで見る Aesop(@aesopskincare)がシェアした投稿 オーストラリアのコスメブランドAēsopは、スキンケアから香水まで、パーソナルケアやライフスタイルにかかわる多くのプロダクトを扱っています。製造のフェーズで動物実験を一切行わないだけでなく、成分に関しても、蜜蝋や蜂蜜などの動物由来成分を使用していません。公式ホームページ内のイソップは動物実験を行っていますか?に詳細が掲載されています。 On The Wild Side(オン・ザ・ワイルド・サイド) この投稿をInstagramで見る [日本公式]On The Wild Side(@onthewildside_japan)がシェアした投稿 On The Wild Sideは、フランスのコスメブランド。2021年に日本でも販売がスタートしました。非常にシンプルでありながら、肌本来の機能を取り戻すスキンケアラインを展開しています。プロダクトは、フランスの野生の植物から取れた天然由来成分を100%使用。自社で制定した厳しい基準をクリアしたオーガニックの原料のみを使用しています。 WELEDA(ヴェレダ) この投稿をInstagramで見る ヴェレダ・ジャパン(@weleda_japan)がシェアした投稿 ナチュラルコスメを使う人の中では定番のオーガニックブランドWELEDA。スキンケア、ボディケアアイテムなら何でも揃っています。中でもマッサージに使えるホワイトバーチオイルや妊婦・あかちゃん用のアイテムが人気です。自然の原料のみを使い、サステナブルな製品を生み出し続けるWELEDAも動物実験を行っていないクルエルティフリーコスメのひとつです。 BEIGIC(ベージック) この投稿をInstagramで見る BEIGIC ベージック日本公式(@beigic_jp)がシェアした投稿 BEIGICは、韓国発のコスメブランド。特にルーセントオイルとコーヒーの香りがするフェイススクラブが人気です。全てのプロダクトにおいて、ぺルー産のコーヒー豆由来のグリーンコーヒービーンオイルを使用。合成香料や合成着色料、シリコン、パラベン、サルフェートなどは使っていません。日本国内ではECサイトやQoo10、一部のロフトなどの実店舗でも購入可能です。 DEAR DAHLIA(ディアダリア) この投稿をInstagramで見る ディアダリア Dear Dahlia(@deardahlia_japan)がシェアした投稿 DEAR DAHLIAは、ファンデーションなどのベースメイクから、口紅などのポイントメイクにいたるまで、豊富なラインナップのメイクアップアイテムを取り揃える韓国のコスメブランドです。各プロダクトには、動物由来成分を入れず、天然由来成分を余すところなく使っています。直営店や@cosme storeの他にも、百貨店のECサイトやQoo10などネットでも取り扱うショップが多くあります。 NEMOHAMO(ネモハモ) この投稿をInstagramで見る NEMOHAMO(@nemohamo)がシェアした投稿 自然由来成分のみを使い、製造工程において一切排水や排煙を出さないサステナブルブランド。NEMOHAMOの名前のとおり、植物をまるごと使用した製品は、素肌に潤いと元気を与えてくれます。動物福祉に配慮した原料の使用を徹底し、動物実験も行っていません。 ICOR(イコ) この投稿をInstagramで見る ICOR(@icorbeauty)がシェアした投稿 北海道産の原料をふんだんに使ったスキンケアコスメに定評があるICOR。心、身体だけでなく自然環境も健やかであることを目指し、サステナブルな製品づくりをしています。もちろん動物実験もしていません。人気のオイルインミストトナーやバランシングセラムは、使用が良いだけでなく、香りにも癒されます。 次に買い替えるときはクルエルティフリーコスメにしませんか? 出典:pexels.com 今回は、お手軽に購入できるクルエルティフリーコスメブランド9つをご紹介しました。どのブランドもECサイトや実店舗で取り扱っているものです。次にコスメを買い替える際には、是非参考にしてみてくださいね。

  • 環境に優しいおいしさ。東京でプラントベースを楽しめるレストラン&カフェを紹介

    お肉などの畜産物に代わり、環境負荷の少ない食品として関心を集めるプラントベースをご存知でしょうか。プラントベースとは、植物由来の原料を使用した食品のこと。代表的な例を挙げると、大豆ミートなどの代替肉やアーモンドミルクなどの植物性ミルクが挙げられます。 健康意識の高まりからだけではなく、環境のことを考えて、欧米諸国や日本ではプラントベースに注目が集まっています。以前からベジタリアンなどの一部の人には食べられていましたが、ここ数年で急激に認知され、市場が年々大きくなっています。また味やクオリティもどんどん進化を見せるプラントベース。 この記事では、東京でプラントベースを楽しめるレストランやカフェをご紹介します。 プラントベースが注目される理由 出典:pexels.com プラントベースにはいくつか注目される理由があります。なかには健康増進のために取り入れている人もいますが、関心を集める大きな理由は環境への配慮から。 今世界では、増え続ける人口に肉などのタンパク質の生産が追いつかなくなってきています。このまま人口にあわせて肉を増産していけば、水不足や水質汚染に繋がり、地球温暖化にも拍車をかけると言われています。また、飼料となる穀物の増産も、農地を確保するために森林伐採を行う必要が出てくるなど、環境に大きな負荷をかけることに。 そこでお肉や動物性の食品にかわって、タンパク質の供給源として代替肉などのプラントベースが選ばれているのです。 関連記事:新たな食の選択肢、プラントベースとは?進化した代替肉や植物性ミルクが続々登場 東京都内でプラントベースが食べられるレストラン ここ数年で、東京都内にもプラントベースが楽しめるお店がどんどん増えています。プラントベースと言っても味気ないものばかりではなく、ファストフードのように手軽なものややスイーツがいただけるところ、お酒が飲めるところなど、普通のレストランと同じように、しっかりと満足感を味わえます。時間帯や一緒に訪れる人に合わせて、プラントベースのレストランを選んでみては。 ベジタリアンブッチャー(池袋) ヨーロッパ各国にも代替肉を卸すオランダの大手代替肉メーカーが手掛ける、プラントミートのお店。メニューは全品プラントベースで、前菜からサラダ、メイン、パスタ、デザートなどを楽しめるコースも提供。量り売りでプラントベースミートの購入も可能です。また、フードロス削減のためにお持ち帰りを推奨したり、余った食材を提供するフードシェアリングなど新しいアイディアを導入する、最先端のサステナブルレストラン。 https://www.thevegetarian-butcher-jap.com/store/ この投稿をInstagramで見る The Vegetarian Butcher🇯🇵(@thevegetarianbutcher_jp)がシェアした投稿 PLANT BASED TOKYO(代々木) 環境負荷の低い大豆のおいしさを最大限に引き出した料理が楽しめるカフェ。最新技術によって作られた大豆ミートやチーズのような豆乳クリームなど、驚きの大豆料理が楽しめます。メニューは肉・魚介類・卵・乳製品等の動物性食材は一切不使用。主菜と副菜がセットになったプレートは野菜たっぷりで見た目にも鮮やか。テイクアウトのメニューもあり。 https://www.plantbasedtokyo.jp/ この投稿をInstagramで見る プラントベースド東京(@plantbased.tokyo)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る プラントベースド東京(@plantbased.tokyo)がシェアした投稿 2foods(八重洲、銀座、渋谷、六本木、麻布、人形町) 「ヘルシーなジャンクフード」が楽しめるプラントベースレストラン。メニューは、ドーナツから丼もの、麺類、カレー、サラダと実に豊富。プラントベースエッグを使用したオムライスは、定番メニューのひとつ。コールドプレスジュースやコーヒーなどドリンク類も充実し、子ども向けのメニューがあるのも特徴です。メニューは動物性の原料を使っていないのはもちろん、白砂糖や合成着色料なども不使用。グルテンフリーのものもあり、どんな人でも使いやすいカフェ。 関連記事:プラントベースの2foods。ヘルシージャンクフードの気になるお味は? https://2foods.jp/ この投稿をInstagramで見る 2foods(@2foods.official)がシェアした投稿 CITYSHOP(渋谷、東京駅) 野菜をふんだんに使ったメニューがいただけるCITYSHOP。メインを選べるデリプレートのほか、サラダやスイーツも充実しています。ソイミートパティを使ったヴィーガンバーガーなどミートフリーのメニューもあります。プラントベースに特化したカフェではないので、お肉やお魚を使ったメニューもあり、その日の気分で選べるのが嬉しいポイントです。 https://cityshop.flavorworks.co.jp/ この投稿をInstagramで見る cityshop_food(@cityshop_food)がシェアした投稿 AIN SOPH.(銀座、池袋、新宿) 肉、魚、乳製品、卵など動物性食材を一切使っていない料理が楽しめるカフェ、AIN SOPH.(アインソフ)。野菜本来の味が楽しめ、お肉が入っていないことを忘れてしまうくらい、満足感の高いお料理がいただけます。乳製品や卵不使用のヴィーガンスイーツもクオリティが高く、中には植物性チーズを使ったメニューも。店舗によって違うメニューがあるので、それぞれの店舗に訪れる楽しみがあります。 https://www.ain-soph.jp/ この投稿をInstagramで見る AIN SOPH. (アインソフ) 公式|ヴィーガン(@ainsoph_jp)がシェアした投稿 菜道(自由が丘) 「美食同源」をモットーにした、フルヴィーガンの和食がいただけるレストラン。肉、魚、牛乳、砂糖、化学調味料などは使っていないのに、質素な精進料理のようなものではなく、麺類や丼もの、居酒屋メニューなどのジャンクなお料理がいただけます。ヴィーガンのお酒も揃えているので、ヘルシーに飲みたいときに。ランチからカフェタイム、ディナータイムまで時間帯問わず、プラントベースの食事とスイーツが楽しめます。 https://saido.tokyo/ この投稿をInstagramで見る 菜道(@saido_tokyo)がシェアした投稿 Ballon TOKYO(中目黒) サステナブルなファストフードを掲げるファラフェルスタンド。ファラフェルとは、中東で食べられているコロッケのような料理で、ひよこ豆をすりつぶしたものを揚げたもの。こちらではファラフェルと野菜をピタパンにサンドしたファラフェルサンドをいただけます。他にも卵、乳製品、砂糖を使わず100%植物性の原料で作られたソフトクリームもおすすめ。しっかりとした食べ応えは、サンドイッチもソフトクリームも植物性の原料しか使われていないことが信じられないほど。気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。 https://www.ballontokyo.com/ この投稿をInstagramで見る Ballon / バロン(@ballontokyo)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Ballon / バロン(@ballontokyo)がシェアした投稿 Terra Burger & Bowl(代官山) 今話題のブッダボウルが食べられるお店。野菜を中心にフルーツやきのこ、穀物やナッツなどをバランスよく盛り付けたブッダボウルは、色鮮やかで、とてもヘルシー。しっかり野菜が摂れて満足感の高い一皿です。ヴィーガンバーガーもお店の人気メニュー。肉厚で肉汁さえも感じられるパティは、もちろん100%プラントベース。バンズはグルテンフリーのものに変更可能です。 https://www.terrabb.com/ この投稿をInstagramで見る Terra Burger & Bowl(@terraburgerandbowl)がシェアした投稿 最先端プラントベースレストランを外食の選択肢に 出典:pexels.com 東京都内には、プラントベースのカフェやレストランが次々とオープンしています。最先端の技術で進化し続けているプラントベースフードは、今までのプラントベースの常識を覆すかもしれません。おいしいのにヘルシーで、環境負荷も低い。レストランを選ぶ際は、健康と持続可能な食のために、プラントベースのレストランを選んでみてはいかがでしょうか。

  • 新たな食の選択肢、プラントベースとは?進化した代替肉や植物性ミルクが続々登場

    今、代替肉などの食品がベジタリアンなど一部の人にとどまらず、大きな広まりを見せています。動物性の原料をなるべく減らし、その代わりに植物性の原料へとシフトしていくことには様々なメリットがあります。健康の向上だけでなく、環境問題や食糧危機の解決方法になるとされている「プラントベース」とはどういうものか、私たちや地球環境にとってどんなメリットがあるのかをご紹介します。 プラントベースとは? 出典:pexels.com プラントベースとは、プラント(=植物)がベース(=基本)になっているという意味で、動物由来の原料を完全に使用しない、または極力使用しない食事のことです。ベジタリアンやビーガンと呼ばれる菜食主義の食事と違い、すべての食事で動物性の食品を摂らないというわけではありません。また、動物愛護の観点からベジタリアンやビーガンになる人も多い中、プラントベースは環境保護などを目的にしているため、それらとは区別されています。 代表的なプラントベースフード 植物性の原料が使われるプラントベースの食品のことは、「プラントベースフード」と呼ばれています。私たちが身近に購入できたり、レストランで選べるプラントベースフードにはどんなものがあるのでしょうか。代表的な例をご紹介します。 代替肉 出典:pexels.com 大豆ミートやフェイクミート、プラントベースミートとも呼ばれる代替肉は、プラントベースフードの代表的な食品です。大豆やエンドウ豆を使用し、お肉そっくりの味や食感に作られた代替肉は、ここ数年で市場が急拡大し、クオリティがどんどん上がってきています。スーパーに並ぶのは、ブロック状になっているものやミンチ状になっているもの、さらには、ハムやハンバーグ、ソーセージ、肉団子、からあげ、ナゲット、メンチカツ、サラダチキンタイプなど調理されている加工品の種類も豊富です。 プラントベースミルク 出典:pexels.com 牛乳にかわる代替ミルクとして人気が高まっているのが、豆類やナッツなどを原料にしたプラントベースミルク。豆乳をはじめ、アーモンドミルク、オーツミルク、ココナッツミルクなどが有名ですが、カシューナッツミルク、ピーナッツミルク、ライスミルク、ヘンプミルク、マカダミアミルク、くるみミルクなど、種類が豊富です。料理に使えるものや、お砂糖などで飲みやすく加工されているものもあります。 ※ミルクによっては環境に高い負荷をかけているものがあります。生産方法を確認することが大切です。 植物性チーズ 生乳が原料のチーズですが、豆乳や豆腐などの大豆やココナッツオイルを原料に、チーズに似せて作られたチーズ風食品が出てきています。大きなブロックになっているものや、シュレッドタイプ、スライスになっているものもあり、料理によって使い分けがしやすくなっています。味だけでなく、見かけも生乳から作られたチーズとそん色ありません。 植物性ヨーグルト チーズと同じく生乳が使われるヨーグルト。このヨーグルトも植物性の原料が使われ、植物性のヨーグルトとして種類を増やしています。大豆やアーモンドミルク、ココナッツなどから作られており、生乳からできるヨーグルトの様に、とろっとした食感が楽しめます。さらには飲むタイプも発売されています。 植物性バター 植物性のチーズとヨーグルトにくわえ、植物性のバターも登場しています。ココナッツオイルなどが使われており、マーガリンよりも濃厚で硬さなども本来のバターに寄せて作られています。そのため、パンに塗るだけでなく、料理やお菓子作りにも適しています。 外食産業や食品メーカーが注目するプラントベース 出典:pexels.com 2020年度、植物性の食材を使った代替食品の市場はおよそ246億円。2010年度の48億円と比べると、10年間で約5倍以上の拡大を見せています。消費者の関心が年々高まっており、外食産業や食品メーカーが注目している食品であることが伺えます。 大手企業も参入を始めており、モスバーガー、ロッテリアなどのハンバーガーチェーンやファミリーレストランではソイミートなどが使われたプラントベースのメニューが提供されています。 伊藤ハムやセブンプレミアム、トップバリュなどでは、代替肉を使用した加工品が充実。ハンバーグやハムなどたくさんの種類が開発されています。 また、スターバックスなど大手のコーヒーショップでは、牛乳の代わりとして、ソイミルクやアーモンドミルク、オーツミルクに変更することができます。 関連記事:環境に優しいおいしさ。東京でプラントベースを楽しめるレストラン&カフェを紹介 海外のプラントベース事情 プラントベースは海外でも消費者の支持を集めています。「フレキシタリアン」とは、菜食主義のビーガンやベジタリアンに対して、準菜食主義者のこと。環境への配慮や、アニマルウェルフェアの観点から、このフレキシタリアンが欧米では増加しています。 関連記事:動物の権利も尊重する。アニマルウェルフェアとは アメリカでは、2021年のプラントベースの市場は70億ドルにのぼり、前年からの1年で27%も増加。味や品質もどんどん進化し、企業同士の競争も激しくなっています。[1] また、EUでは欧州委員会が進める「Farm to Fork(農場から食卓まで)」戦略で植物性の食事への移行を支持しており、アメリカ同様、プラントベースの市場は拡大しています。 世界全体で見ると、2019年に食肉産業における代替肉食品は1%でしたが、2029年には10%にまで増えると予測されています。[2] あと数年で訪れる「タンパク質危機」 レストランだけでなく、スーパーでも様々な種類が買えるようになってきているプラントベースフード。プラントベースが注目されるのには、いくつか理由があります。 急増の一途をたどる世界の人口。鶏や豚、牛など、今の畜産によるタンパク質だけでは、その人口を支えることができず、早ければ2025~2030年に需要と供給のバランスが崩れると言われています。タンパク質の需要と供給が逆転する現象は、「タンパク質危機」と呼ばれ、今のタンパク質の量では人口をまかないきれなくなるのです。それまでに十分な量のタンパク質を確保することが大きな課題になっています。 牛肉1kgに対して11kgもの穀物が必要に 出典:unsplash.com しかし、タンパク質危機回避のために、単純に畜産物の量を増やしていけばいいかというと、そうではありません。増産のためにはより多くの水と土地を使用します。 さらに、飼料となる穀物も増産する必要があります。お肉1kgを生産するのに必要な飼料をとうもろこしで換算すると、牛肉は11kg、豚肉では6kg、鶏肉では4kgと言われています。穀物を育てるのに大量の水と広い土地が必要になり、それは水不足や森林伐採の問題にも繋がっていくのです。[3] また、同量のタンパク質を摂るとき、大豆1に対して、牛に与える大豆などの飼料はその32倍必要になると言われています。お肉をプラントベースフードに置き換えることは、世界が直面するタンパク質危機に向けた一つの解決策と言えるでしょう。 畜産がもたらす環境への負荷 出典:pexels.com 土地や水を多く使用するという問題の他にも、畜産がもたらす環境への負荷は非常に大きいとされています。 CO2の約25倍の温室効果があるとされるメタンガス。牛のげっぷはそのメタンガスを多く含んでいます。CO2に換算すると、家畜のげっぷは全世界で発生している温室効果ガスの4%にも上るほど大きな割合を占めており、地球温暖化の理由のひとつになっていると言われています。[4] また排せつ物が増えることも問題の一つです。家畜の排せつ物は河川や地下水へ流れ込むことで水質汚染を招くとされています。 持続可能な食のために選びたいプラントベース 出典:pexels.com 健康のためや動物愛護のためだけでなく、環境のためにも選びたいプラントベースフード。日本は昔から大豆になじみが深く、調理方法もたくさんあるので、植物性の食品を選ぶのにも困りません。そして今さらに多くのプラントベースフードが登場しています。完全に置き換えることは難しくても、一部お肉に置き換えて利用していくことが持続可能な食に繋がっていくのではないでしょうか。 【参考】[1] Good Food Institute https://gfi.org/marketresearch/[2] ジェトロHP https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2020/806084bfd0d121f7.html[3] 農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/ohanasi01/01-04.html[4] 農研機構HP https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nilgs/144910.html

  • 進化がすごい!東京ビーガングルメ祭りで出会った、極旨ビーガンスイーツ5選

    動物性の材料を使わないことから、サステナブルな選択肢として注目を集める「ビーガン」や「プラントベース」。 実際にビーガンやプラントベースの食べ物と言われると、味が薄く物足りなそう…と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、今や、植物性の材料だけで作られたビーガンスイーツは、一般のスイーツと何のそん色もありません。手土産やプレゼントにできそうなデザイン性の高いスイーツも続々と登場しています。 今回は、動物性の材料を使用しない食品や雑貨が一挙に集結する、ビーガングルメ祭りに潜入!今回は、その中でも本当に美味しかったビーガンスイーツを5つご紹介します。 ビーガン祭りとは? 東京・名古屋・京都で定期的に開催されているビーガン祭りは、サステナブルなライフスタイルに共感する人たちから根強い支持を集める日本最大級のビーガン・プラントベースフードフェスです。今回訪れた「東京ビーガングルメ祭り2023 夏」は、2023年7月に東京都浅草にて開催。最新のビーガンフードやビーガンスイーツ約70店舗が軒を連ねました。 会場で見つけたスイーツ5選 会場入りしたのはお昼過ぎ。既に人気店や人気商品については売り切れが続出! ある出店者によると、オープン時間に合わせてお目当ての商品をゲットしている来場者も多数いるとのことでした。 それでは、実際に食べて美味しかったビーガンスイーツをチェックしていきましょう! HIKARI SHOKUDOのダブルベリーマフィン ダブルベリーマフィン(¥500) 栃木県那須塩原市のヴィ―ガンレストラン「HIKARI SHOKUDO」からはマーブル模様のダブルべリーマフィンをピックアップ。古代から栽培され、栄養豊富で小麦アレルギーが発症されにくいとされる有機スペルト小麦や有機ひよこ豆粉をベースに、バターや牛乳は使わず作られているダブルベリーマフィン。甘すぎない生地が、たっぷり入っていているベリーの風味を引き出していてパクパク食べられてしまいます!そのまま頂いても十分美味しいのですが、寒いところでは固まる性質を持つココナッツオイルが使用されているため電子レンジやオーブンで少し温めるとさらにおいしさがアップします! HIKARI SHOKUDOのキャラメルナッツタルト キャラメルナッツタルト(¥500) HIKARI SHOKUDOからもう一品選出!お店のおすすめ商品のひとつであるキャラメルナッツタルトは、香ばしいキャラメル風味に、たっぷり乗せられたナッツの相性がぴったりで、バター不使用とは思えない満足感!上層部分は甘さをしっかりと感じることができますが、下の生地はひよこ豆などを使用したあっさりした味わい。甘すぎるスイーツが苦手な方にも自信を持っておすすめしたいです! 1/2cafeのクッキー&ベリーショートケーキ(期間限定) クッキー&ベリーショートケーキ(¥650) 地方の人気 VEGAN SWEETS ブランドを集めた「ヴィーガンスイーツセレクトショップ」からは、岐阜県のビーガンカフェ、1/2cafeのクッキー&ベリーショートケーキをセレクト。トッピングされたクッキーのサクサク感、スポンジとベリーコンポートの層が相性バツグン。食感と組み合わせが楽しいケーキです。材料には豆乳ホイップや米油を使用するなど、プラントベースかつヘルシーでありながら男性でも満足できるボリューム感に驚かされました! Atelier TiDANEFAの柳久保小麦のカヌレ 柳久保小麦のカヌレ(¥500) マクロビオティックをベースとし、ヴィ―ガンやグルテンフリースイーツの製造販売やお菓子教室を展開するAtelier TiDANEFAからは、柳久保小麦のカヌレを。柳久保小麦とは、東京都東久留米市の在来種である小麦の品種のこと。腸内環境に悪影響を及ぼし、さまざまなアレルギーを引き起こす一因とされるグルテンを多く含む現代の小麦と比べると、品種改良されていない柳久保小麦などの在来種はヘルシーで栄養価が高いとされています。食べてみると、きび砂糖の香ばしい風味が口いっぱいに広がります。もっちりとした生地で、食べ応えもバツグン!通常のカヌレとは材料が全く異なるのに、味も見た目もカヌレそのもの。手土産にもぴったりです! Vegan cafe lillaのカシス&ブルーベリージェラート ジェラート カシス&ブルーベリー(¥880) 自然豊かな兵庫県淡路島からやってきたビーガンカフェ、Vegan cafe lillaには、ビーガンなジェラートがずらり。5種類のフレーバーからチョイスしたのはカシス&ブルーベリーです。カシスとブルーベリーが香り高く、フルーツ自体の甘みや芳醇さをしっかりと閉じ込めた贅沢な一品。卵、動物性乳製品、白砂糖不使用のビーガンジェラートとは思えない濃厚さがあります。メープルシロップ、アーモンドミルクなどの原料がフルーツの素材の良さを引き立てています。 これからのビーガンスイーツは、美味しい&可愛いが当たり前! 今回のイベント開催会場は、観光客に人気のある浅草と言う土地柄もあってか、欧米系やイスラム圏から来日中と来場者も多かった印象です。ビーガンと聞くと、日本では宗教上や健康上の理由から制限のある人が食べるもの、と考えている人もまだまだ多いですが、実際はどんな人も美味しく楽しむことができる食文化。 なかでもビーガンスイーツは、クオリティが高く、栄養価が高くヘルシーなものも多いので、ギルトフリーに楽しめます。 見た目にも可愛く、進化が止まらないビーガンスイーツの世界をぜひ覗いてみては?

  • 【2023年7月】週末行きたい!気になるイベントin関東

    本格的な夏もすぐそこ!夏休みのイベントやお出かけ先を探している方も多いのではないでしょうか。都内では、7月もわくわくするエシカルなイベントが多数開催予定!「次の週末はどこへ行こうかな?」と思ったときには参考にしてみてください。 ※お出かけ前には、各イベントのWEBサイトにて最新の情報を確認してください。 PRE MoFF - The Museum of Freewill & Future - この投稿をInstagramで見る tells market(テルズ マーケット)(@tells.market)がシェアした投稿 ショッピング、音楽、映画、ワークショップ…エシカルが身近になる2日間! エシカル・オンラインマーケット「tells market」の商品を実際に会場で手に取ることができる他、トークライブや音楽フェス、ワークショップなど、100年後に残したいエシカルなモノ・コトが東京の豊洲公園に集結。当日は環境に優しいプロダクト、日本の文化を伝える伝統工芸品など40~50ブランドが出展し、職人や作り手との会話も楽しめます。年齢も国籍も性別も超えて” 五感 ” で楽しめるイベントになっています! PRE MoFF - The Museum of Freewill & Future -開催日時:2023年7月29日(土)11:00~19:00、7月30日(日)11:00~18:00 場所:豊洲公園 花木モニュメント広場( ららぽーと豊洲横)チケット:500円(※ドリンク容器返却で500円キャッシュバック+Freewillブースで300円割引) ※タイムテーブルなど詳細は公式サイトをご覧ください。URL:https://tells-market.com/pre_moff_2023 actcoin MeetUp!#14 「パーパスキャリア~より良い社会を創る仕事/企業の見つけ方~」feat. エシカル就活&SDGsアクター資格 actcoinによるリアルイベントが、約2年ぶりの開催! ソーシャルアクションを可視化できるアプリ・webサービスを展開するactcoinが、コロナ禍を経て、約2年ぶりにミートアップイベントを再開します。今回のテーマは、「パーパスキャリア」。SDGsアクションの推進に取り組む大学や企業の方をゲストに招いたクロストークや、交流会が行われます。actcoinユーザーはもちろん、学生、社会人などどんな人でも参加OK!キャリアについて考えている人はぜひ気軽に参加してみては? actcoin MeetUp!#14 「パーパスキャリア~より良い社会を創る仕事/企業の見つけ方~」feat. エシカル就活&SDGsアクター資格 開催日時:2023年7月23日(日)16:00~18:00 場所:ILY hub 渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山B1F 参加費:一般 2,000円、学生 1,000円 ※いずれもactcoinユーザー半額、SDGsアクター資格取得学生無料、エシカル就活登録会員無料 お申込み:https://actcoin-meetup14.peatix.com/ ●actcoinから参加申し込みをすると、コインが獲得できます。( 登録・利用無料)  https://actcoin.jp/event/detail.php?id=3897 INCLUSIVE TOKYO 年齢・性別・障がい・国籍など関係なく誰もが楽しめるフラットなパーティー! これまで静岡で開催されてきた、障害や国籍、LGBTQなど関係なくフラットに誰もが楽しめるインクルーシブパーティー「INCLUSIVE」が、多様性の街、渋谷にやってきます。今回は【福祉×INNOVATION×性】がテーマ。トークイベントをはじめ、先天盲アーティストによるライブパフォーマンスや、豪華なDJ陣にも注目です。刺激的かつ新たな価値観に出会えること間違いなし!ロスフラワーを使用した会場装飾でサステナビリティのエッセンスも感じながら、フラットに「性」について語り合う夜にしてみませんか。 INCLUSIVE TOKYO開催日時:2023年7月8日(土)18:00~23:00 場所:宮下パークOR TOKYO 3F 入場料:DOOR 3,500円 / GUEST 3,000円(いずれも1ドリンク付き) Instagram:https://www.instagram.com/p/Cs--XJHLd19/ PASS THE BATON MARKET Vol.12 この投稿をInstagramで見る PASS THE BATON(@passthebaton_official)がシェアした投稿 デッドストック品や規格外品に出会える大人気蚤の市が東京品川で開催決定。 インテリアやグリーン、ファッション雑貨、アパレル、伝統工芸品などのこだわりあるアイテムに出会えるPASS THE BATON MARKETが7月に開催されます。商品はどれも理由があってメーカーの倉庫に眠っていたもので、レアな出会いにわくわくが止まらないはず。商品が作られた背景だけでなく、商品を購入し持ち帰った後のことを妄想しながら、その時にしかないお買い物を楽しんでみませんか。前回4月に行われた同イベントには51ブランドが出店。今回の出店ブランドなどは7月上旬以降に発表予定です。イベント詳細の公開をお見逃しなく! PASS THE BATON MARKET Vol.12開催日時:2023年7月15日(土)〜16日(日) 11:00〜19:00(最終日は18時終了) ※最終入場は終了時間30分前まで場所:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」 入場料:300円 ※小学生以下無料 URL:https://www.pass-the-baton.com/news/16454/   ファンケル銀座スクエア SDGs見学ツアー この投稿をInstagramで見る ファンケル銀座スクエア(@fanclginzasquare)がシェアした投稿 親子でSDGsなワークショップを体験! イベントは、ファンケルのSDGsの取り組みを知るツアーと、実践編として親子でワークショップに参加する約90分のプログラム編成です。第一弾のワークショップは「海の宝物作り」、第二弾は「規格外のお花を使った花育」、第三弾は「海洋プラスチックを使った万華鏡作り」(8月開催)とどれも子どもが楽しめる内容に。創作活動を通して、親子でSDGsについて考え触れることができます。各回とも事前申し込み及び抽選によって参加可能となっています。夏休みの思い出作りにぜひ! ファンケル銀座スクエア SDGs見学ツアー開催日時:2023年7月15日(土)~8/6(日) 場所:ファンケル銀座スクエア 10Fファンケルスカイガーデン ※開催時間やワークショップの詳細は公式サイトからご確認ください。 URL: https://area31.smp.ne.jp/area/table/39297/jIJuAG/M?S=qiofp2ljpgpd&F=jsm1w9bq   東京ビーガングルメ祭り2023夏(TOKYO VEGAN GOURMET FESTIVAL 2023 Summer) ビーガン・プラントベースフードが浅草に集結!スイーツ&パン専門フロアも必見 サステナブル意識の高い欧米を中心に世界へ広まりつつあるプラントベースフード文化。今回浅草で開催される東京ビーガングルメ祭りでは植物性の原料を用いたフードやスイーツ約70店舗が軒を連ねる予定です。お菓子・パン作り専門の人気通販サイト「cotta(コッタ) 」とタッグを組んだビーガンスイーツ・パンエリアも盛り上がりを見せそうです!歴史ある街浅草を散策しながら、進化を続けるビーガンフードの世界に足を運んでみてはいかがでしょうか。 東京ビーガングルメ祭り2023夏開催日時:2023年7月23日(日)10:00〜16:00場所:東京都立産業貿易センター台東館 6F & 7F 入場料:無料 URL:https://vegefes.com/news/tokyo2023summerstore-opening-agreement/   バリスタと楽しむPLASカフェ~1杯のコーヒーからアフリカを知る~ ケニア産コーヒーを飲みながら知るアフリカの今 アフリカのウガンダとケニアで貧困やHIV/エイズによって取り残されている子どもたちと家庭を支援しているPLASが、コーヒーを片手にアフリカの貧困問題や孤児について詳しく知ることができるイベントを開催。アフリカの現状や国際協力について深く学べるチャンスです。イベントではバリスタが美味しいコーヒーの淹れ方をレクチャーする時間もあるので、コーヒー好きの方もぜひ。 バリスタと楽しむPLASカフェ~1杯のコーヒーからアフリカを知る~開催日時:2023年7月2日(日)10:00~11:30 場所:PLASオフィス(東京メトロ広尾駅から徒歩7分/JR恵比寿駅から徒歩10分)〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-5 長谷川第一ビル402号室 参加費:1,000円 URL:https://www.plas-aids.org/blog/2023/06/02/60158 お申込み:https://peatix.com/event/3604325 ●actcoinから参加申し込みをすると、コインが獲得できます。 https://actcoin.jp/event/detail.php?id=3907 ※actcoinはソーシャルアクションによってコインが貯まるweb・アプリサービスです( 登録・利用無料) GRAPEFRIUTS SOUR NEW RELEASE POP UP この投稿をInstagramで見る Libushi_Bashamichi(@libushibashamichi)がシェアした投稿 この夏、超希少な国産グレープフルーツを使用したアップサイクルサワーが登場! 今月、国内シェアの1%にも満たないと言われる国産グレープフルーツを使った、“アップサイクルサワー”が新発売になります。宮崎の農園で、ワックスや防カビ剤、防腐剤を使用せず、農薬をなるべく使わずに丹精込めて作られたものの、完熟後に太陽に当たったことで実が再び青くなってしまい売りにくくなってしまったグレープフルーツを惜しみなく使ったサワーです。発売を記念して、横浜のレストラン「里武士・馬車道」では、ペアリングコースイベントを開催。宮崎の食材と宮崎県産グレープフルーツサワーを存分に楽しめるスペシャルな一夜です! GRAPEFRIUTS SOUR NEW RELEASE POP UP 開催日時:2023年7月2日15:00~ 場所:里武士・馬車道 横浜市中区北仲通5丁目57−2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F Instagram:https://www.instagram.com/p/CtqpSqTpyt8/ ※価格などは直接お問い合わせください

  • たまごじゃないたまご“Ever Egg”は常識を覆すプラントベースフード?

    この春、最新の技術を用いて、植物性の原料だけで作られた「たまごのようで、たまごじゃない」Ever Egg(エバーエッグ)の常温タイプが新発売となりました。今までのプラントベースフードとは一線を画すこのEver Egg。これまでのプラントベースフードの常識を破る“たまご”に見る植物由来食品の未来とは? Ever Eggとは? Ever Egg(エバーエッグ)は、プラントベースフードを展開する2foodsとカゴメ株式会社が共同開発した動物性の原料を一切使わずに作られた代替卵です。従来は冷凍タイプの販売のみでしたが、気軽に日常に取り入れてもらいたいと、Ever Eggの常温タイプが2foodsの店頭やオンラインショップ、全国のスーパーマーケットなどで販売されることになりました。Ever Eggの大きなポイントは、湯せんや電子レンジで加熱しても食感が損なわれることなく、誰でも簡単にふわとろ食感を味わうことができること。理想の味と食感を追い求め、原材料は、100パターン以上から試行錯誤して採用された「人参と白いんげん豆」を採用。「野菜半熟化製法」(国内特許出願中)という独自技術を用いて作られています。賞味期限は1年のため、ローリングストックとして家庭で活用することも可能。欧米の若者を中心にプラントベースフードが浸透していることや鳥インフルエンザによる卵の供給不足と言った背景もあり、新しい選択肢としてEver Eggは時代にマッチする存在です。 プラントベースフードは日本の若者にも受け入れられる? 2023年4月、Ever Eggを開発した2foodsは発売に合わせて、記念トークショー&試食会を実施。2foods渋谷ロフトの店舗にて行われたイベントには、主要テレビ局など数十名ほどの取材陣が集まっており、プラントベースへの注目度の高さが伺えます。 イベントの目玉は、ギャル雑誌「egg」とのコラボレーション企画です。“渋谷”や“ギャル”といったワードは、これまでのプラントベースフードとは少し遠いイメージではありますが、そこが今回の狙い。今までプラントベースに関わりの無かった層にもアプローチしようという目的です。海外ではすでに若い層を中心に人気が出てきているプラントベース。日本でも環境問題に関心のあるZ世代は多く存在するため、ギャルに向けて発信することは、プラントベースフードの新しい可能性を広げることになりそうです。 イベントでは、egg現役モデルがEver Eggを実食 イベントでは、egg現役モデルのみりちゃむさんがEver Eggを実食。「半熟感が美味しくて、見た目も味もたまごではないと気がつかない!コレステロールゼロである点もとてもうれしい」とコメント。また原料が人参と白いんげんであることを司会者から伝えられると、どちらも苦手な食材だったのにも関わらず美味しく食べられたことに驚きをあらわにする場面もありました。 パネルトークでは、「Ever Eggを広めるためのキャッチコピーをつけるなら?」とのお題に「しごでき(仕事ができる)タマゴちゃん」と回答。電子レンジでチンするだけで手軽に食べられることやおいしく健康を叶えることができることなど挙げ「Ever Eggの存在が多くの人が一緒にうれしい・楽しいと思える人が増えることにつながれば良いと思う」とエールを送りました。 特別号「Ever egg」も発刊 発売記念の一環としてeggとEver Eggの特別号も発刊されました。固いイメージが先行するSDGsや食、環境問題を令和ギャルがポジティブかつフラットに届けるというオリジナリティ溢れる一冊で、2foods渋谷ロフト店にてエバーエッグオムライスを注文もしくはEver Egg商品を購入した人を対象に数量限定で配布されていました。※現在は配布を終了しています。 Ever Eggの普及はZ世代がカギとなるか? 本物そっくりの見た目や味、食感で、健康に気を遣いたいときや「今日はちょっと環境に優しい食事にしてみようかな」というときに気軽に選択できるEver Egg。これまで代替卵は、卵アレルギーやヴィーガンの人向けの需要が中心でしたが、Ever Eggの登場により、プラントベースフードがどんな人でも気軽に選べる、身近な選択肢になりつつあります。 2foodsでは、今回のような企画だけでなく、ウェブメディア「Project2」を運営。音楽やファッションなど、ストリートカルチャーのコンテンツを通して、ジャンキーでありながらサステナブルな世界観を発信しています。 多様性や若者の価値観を携えて、難しくなりがちな「サステナブル」や「SDGs」のイメージを覆す2foods。今回新しく発売したEver Eggが、プラントベースの枠を超え、Z世代の新たな食文化のひとつになる日も近いかもしれません。 2foods 公式HP:https://2foods.jp/参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000043581.html

  • プラントベースの2foods。ヘルシージャンクフードの気になるお味は?

    植物性の材料しか使わないプラントベースフード。「環境に優しい」と注目を集めていますが、一方で動物性食品と比べると味が劣る、満足感が得られないなどのイメージが強い方も多いのでは?今回は進化系プラントベースフードカフェ、2foodsで人気メニューを体験。「どんな食材からできているの?実際の味はどう?」など、プラントベースフードを食べたことがない方にもわかりやすいようレポートします。 プラントベースフードとは? 肉類や牛乳などの動物性由来で作られた食品を使用せず、代替肉や豆乳などの植物性由来で作られた食品のこと。人口増加による食糧不足問題の解決や、環境負荷が高いとされる畜産の代替案として、欧米を中心に新たな食文化として広がりつつあります。 やみつきになるプラントベースフード?2foodsに潜入! 今回プラントベースフードを体験しに訪れたのは、日本におけるプラントベースフードのパイオニア、2foods(トゥーフーズ)。やみつきになる美味しさもヘルシーさも追求し、ヘルシーなジャンクフードを提供する2foodsは、美味しさを追求するために最新のフードテックを用いて商品開発を行っていて、従来の「健康」や「環境主義」などを全面的にアピールするプラントベースフードとは一味違います。 渋谷、銀座、八重洲など都内に5店舗があり、オンラインショップも運営しています。今回は、渋谷ロフト店にお邪魔しました。 グループでもおひとり様でも利用しやすい店内 2foods渋谷ロフト店は渋谷駅から数分の好立地にあり、通りからも目を引くカラフルなビジュアルが目印。渋谷ロフトと同じフロアに店舗を構えているため、お買い物の時にもふらっと気軽に立ち寄ることができます。ネオンカラーを使ったポップで明るい店内には、一人用の席、テーブル席がありグループでもおひとり様でも来店しやすい雰囲気。渋谷という土地柄、若者や外国人旅行客の来店も多く、取材日当日もランチタイムはほぼ満席状態でした。 気になるプラントベースフードのメニューは? 食事メニューはスパイシージャンクバーガー、まるでバターチキンカレー、エバーエッグオムライスなど、多くの人に馴染みがあるメニューをプラントベース仕様にしたラインナップ。他にも、濃厚やみつき担々麺、ソイチキン南蛮など、麺類や丼物もありました。スイーツメニューはハッピーチョコレートドーナツ、ラズベリーピスタチオドーナツなどのドーナツの種類が充実しています。他にも、キャラメルアップルパイや生食感の濃厚ガトーショコラなども魅力的。食欲をそそるプラントベースのジャンクフードがバラエティ豊かに並びます。 今回頼んだのはこれ! 魅力的なメニューが並ぶ中、今回実際にオーダーしたのは以下の2つです。 エバーエッグオムライス(プラントベースデミグラスソース)(テイクアウト:1188 円/イートイン:1210 円) セレクトした理由は、卵に似せて作られたプラントベースエッグ「エバーエッグ」を実際に食べてみたかったのと、動物性の食材を使っていないのに「コク深いソース」と言う謳い文句は果たして本当なのかと思ったからです。 代替肉や代替ミルクのようなものは目にする機会も増えましたが、“代替卵”にはなかなか出会えません。2foodsとカゴメがタッグを組んで開発したプラントベースエッグ「Ever Egg(エバーエッグ)」は、人参や白いんげん豆を原料に「野菜半熟化製法」(国内特許出願中)の技術を採用。本物に近づけるために試行錯誤の末生まれたそうです。 さくらドーナツ(テイクアウト:481 円/イートイン:490 円) スイーツメニューからは「春季限定」のワードに惹かれさくらドーナツをチョイス。卵やバター不使用ながら、ふんわりとした生地感を実現した秘密は、熟成発酵技術「オーバーナイト法」によるものです。この技術で通常の生地よりも5倍以上の時間をかけて発酵させているそうです。鮮やかなピンクのグレーズ全体には桜の花や葉のパウダーを使用。トッピングの桜のモチーフも華やかです。こちらも見かけからは、プラントベースフードとは気がつきません。 代替卵のオムライスと卵・乳製品不使用のドーナツ…気になるお味は? それでは実際に食べてみたいと思います。今回はわかりやすく、満足度を★(3つが満点)で表してみました。 まずはエバーエッグオムライスから! 運ばれてきた実物を見ると、卵は本物と遜色ない黄色で半熟具合もばっちり。デミグラスソースもプラントベースフードとは全く分かりません。肝心の味はと言うと、ふわっとした代替卵は本物の卵より軽い口当たりが印象的で、他の「代替卵」とはクオリティが格段に違い、大きな驚きがありました。そしてしっかりとコクのあるソースは、本格的な洋食店のオムライスを想起させる味わい。ケチャップライスからはしっかりと大豆ミートの存在を感じることができました。食べ進めるうちに、プラントベースであることはすっかり忘れてしまうほどの仕上がりです。ランチタイムに訪問し、夜までお腹が空くこともなかったことからしっかりボリューム感が欲しい方にもおすすめだと思いました。卵部分のみだともう少し濃厚さが欲しい人もいるかもしれませんが、ふわふわ、とろとろの卵の食感とデミグラスソースが本格的な風味であったことから、満足度は★★☆ さくらドーナツは、目にも楽しく思わず写真を撮りたくなるような可愛さです。生地感はふわっとしていながら、ドーナツのボリューム感もしっかりとありました。生地には、白砂糖に比べてミネラルが多くコクと旨味がある鹿児島県喜界島産粗糖や低GIのアガベシロップを使用しており、健康的でありながらやみにつきになる甘さ!また桜の風味と塩味が加わることにより、ジャンクフードでありながら和菓子のような一面も持ち合わせていました。プラントベースであることを全く感じさせない甘さ、揚げ物ならではのボリューム感があったことから、満足度は★★★ 2foodsに行ってみて気が付いたこと 今回2foodsに行ってみて感じたのは、プラントベースフードを初めて体験する人にぴったりのお店だということです。ハンバーガー、オムライス、ドーナツなど、わたしたちに馴染みのあるメニューばかりで、気負いせず気軽にトライすることができます。ランチやカフェ利用はもちろん、夜も比較的遅くまで開いており酒類の提供もあることから(※渋谷ロフト店限定)、仕事終わりのディナーや、今人気の夜カフェとしても利用できる点も嬉しいです。「環境問題に貢献するから、ボリューム感や満足感など物足りなさがあっても多少の我慢が必要」と心のどこかで感じていたプラントベースへの意識が「自信を持って多くの人におすすめできるもの」へ変わりました。 試す価値あり!今までにないプラントベースフードを体感してみては? “美味しい、楽しい、ワクワクする”を大切にした新しい形のプラントベースフード。プラントベースやヴィーガンは環境やエシカルに対する意識が高い人が食べる特別なものといったイメージが強いですが、2foodsはそういった一部の人たちだけでなく、単純に「美味しいものが食べたいから」という理由で利用したくなるカフェでした。驚きが満載の次世代の料理をぜひ体感しに行ってみてはいかがでしょうか? 【ショップ情報】2foods 渋谷ロフト店東京都渋⾕区宇⽥川町21-1 2階月~木・日 11:00~21:00(LO.20:00)金・土・祝前日 11:00~22:30(L.O. フード21:30、ドリンク 22:00)2foods公式HP:https://2foods.jp/

  • 楽しく始めよう!気軽にできるサステナブルアクション【外出編】

    地球にやさしい生活を送りたいと思っても、何から始めていいかわからず、ハードルが高く感じる方も多いのでは。今回は、エシカルライターである筆者が、実際に使っているものや行っているアクションをご紹介!自分自身がわくわくするアクションから、サステナブルライフを始めてみませんか? オシャレで機能性もGOODなマイボトルを持ち歩く 出典:pexels.com 外出先でペットボトルの水を購入したり、コーヒーショップで使い捨てのカップを使うシーンはよくありますよね。外出するときには、マイボトル持参を習慣化すると自分が出すゴミの量が減ることに驚きます!まずは大切にしたくなるマイボトルを探すことから始めてみませんか。筆者おすすめのマイアイテムを使った感想とともにご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 Stojoのタンブラー この投稿をInstagramで見る stojo日本公式アカウント(@stojo_japan)がシェアした投稿 ストージョはニューヨーク生まれのリユーザブルカップを主力としたブランドです。折り畳みが可能で、コンパクトに持ち運べるのが大きな特徴ですが、他にも愛用していて実感したメリットが2つありました。1つ目は、カップの内側に目盛りがついていることです。例えば、「BIGGIE / ビギー 470ml」の場合、カップの内側に296㎖、355㎖、414㎖、473㎖の4種類の目盛りが記載されています。自身でお湯の量などを調整するのも簡単ですし、カフェにstojoを持ち込んでドリンクを購入した時に、「このカップは目盛りがついているので提供する側としてとても助かります」と店員さんに声をかけてもらったことがありました。2つ目は、付属のストローの使い勝手の良さです。カップと同じシリコン素材のストローは、口当たりも優しくて飲みやすさも◎。少し太めのストローなので、クリーム入りのドリンクを飲むときなど、幅広いシーンで使用することができます。ストロー付きでない商品もあるので、事前に確認することをおすすめします。 Themosの魔法びん この投稿をInstagramで見る サーモス【公式】 THERMOS_k.k(@thermos_k.k)がシェアした投稿 会社や学校、お出かけの際にお家からお水やお茶を持ち歩っていくなら水筒が便利です。毎日使うからこそ機能性を重視したい水筒ですが、意外と見逃しがちなのが、お手入れのしやすさ。パッキンがいくつもついていて、外して洗うことがストレスになると、使用頻度が減ってしまいます。たくさん種類のある水筒の中でも魔法びんのパイオニア、サーモスの水筒は納得の使いやすさ。サーモスの魔法びんは、パッキンも取り外しが簡単なのでお手入れがとても楽。冷たいドリンクも温かいドリンクも一日中温度をキープしてくれるので、暑い季節や寒い季節にも大活躍間違いなし。使いやすさと洗いやすさを考慮した設計で、清潔にマイ水筒ライフを送ることができます。 お肉じゃなくても大満足。プラントベースフードを選んでみる                 出典:pexels.com 何を食べようか迷ったとき、お肉以外を選ぶ「ミートフリー」を実践してみませんか。牛肉をはじめとしたお肉は環境負荷が高いとされており、最近ではお肉に代わるプラントベースフードが増えてきています。例えば、・お弁当に何気なく入れていたお肉を、大豆ミートや厚揚げなどで代用してみる・コンビニでお弁当を買うときにも大豆ミートなどの植物性食材を使った商品を選んでみる・ミートフリーやヴィ―ガンメニューを提供するカフェやレストランを利用するなどが挙げられます。 お肉が無くても満足できる筆者おすすめのレストランは以下です。 Mr.FARMER この投稿をInstagramで見る ミスターファーマー(@mr.farmer_)がシェアした投稿 ミスターファーマーは、新宿や恵比寿などに店舗があるお野菜カフェです。ミートフリーメニュー以外も取り扱いがあるので、友人や家族も誘いやすいのが嬉しい点です。 ヴィーガンビストロ じゃんがら この投稿をInstagramで見る ヴィーガンビストロ じゃんがら(@veganbistro_jangara)がシェアした投稿 原宿(表参道)にあるヴィーガンビストロじゃんがらは、肉、魚、乳製品、卵不使用のメニューが充実しているレストラン。バーガーやラーメンなどのカジュアルなランチセットから、オシャレなディナーコースまで幅広いメニューが魅力です。 各地に増加中!お気に入りの量り売りショップを探す 出典:unsplash.com 買い物をしているときに、本来買うつもりがなかったのに「まとめ買い」や「お得な大袋」などの言葉に惹かれて購入してしまったことはないでしょうか。必要な物を必要な物だけ買うことは、ロスを最小限に抑えることができ、資源を大切に使うことに繋がります。最近増えてきている量り売りショップは、欲しいものを欲しい分だけ買えて、品質の高いものが多い印象。食料品など、量り売り購入ができるお店をいくつか紹介します。 Bio c' Bon (ビオセボン) 東京・神奈川で見かけることが多くなったパリ発オーガニックスーパー。ナッツ類やドライフルーツの量り売りがあり、とても美味。ヘルシーなおやつを欲しい分だけ購入したいときにおすすめです。 職人醤油 松屋銀座店 銀座にある醤油のセレクトショップで、日本各地から選りすぐりの醤油が集うお店です。購入時は店舗が用意している専用容器もしくは密閉できる容器を持参することも可能です。 続けられるアクションを見つけよう! 難しく考えなくても、サステナブルアクションは始められます。ご紹介した他にも、移動には公共交通機関や自転車、レンタサイクルを利用してみることなども簡単にできる取り組みの一つです。環境にやさしい生活を送るうえで大切なのは、楽しみながら行うなど続けられるように工夫すること。小さなところから未来に向けたライフスタイルを選んでみませんか。

  • 動物実験なし!おすすめのクルエルティフリーコスメ9選

    近年、動物を保護する観点からクルエルティフリーのコスメが注目されています。こちらの記事では、ネットや実店舗で購入できる、おすすめのクルエルティフリーコスメブランドをご紹介します! 時代の流れによって注目、クルエルティフリーコスメ 私たちが普段何気なく使っているコスメ。実は、私たちが安心して使えるよう、開発から製造までのいくつかの工程において、ウサギやラットなどの動物を使った実験が行われている場合があります。 そんな中、近年注目を浴びているのがクルエルティフリーコスメです。 クルエルティフリー(cruelty free)とは、直訳すると「残虐性がない」という意味で、開発から製造まで動物実験が行われていない製品を指します。 関連記事:クルエルティフリーとは?取り組みや認証マークについてご紹介 今回は、クルエルティフリーコスメブランドをピックアップ。コスメを買い替える際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 おすすめのクルエルティフリーコスメブランド9選 デパ地下やドラッグストアだけでなく、ネットでも購入できるクルエルティフリーコスメを集めました。クルエルティフリーでも品質や使用感に定評のあるものばかりです。動物に配慮しながら、美容を楽しみましょう! LUSH(ラッシュ) LUSHは、スキンケアアイテムやバスボムなどで有名なイギリスのブランドです。ユーモアあふれるネーミングと、思わず誰かにプレゼントしたくなるデザインが特徴的。LUSHでは、厳選した原材料でプロダクトを製造するだけでなく、創業以来、動物実験をせずにプロダクトづくりに努めています。多くの方に動物実験の現状を知ってもらうよう、公式ホームページ内に化粧品のための動物実験反対というページを立ち上げています。 THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ) この投稿をInstagramで見る ザボディショップ(@thebodyshopjp)がシェアした投稿 THE BODY SHOPは、国内にも実店舗を多いイギリスのコスメブランド。ボディケアからメイクアップまで、種類や色が豊富に揃っているので、お気に入りが見つかるはず。THE BODY SHOでは長年、動物実験せずに商品を開発・製造。2018年には、「化粧品の動物実験反対キャンペーン」として830万筆の署名を集め、国連に提出しました。こちらのページには、動物実験に反対する詳細の情報を掲載しています。 Aēsop(イソップ) この投稿をInstagramで見る Aesop(@aesopskincare)がシェアした投稿 オーストラリアのコスメブランドAēsopは、スキンケアから香水まで、パーソナルケアやライフスタイルにかかわる多くのプロダクトを扱っています。製造のフェーズで動物実験を一切行わないだけでなく、成分に関しても、蜜蝋や蜂蜜などの動物由来成分を使用していません。公式ホームページ内のイソップは動物実験を行っていますか?に詳細が掲載されています。 On The Wild Side(オン・ザ・ワイルド・サイド) この投稿をInstagramで見る [日本公式]On The Wild Side(@onthewildside_japan)がシェアした投稿 On The Wild Sideは、フランスのコスメブランド。2021年に日本でも販売がスタートしました。非常にシンプルでありながら、肌本来の機能を取り戻すスキンケアラインを展開しています。プロダクトは、フランスの野生の植物から取れた天然由来成分を100%使用。自社で制定した厳しい基準をクリアしたオーガニックの原料のみを使用しています。 WELEDA(ヴェレダ) この投稿をInstagramで見る ヴェレダ・ジャパン(@weleda_japan)がシェアした投稿 ナチュラルコスメを使う人の中では定番のオーガニックブランドWELEDA。スキンケア、ボディケアアイテムなら何でも揃っています。中でもマッサージに使えるホワイトバーチオイルや妊婦・あかちゃん用のアイテムが人気です。自然の原料のみを使い、サステナブルな製品を生み出し続けるWELEDAも動物実験を行っていないクルエルティフリーコスメのひとつです。 BEIGIC(ベージック) この投稿をInstagramで見る BEIGIC ベージック日本公式(@beigic_jp)がシェアした投稿 BEIGICは、韓国発のコスメブランド。特にルーセントオイルとコーヒーの香りがするフェイススクラブが人気です。全てのプロダクトにおいて、ぺルー産のコーヒー豆由来のグリーンコーヒービーンオイルを使用。合成香料や合成着色料、シリコン、パラベン、サルフェートなどは使っていません。日本国内ではECサイトやQoo10、一部のロフトなどの実店舗でも購入可能です。 DEAR DAHLIA(ディアダリア) この投稿をInstagramで見る ディアダリア Dear Dahlia(@deardahlia_japan)がシェアした投稿 DEAR DAHLIAは、ファンデーションなどのベースメイクから、口紅などのポイントメイクにいたるまで、豊富なラインナップのメイクアップアイテムを取り揃える韓国のコスメブランドです。各プロダクトには、動物由来成分を入れず、天然由来成分を余すところなく使っています。直営店や@cosme storeの他にも、百貨店のECサイトやQoo10などネットでも取り扱うショップが多くあります。 NEMOHAMO(ネモハモ) この投稿をInstagramで見る NEMOHAMO(@nemohamo)がシェアした投稿 自然由来成分のみを使い、製造工程において一切排水や排煙を出さないサステナブルブランド。NEMOHAMOの名前のとおり、植物をまるごと使用した製品は、素肌に潤いと元気を与えてくれます。動物福祉に配慮した原料の使用を徹底し、動物実験も行っていません。 ICOR(イコ) この投稿をInstagramで見る ICOR(@icorbeauty)がシェアした投稿 北海道産の原料をふんだんに使ったスキンケアコスメに定評があるICOR。心、身体だけでなく自然環境も健やかであることを目指し、サステナブルな製品づくりをしています。もちろん動物実験もしていません。人気のオイルインミストトナーやバランシングセラムは、使用が良いだけでなく、香りにも癒されます。 次に買い替えるときはクルエルティフリーコスメにしませんか? 出典:pexels.com 今回は、お手軽に購入できるクルエルティフリーコスメブランド9つをご紹介しました。どのブランドもECサイトや実店舗で取り扱っているものです。次にコスメを買い替える際には、是非参考にしてみてくださいね。

  • 環境に優しいおいしさ。東京でプラントベースを楽しめるレストラン&カフェを紹介

    お肉などの畜産物に代わり、環境負荷の少ない食品として関心を集めるプラントベースをご存知でしょうか。プラントベースとは、植物由来の原料を使用した食品のこと。代表的な例を挙げると、大豆ミートなどの代替肉やアーモンドミルクなどの植物性ミルクが挙げられます。 健康意識の高まりからだけではなく、環境のことを考えて、欧米諸国や日本ではプラントベースに注目が集まっています。以前からベジタリアンなどの一部の人には食べられていましたが、ここ数年で急激に認知され、市場が年々大きくなっています。また味やクオリティもどんどん進化を見せるプラントベース。 この記事では、東京でプラントベースを楽しめるレストランやカフェをご紹介します。 プラントベースが注目される理由 出典:pexels.com プラントベースにはいくつか注目される理由があります。なかには健康増進のために取り入れている人もいますが、関心を集める大きな理由は環境への配慮から。 今世界では、増え続ける人口に肉などのタンパク質の生産が追いつかなくなってきています。このまま人口にあわせて肉を増産していけば、水不足や水質汚染に繋がり、地球温暖化にも拍車をかけると言われています。また、飼料となる穀物の増産も、農地を確保するために森林伐採を行う必要が出てくるなど、環境に大きな負荷をかけることに。 そこでお肉や動物性の食品にかわって、タンパク質の供給源として代替肉などのプラントベースが選ばれているのです。 関連記事:新たな食の選択肢、プラントベースとは?進化した代替肉や植物性ミルクが続々登場 東京都内でプラントベースが食べられるレストラン ここ数年で、東京都内にもプラントベースが楽しめるお店がどんどん増えています。プラントベースと言っても味気ないものばかりではなく、ファストフードのように手軽なものややスイーツがいただけるところ、お酒が飲めるところなど、普通のレストランと同じように、しっかりと満足感を味わえます。時間帯や一緒に訪れる人に合わせて、プラントベースのレストランを選んでみては。 ベジタリアンブッチャー(池袋) ヨーロッパ各国にも代替肉を卸すオランダの大手代替肉メーカーが手掛ける、プラントミートのお店。メニューは全品プラントベースで、前菜からサラダ、メイン、パスタ、デザートなどを楽しめるコースも提供。量り売りでプラントベースミートの購入も可能です。また、フードロス削減のためにお持ち帰りを推奨したり、余った食材を提供するフードシェアリングなど新しいアイディアを導入する、最先端のサステナブルレストラン。 https://www.thevegetarian-butcher-jap.com/store/ この投稿をInstagramで見る The Vegetarian Butcher🇯🇵(@thevegetarianbutcher_jp)がシェアした投稿 PLANT BASED TOKYO(代々木) 環境負荷の低い大豆のおいしさを最大限に引き出した料理が楽しめるカフェ。最新技術によって作られた大豆ミートやチーズのような豆乳クリームなど、驚きの大豆料理が楽しめます。メニューは肉・魚介類・卵・乳製品等の動物性食材は一切不使用。主菜と副菜がセットになったプレートは野菜たっぷりで見た目にも鮮やか。テイクアウトのメニューもあり。 https://www.plantbasedtokyo.jp/ この投稿をInstagramで見る プラントベースド東京(@plantbased.tokyo)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る プラントベースド東京(@plantbased.tokyo)がシェアした投稿 2foods(八重洲、銀座、渋谷、六本木、麻布、人形町) 「ヘルシーなジャンクフード」が楽しめるプラントベースレストラン。メニューは、ドーナツから丼もの、麺類、カレー、サラダと実に豊富。プラントベースエッグを使用したオムライスは、定番メニューのひとつ。コールドプレスジュースやコーヒーなどドリンク類も充実し、子ども向けのメニューがあるのも特徴です。メニューは動物性の原料を使っていないのはもちろん、白砂糖や合成着色料なども不使用。グルテンフリーのものもあり、どんな人でも使いやすいカフェ。 関連記事:プラントベースの2foods。ヘルシージャンクフードの気になるお味は? https://2foods.jp/ この投稿をInstagramで見る 2foods(@2foods.official)がシェアした投稿 CITYSHOP(渋谷、東京駅) 野菜をふんだんに使ったメニューがいただけるCITYSHOP。メインを選べるデリプレートのほか、サラダやスイーツも充実しています。ソイミートパティを使ったヴィーガンバーガーなどミートフリーのメニューもあります。プラントベースに特化したカフェではないので、お肉やお魚を使ったメニューもあり、その日の気分で選べるのが嬉しいポイントです。 https://cityshop.flavorworks.co.jp/ この投稿をInstagramで見る cityshop_food(@cityshop_food)がシェアした投稿 AIN SOPH.(銀座、池袋、新宿) 肉、魚、乳製品、卵など動物性食材を一切使っていない料理が楽しめるカフェ、AIN SOPH.(アインソフ)。野菜本来の味が楽しめ、お肉が入っていないことを忘れてしまうくらい、満足感の高いお料理がいただけます。乳製品や卵不使用のヴィーガンスイーツもクオリティが高く、中には植物性チーズを使ったメニューも。店舗によって違うメニューがあるので、それぞれの店舗に訪れる楽しみがあります。 https://www.ain-soph.jp/ この投稿をInstagramで見る AIN SOPH. (アインソフ) 公式|ヴィーガン(@ainsoph_jp)がシェアした投稿 菜道(自由が丘) 「美食同源」をモットーにした、フルヴィーガンの和食がいただけるレストラン。肉、魚、牛乳、砂糖、化学調味料などは使っていないのに、質素な精進料理のようなものではなく、麺類や丼もの、居酒屋メニューなどのジャンクなお料理がいただけます。ヴィーガンのお酒も揃えているので、ヘルシーに飲みたいときに。ランチからカフェタイム、ディナータイムまで時間帯問わず、プラントベースの食事とスイーツが楽しめます。 https://saido.tokyo/ この投稿をInstagramで見る 菜道(@saido_tokyo)がシェアした投稿 Ballon TOKYO(中目黒) サステナブルなファストフードを掲げるファラフェルスタンド。ファラフェルとは、中東で食べられているコロッケのような料理で、ひよこ豆をすりつぶしたものを揚げたもの。こちらではファラフェルと野菜をピタパンにサンドしたファラフェルサンドをいただけます。他にも卵、乳製品、砂糖を使わず100%植物性の原料で作られたソフトクリームもおすすめ。しっかりとした食べ応えは、サンドイッチもソフトクリームも植物性の原料しか使われていないことが信じられないほど。気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。 https://www.ballontokyo.com/ この投稿をInstagramで見る Ballon / バロン(@ballontokyo)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Ballon / バロン(@ballontokyo)がシェアした投稿 Terra Burger & Bowl(代官山) 今話題のブッダボウルが食べられるお店。野菜を中心にフルーツやきのこ、穀物やナッツなどをバランスよく盛り付けたブッダボウルは、色鮮やかで、とてもヘルシー。しっかり野菜が摂れて満足感の高い一皿です。ヴィーガンバーガーもお店の人気メニュー。肉厚で肉汁さえも感じられるパティは、もちろん100%プラントベース。バンズはグルテンフリーのものに変更可能です。 https://www.terrabb.com/ この投稿をInstagramで見る Terra Burger & Bowl(@terraburgerandbowl)がシェアした投稿 最先端プラントベースレストランを外食の選択肢に 出典:pexels.com 東京都内には、プラントベースのカフェやレストランが次々とオープンしています。最先端の技術で進化し続けているプラントベースフードは、今までのプラントベースの常識を覆すかもしれません。おいしいのにヘルシーで、環境負荷も低い。レストランを選ぶ際は、健康と持続可能な食のために、プラントベースのレストランを選んでみてはいかがでしょうか。

  • 新たな食の選択肢、プラントベースとは?進化した代替肉や植物性ミルクが続々登場

    今、代替肉などの食品がベジタリアンなど一部の人にとどまらず、大きな広まりを見せています。動物性の原料をなるべく減らし、その代わりに植物性の原料へとシフトしていくことには様々なメリットがあります。健康の向上だけでなく、環境問題や食糧危機の解決方法になるとされている「プラントベース」とはどういうものか、私たちや地球環境にとってどんなメリットがあるのかをご紹介します。 プラントベースとは? 出典:pexels.com プラントベースとは、プラント(=植物)がベース(=基本)になっているという意味で、動物由来の原料を完全に使用しない、または極力使用しない食事のことです。ベジタリアンやビーガンと呼ばれる菜食主義の食事と違い、すべての食事で動物性の食品を摂らないというわけではありません。また、動物愛護の観点からベジタリアンやビーガンになる人も多い中、プラントベースは環境保護などを目的にしているため、それらとは区別されています。 代表的なプラントベースフード 植物性の原料が使われるプラントベースの食品のことは、「プラントベースフード」と呼ばれています。私たちが身近に購入できたり、レストランで選べるプラントベースフードにはどんなものがあるのでしょうか。代表的な例をご紹介します。 代替肉 出典:pexels.com 大豆ミートやフェイクミート、プラントベースミートとも呼ばれる代替肉は、プラントベースフードの代表的な食品です。大豆やエンドウ豆を使用し、お肉そっくりの味や食感に作られた代替肉は、ここ数年で市場が急拡大し、クオリティがどんどん上がってきています。スーパーに並ぶのは、ブロック状になっているものやミンチ状になっているもの、さらには、ハムやハンバーグ、ソーセージ、肉団子、からあげ、ナゲット、メンチカツ、サラダチキンタイプなど調理されている加工品の種類も豊富です。 プラントベースミルク 出典:pexels.com 牛乳にかわる代替ミルクとして人気が高まっているのが、豆類やナッツなどを原料にしたプラントベースミルク。豆乳をはじめ、アーモンドミルク、オーツミルク、ココナッツミルクなどが有名ですが、カシューナッツミルク、ピーナッツミルク、ライスミルク、ヘンプミルク、マカダミアミルク、くるみミルクなど、種類が豊富です。料理に使えるものや、お砂糖などで飲みやすく加工されているものもあります。 ※ミルクによっては環境に高い負荷をかけているものがあります。生産方法を確認することが大切です。 植物性チーズ 生乳が原料のチーズですが、豆乳や豆腐などの大豆やココナッツオイルを原料に、チーズに似せて作られたチーズ風食品が出てきています。大きなブロックになっているものや、シュレッドタイプ、スライスになっているものもあり、料理によって使い分けがしやすくなっています。味だけでなく、見かけも生乳から作られたチーズとそん色ありません。 植物性ヨーグルト チーズと同じく生乳が使われるヨーグルト。このヨーグルトも植物性の原料が使われ、植物性のヨーグルトとして種類を増やしています。大豆やアーモンドミルク、ココナッツなどから作られており、生乳からできるヨーグルトの様に、とろっとした食感が楽しめます。さらには飲むタイプも発売されています。 植物性バター 植物性のチーズとヨーグルトにくわえ、植物性のバターも登場しています。ココナッツオイルなどが使われており、マーガリンよりも濃厚で硬さなども本来のバターに寄せて作られています。そのため、パンに塗るだけでなく、料理やお菓子作りにも適しています。 外食産業や食品メーカーが注目するプラントベース 出典:pexels.com 2020年度、植物性の食材を使った代替食品の市場はおよそ246億円。2010年度の48億円と比べると、10年間で約5倍以上の拡大を見せています。消費者の関心が年々高まっており、外食産業や食品メーカーが注目している食品であることが伺えます。 大手企業も参入を始めており、モスバーガー、ロッテリアなどのハンバーガーチェーンやファミリーレストランではソイミートなどが使われたプラントベースのメニューが提供されています。 伊藤ハムやセブンプレミアム、トップバリュなどでは、代替肉を使用した加工品が充実。ハンバーグやハムなどたくさんの種類が開発されています。 また、スターバックスなど大手のコーヒーショップでは、牛乳の代わりとして、ソイミルクやアーモンドミルク、オーツミルクに変更することができます。 関連記事:環境に優しいおいしさ。東京でプラントベースを楽しめるレストラン&カフェを紹介 海外のプラントベース事情 プラントベースは海外でも消費者の支持を集めています。「フレキシタリアン」とは、菜食主義のビーガンやベジタリアンに対して、準菜食主義者のこと。環境への配慮や、アニマルウェルフェアの観点から、このフレキシタリアンが欧米では増加しています。 関連記事:動物の権利も尊重する。アニマルウェルフェアとは アメリカでは、2021年のプラントベースの市場は70億ドルにのぼり、前年からの1年で27%も増加。味や品質もどんどん進化し、企業同士の競争も激しくなっています。[1] また、EUでは欧州委員会が進める「Farm to Fork(農場から食卓まで)」戦略で植物性の食事への移行を支持しており、アメリカ同様、プラントベースの市場は拡大しています。 世界全体で見ると、2019年に食肉産業における代替肉食品は1%でしたが、2029年には10%にまで増えると予測されています。[2] あと数年で訪れる「タンパク質危機」 レストランだけでなく、スーパーでも様々な種類が買えるようになってきているプラントベースフード。プラントベースが注目されるのには、いくつか理由があります。 急増の一途をたどる世界の人口。鶏や豚、牛など、今の畜産によるタンパク質だけでは、その人口を支えることができず、早ければ2025~2030年に需要と供給のバランスが崩れると言われています。タンパク質の需要と供給が逆転する現象は、「タンパク質危機」と呼ばれ、今のタンパク質の量では人口をまかないきれなくなるのです。それまでに十分な量のタンパク質を確保することが大きな課題になっています。 牛肉1kgに対して11kgもの穀物が必要に 出典:unsplash.com しかし、タンパク質危機回避のために、単純に畜産物の量を増やしていけばいいかというと、そうではありません。増産のためにはより多くの水と土地を使用します。 さらに、飼料となる穀物も増産する必要があります。お肉1kgを生産するのに必要な飼料をとうもろこしで換算すると、牛肉は11kg、豚肉では6kg、鶏肉では4kgと言われています。穀物を育てるのに大量の水と広い土地が必要になり、それは水不足や森林伐採の問題にも繋がっていくのです。[3] また、同量のタンパク質を摂るとき、大豆1に対して、牛に与える大豆などの飼料はその32倍必要になると言われています。お肉をプラントベースフードに置き換えることは、世界が直面するタンパク質危機に向けた一つの解決策と言えるでしょう。 畜産がもたらす環境への負荷 出典:pexels.com 土地や水を多く使用するという問題の他にも、畜産がもたらす環境への負荷は非常に大きいとされています。 CO2の約25倍の温室効果があるとされるメタンガス。牛のげっぷはそのメタンガスを多く含んでいます。CO2に換算すると、家畜のげっぷは全世界で発生している温室効果ガスの4%にも上るほど大きな割合を占めており、地球温暖化の理由のひとつになっていると言われています。[4] また排せつ物が増えることも問題の一つです。家畜の排せつ物は河川や地下水へ流れ込むことで水質汚染を招くとされています。 持続可能な食のために選びたいプラントベース 出典:pexels.com 健康のためや動物愛護のためだけでなく、環境のためにも選びたいプラントベースフード。日本は昔から大豆になじみが深く、調理方法もたくさんあるので、植物性の食品を選ぶのにも困りません。そして今さらに多くのプラントベースフードが登場しています。完全に置き換えることは難しくても、一部お肉に置き換えて利用していくことが持続可能な食に繋がっていくのではないでしょうか。 【参考】[1] Good Food Institute https://gfi.org/marketresearch/[2] ジェトロHP https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2020/806084bfd0d121f7.html[3] 農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/ohanasi01/01-04.html[4] 農研機構HP https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nilgs/144910.html