キッチンから始めるエコ。おしゃれで繰り返し使える脱プラグッズ

キッチンで活躍するラップやキッチンペーパー、ジッパー付きの袋。基本的に一回しか使わずに捨ててしまうので、もったいないと感じる人も多いのではないでしょうか。

リユースなどがされず一度しか使われない包装容器や袋などのプラスチックは、「シングルユースプラスチック」と呼ばれ、海岸に漂着するプラスチックごみの多くがこのシングルユースプラスチックと言われています。

日本は世界から見てもプラスチックの消費量が非常に多い国のひとつなのです。

この記事では、シングルユースプラスチックなどキッチンで出るゴミを減らすために、繰り返し使えるラップや保存容器をご紹介します。

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脱プラが叶う。オシャレで機能的なキッチン雑貨

ピタっと密着して鮮度が長持ち「ビーワックスラップ」

ビーワックスラップは蜜蝋ラップとも呼ばれ、その名の通り、布に蜜蝋を染み込ませて作られたラップのこと。蜜蝋は、抗菌作用や保湿力が高いとされているので、食品を保存するのにもぴったりです。柄も可愛いものが多く、手作りすることもできます。

手の温度で柔らかくなり、ぴたっとお皿などに密着させることができます。熱に弱いので、レンジを使ったり、温かいお湯で洗うと溶けてしまうのが難点ですが、野菜やチーズを包むのにぴったりです

調理や持ち歩きが可能「密閉型シリコーン容器」

ジッパー付きの袋やビニール袋などの代用になるのが、密閉型のシリコーン容器です。カラフルでサイズが充実しているアメリカ発のブランド、「スタッシャー」が代表的。熱にも強いので、離乳食を持ち歩く際に便利とSNSで話題になりました。また、食品を保存するだけでなく、お菓子や煮込み料理、蒸し料理などの調理ができるのも嬉しいポイントです。

様々な野菜の切り口にぴったり「シリコンカバー」

余った野菜や果物にラップをして保存する方が多いですが、全体を包もうとすると大き目のラップが必要になりますよね。ビーワックスラップも野菜の切り口などにおすすめですが、野菜の切り口に合わせて作られているシリコンカバーも便利。ヨーロッパの主婦が作った「フードハガーズ」は、野菜を差し込むだけで簡単に鮮度を保ちながら保存ができます。また、電子レンジや食洗器にも使用できます。

おしゃれで使いやすいエコ雑貨をキッチンに

出典:pexels.com

「エコ」と聞くと、環境にいいことはわかっていても使いやすさが気になりますが、今回ご紹介したラップや保存容器は、どれも使い勝手がよいものばかり。100%プラスチックフリーは難しくても、たまに使うだけでゴミが少なくなることに気が付きますよ。また、食品を保存する場合も、使い捨てのラップより、フレッシュさをキープできることも。ぜひお気に入りを見つけて使ってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

「豊かな未来に繋がる日常のアイデア」を編集部がご紹介。本当の豊かさを見つめなおすきっかけになるヒントを発信していきます。

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