【2024年最新】肌にも環境にも優しい日焼け止め6選

当ページのリンクには広告が含まれています。

今年も日差しが気になる季節がやってきました。みなさんは、どこをポイントに日焼け止めを選んでいますか。紫外線から私たちの肌を守る日焼け止めですが、実は、日焼け止めの一部の成分が、海洋汚染に繋がることが懸念されています。そこで選びたいのが、肌はもちろん環境にも優しい日焼け止めです。

INDEX

今使っている日焼け止めは肌と環境に優しい?

出典:pexels.com

毎年たくさんの日焼け止めを目にしますが、多くの日焼け止めで紫外線吸収剤という成分が使われています。紫外線吸収剤は名前の通り紫外線を吸収し、他のエネルギーに変えて放出するものです。白浮きしない、塗りやすいなどメリットが多く、これまで日焼け止めのキー成分として配合されてきました。

しかし、近年紫外線吸収剤がもたらす肌や環境への影響が問題になっています。肌が敏感な人が紫外線吸収剤を肌に塗ると、肌荒れを起こしてしまう恐れがあることがわかっています。また、この成分が海や川に流れ出ると、水中の生物にダメージを及ぼすことがいくつかの研究で明らかになっています。

ハワイでは、サンゴ礁の衰退を招く白化現象を引き起こすとして、2018年から紫外線吸収成分であるオキシベンゾンとオクチノキサートの入った日焼け止めの使用を禁止。日本から多くの観光客が訪れるハワイでこのような動きがあったため、日本の国内ブランドからも海や川を汚染しない成分を用いた日焼け止めが販売されています。

またハワイの他にもパラオやタイの国立公園でもサンゴに悪影響があるとされる成分を含む日焼け止めの使用が規制されているので、訪れる際には注意が必要です。

肌と環境にやさしい日焼け止めを選ぶポイントは?

今回日焼け止めを選定するにあたり、基準にしたポイントは以下です。

・オキシベンゾンとオクチノキサートなど、紫外線吸収剤を使用していない
・低刺激で子どもや敏感肌の人でも使える
・原料のほとんどが植物性由来でできている
・塗り心地が良い
・石鹸で落とせる

肌や環境に優しいのはもちろん、頻繁に使うものなので毎日使用してもストレスのない使い心地であることも大切です。優しさと使いやすさ、二つを両立した日焼け止めをピックアップしました。

※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。

肌と環境にやさしい日焼け止め5選

サンゴに優しい日焼け止め

沖縄で生まれたサンゴに優しいバームタイプの日焼け止め。紫外線散乱剤として海水に溶けない酸化亜鉛を使っているだけでなく、ゴマ種子油やヤシ油、シア脂など保湿美容成分が60%以上含まれており、海にも肌にも嬉しい作り。
小さな子どもにも使える使うことができ、石鹸で落とせる点も助かります。
パッケージは、箱容器から何度も使えるコットンバッグへ変更し、ゴミを極力出さないように配慮。日焼け止めの使用規制があるハワイやパラオでも使うことができます。

効果:SPF50+、PA++++
容量:40g
価格: 3,273円(税込)
公式サイト:https://naturalshop.official.ec/

海で、日やけ止め。/森で、日やけ止め。|森海谷

アウトドアアイテムを取り扱う東京都あきる野市の企業が開発した日焼け止めです。アウトドアを楽しむ人に、肌と環境に負担のかけないものを使ってほしいと作られたのは、虫を寄せ付けない香りの「森で、日焼け止め。」と無香料タイプの「海で、日焼け止め。」の2種類。紫外線吸収剤の代わりに紫外線反射剤である酸化亜鉛を採用し、生分解できる原料を可能な限り使用しています。肌本来が持つ自然治癒力と紫外線に対する抵抗力を考慮し、合成界面活性剤や合成防腐剤は使っていない点や、石鹸で簡単に落とせるのもこだわり。シルク成分が含まれているので、さらさらとしたテクスチャで、白くならないのも嬉しいポイントです。

効果:SPF23、PA+++
容量:50g
価格:森で、日焼け止め。 1,760円(税込)~/海で、日焼け止め。 2,640円(税込)
公式サイト:https://store.staticbloom.co.jp/collections/森海谷

オールライトサンスクリーンクリーム SPF18 PA+ 40g|アムリターラ

紫外線吸収剤・酸化チタン・酸化亜鉛・ナノ粒子を使わず、紫外線散乱剤として天然美容ミネラル「セリウム」を採用した日焼け止めクリームです。なめらかなテクスチャで塗り広げやすく、塗った後にしっとりとした保湿感があるのが特徴。メイク下地としても使用でき、石けんで優しくオフできるのも特筆すべき点です。ブルーライトカット率も95%と、外出時だけでなく、パソコンを使い続けるオフィスワークにも重宝する一品。

効果:SPF18、PA+
容量:40ml
価格:4,400円(税込)
公式サイト:https://www.amritara.com/c/skincare/sunscreen/csr349

ノンケミカルUVミルク|MammaBaby

小さな子どもや敏感肌の方にも安心して使ってもらうため、紫外線吸収剤の不使用だけでなく、徹底的にノンケミカル、植物由来成分100%にこだわった日焼け止め。一般的にケミカルでコーティングされる「酸化チタン」を100%植物成分でコーティングする独自の技術を用いて、今までの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めが抱えてきたベタつきやきしみ感、白浮きの問題を解決しました。石けんでオフが可能。アウトドアシーンで使えるタイプと、日常使いに使えるタイプ2種類の展開です。

効果:SPF50+、PA++++/SPF 30、PA+++
容量:50ml
価格: 2,420円(税込)
公式サイト:https://mammababy.jp/pages/uvmilk#/

ウェアルーUV|HANA ORGANIC

天然成分100%でできており、そのうち植物成分のオーガニック比率は99.7%という名前の通りオーガニックな日焼け止め。紫外線散乱剤として酸化チタン、酸化亜鉛を使用。紫外線による炎症を未然に防ぐイザヨイバラ、紫外線やブルーライトによるダメージを軽減するホワイトカカオなどが含まれています。ファンデーションを使わなくても済むように、天然ミネラルの光コントロールで透明感とトーンアップ効果を発揮するベース機能を持たせているのも嬉しい点です。イエローベージュとピンクベージュの2色展開。軽い塗り心地でしっかり密着してくれて、洗顔でオフ可能と、ストレスフリーで使えます。

効果:SPF30、PA++
容量:30ml
価格:4,400円(税込)
商品サイト:https://www.hana-organic.jp/shop-item/makeup/uv-base/

チャントアチャームUVミルク|chant a charm

100%自然由来成分でできたUVミルク。紫外線だけでなく、ブルーライトや近赤外線をカットし、肌を守ってくれます。ノンシリコン処方で、紫外線吸収剤は不使用。紫外線散乱剤をサラサラしたパウダーでコーティングしているため、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めにありがちなべたつきや白浮きがありません。小さい子どもでも使えるよう徹底した低刺激処方で、石鹸でオフ可能。滑らかで伸びの良いテクスチャで、使用後のみずみずしさと保湿感が嬉しい日焼け止めです。

効果:SPF50+、PA++
容量:100ml(※春夏のみ数量限定で150ml販売)
価格:100ml 3,410円(税込)/150ml 4,180円(税込)
商品サイト:https://www.naturesway.jp/products/detail/20011090

今年の夏は、優しくて使いやすい日焼け止めを試してみては?

これまでの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、肌や環境には負担をかけないものの、べたつきがある、白浮きしてしまうなど、使い勝手が良いものばかりではありませんでした。しかし、近年は各ブランドの研究開発により、肌や環境に優しく、かつ使いやすいという商品がたくさん出てきています。

お出かけやアウトドアレジャーを楽しみたい夏。海で使いたい方や、敏感肌の方、小さなお子さんがいるご家庭は、今回ご紹介した日焼け止めを選んでみてはいかがでしょうか。

Follow us!

この記事を書いた人

元専業主婦の編集ライター兼校正者。子育てや教育、美容、ライフスタイルを中心とした複数のジャンルで記事企画や執筆、インタビューに携わり、キャリアを重ねる。近年は、持続可能な社会環境づくりに関心を抱く。成人した娘と息子を持つ母。

INDEX