ワイン好きの中でもますます注目されているナチュールワイン。
墨田区・菊川にあるThe Local Pub竹の湯別館は、元銭湯のコインランドリーを改装したワインバー。地域の人がふらっと立ち寄れる銭湯のような居心地で、来るお客さんを魅了しています。
今回は、仕事帰りにちょっと立ち寄れて、国内外のナチュールワインや生産者のわかるおつまみが楽しめるThe Local Pub竹の湯別館にお邪魔しました。
ナチュールワインとは?

ナチュールワインは、フランス語の「Vin Naure(ヴァン・ナチュール)」を意味し、有機栽培で作られたブドウを使用し、亜硫酸(酸化防止剤)などの添加物を極力使用しない自然派ワインのことを言います。
オーガニックワインのように認証制度はなく、自然環境や消費者を尊重するという考え方で造られるワインです。
極力人の手を加えず自然の力を使って造られるため、テロワール(地域性)が反映されるのも特徴です。
国内外から厳選したナチュールワインと顔の見えるアテ

お店には、定番メニューに加え、その時々で仕入れている国内外のナチュールワインがラインナップされています。
店主の橘実里さんは、ワインを中心に好きな作り手さんや地域から日本酒も選んでいるとのこと。この日は宮城、長野、徳島のお酒が並んでいました。
おつまみは、近隣の地域を中心に橘さんが直接訪れて美味しいと思ったものをメニューにしたのだとか。知人に紹介してもらい、顔の見える生産者さんとの心地よい関係を大切にしているもの大きな魅力です。

東向島の自家製サラミと生ハムの製造工房「オーティス ハム アンド サラミ ワインショップ(Otis Ham & Salami, Wine Shop)」のサラミ盛合せや、お相撲さんの女将さんの小鉢「スパイスコンビーフ」など、気になるメニューが目白押しでした。

11月に訪れると、ボジョレー・ヌーボーの飲み比べも楽しめます。
酸味が柔らかく新種ならではのフルーティーさが際立つ新酒に比べて、昨年の方はグッと香りが増して色も濃厚。ゆっくり味わいたい美味しさでした。
一人飲みに嬉しいローカルパブで自分だけのひと時を

ワインの雑誌や本が並ぶ店内、竹の湯オリジナルタオルやTシャツも販売
こだわりのナチュールワインやクラフトビールだけでなく、定番ビールやサワーもあるため、ワインを普段飲まない人も気軽に入れる印象でした。店内にはワインの雑誌から漫画コジコジまで(!)
ゆったり読書を楽しみながら飲むのもよし、居合わせたお客さんとカウンター越しにおしゃべりするもよし。ふらっと寄れてナチュールワインを飲める。そんな贅沢で豊かな自分時間が過ごせます。ぜひ仕事帰りに一息しながら一杯味わってみてはいかがでしょうか?
The Local Pub 竹の湯別館
住所:東京都墨田区立川3-1-11
営業時間:平日17:00~/土日祝日16:00 ~24:00 ※23:30L.O
定休日:火曜、不定休
※営業日はinstagramをご確認ください
インスタグラム:https://www.instagram.com/takenoyu_bekkan