2025年ファッションレボリューション、ファッションロス解決に向けたシンポジウムを開催

ファッション産業の透明性を高めることを目的としたグローバルキャンペーン、「ファッションレボリューション」。
今年ファッションレボリューションジャパンでは、シンポジウム 「Waste to Wear: ゴミになる服、ならない服」 を開催します。

ファッション・繊維の循環の課題に取り組む国内外の最前線のプレーヤーを迎えて、「服のゴミが増えるとどんな影響があるのか?」「なぜ服がゴミになるのか?」「服をゴミにしないためには何が必要か?」を多様な立場から議論。

「欧州の挑戦から学ぶ、繊維循環の最前線」「日本から世界へ、ファッションロスゼロの展望」など、多彩なスピーチやトークセッションプログラムが用意されています。

日本国内だけでも毎日1200トン近くの衣類がゴミとなっている現状を知り、行動へのきっかけをつくる1日です。

ファッションレボリューションとは?

ファッションレボリューションは、ファッション業界を透明性や持続可能性のあるものに変えていくためのムーブメントです。

ファッションレボリューションは、2013年4月24日にバングラデシュの首都ダッカ近郊で起きたビルの崩壊事故「ラナ・プラザ崩壊事故」をきっかけに始まりました。
当時、縫製工場や銀行、商店などが入っていた8階建ての商業ビル「ラナ・プラザ」が崩落したことにより、死者は1134人、負傷者は2500人以上という大惨事となったこの事故。
犠牲者の多くが縫製工場で働いていた若い女性たちであったとされています。

この事故から、華やかなファッション業界の生産現場にいる、過酷な環境下で働く人々の存在が浮き彫りとなったのです。

「ラナ・プラザ崩壊事故」以降、世界中で、服がどこでどのように作られているのかを知ろうという動きが広まりました。現在もこのムーブメントは続き、生産の背景を明らかにしていくだけでなく、服の大量廃棄問題に向けた取り組みなど、環境や人に負担のかからないファッションを訴え続けています。

シンポジウム「Waste to Wear:ゴミになる服、ならない服」 開催概要

開催日時:2025年4月25日(金) 12:00-19:00
場所:TRUNK(HOTEL) CAT STREET「KEYAKI」
東京都渋谷区神宮前5-31
参加費:一般 5,000円 / 学生 2,500円 / アーカイブ視聴 1,000円
URL:https://www.fashionrevolution.org/asia/japan/
申し込み:https://fashionrevolution2025.peatix.com
※学生チケットをお申し込みの方は当日学生証のご提示が必要

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