【INCLUSIVE TOKYO】多様性はあたりまえ。どんな人でも楽しめるパーティーが渋谷にやってきた!

“すべてを含む”という意味を持つインクルーシブ。ここ最近は、「年齢や性別、人種、障がいのあるなしに関わらず、多様性を認め合い、共生していこう」という意味合いを持つ言葉として、広く使われるようになりました。

今回、どんな人でも楽しめるパーティー、その名も“INCLUSIVE”が多様性の街、東京・渋谷で初開催! 一体どんなイベントなのか?大盛り上がりの一夜をレポートします!

INCLUSIVEとは?

介護福祉士のRyosuke Genmaさんが主宰する、インクルーシブなクラブイベント。年齢、性別、職業、障がいの有無に関係なく、どんな人でも音楽やお酒、出会いを楽しめるパーティーです。

過去には、DJに元RIP SLYMEのSUさん、ゲストにカリスマ美容師の奈良裕也さんやタレントの加藤綾菜さんなどを迎えて、静岡を中心に開催されてきました。

東京・渋谷での初開催に潜入!

満を持して渋谷で開かれたINCLUSIVE TOKYOは、宮下パークのイベントスペースORが会場に。今回も超豪華なDJ陣とゲストを招いての開催です。

オープンするなり、会場にはぞくぞくとお客さんが。もちろんバリアフリーなので、車いすの方も多数。年齢も様々で小さいお子さんもちらほら。そんな中ゆるやかにパーティースタートです。

DJによる音楽が始まると、空気は一気に“渋谷の夜”に! みんなお酒を片手に、音楽や会話を楽しんでいる様子。

パーティーを盛り上げるブースも充実

会場のところどころには企業などによるブースも設けられています。

山梨の福祉施設で作られたクッキーやアートが売られていたり、電動で立ち上がることのできる車いすが体験できたり。まつげエクステやヘアスタイリングをしてくれるコーナーも人が途切れることなく大盛況でした。

今回のパーティーのテーマは“障がい者×性”。障がいのない人もある人も、性別も関係なく使えるセルフプレジャーグッズなどを販売するTENGAも出展。

なかなか切り込みにくいテーマであるものの、オープンで誰にでも開かれたINCLUSIVEの空間では、違和感ゼロ。むしろみんな興味津々です!

イベントの後半にはクロストークも

中盤にはミュージシャンのWolfy Sanoさんによるパフォーマンスも行われました。

後半のトークイベントでは、ゲストを招いてのクロストークを開催。障がい者専門風俗嬢の小西理恵さん、車いすで世界一周を成し遂げた三代達也さん、長年介護の現場に携わる中浜崇之さんが、今回のテーマである“障がい者×性”について赤裸々に語ります。

どんな人でも必ずかかわりのある“性”。表立って話しにくい風潮がまだまだありますが、悩みを抱えている人も多く、もっとポジティブに受け入れられるべきトピックです。

包み隠さず話してくれる三人のトークに、障がいがない人も含めて、会場全員が聞き入っていました。

新しいスタンダードを作るINCLUSIVE からこれからも目が離せない!

興奮冷めやらぬまま、イベントは終了。コロナ禍でイベントが長らく開催されてきませんでしたが、理屈抜きで、やはりパーティーは楽しい!
そして日常ではなかなか交わらない人たちがごちゃまぜになって盛り上がる夜は、もっともっと楽しい!

INCLUSIVEは、お酒と音楽を楽しみながら、自身の視野をぐっと広げてくれるこれからの時代のパーティーでした。
今後も開催予定のINCLUSIVE。ぜひ一度足を運んでみては?

最新情報はこちら @gen1106
Photo by イシヅカマコト

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この記事を書いた人

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