生きづらさを感じたときに読みたい。おすすめの書籍6選

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生きづらさを感じるとき、なるべく自分で解決したい、少しでも気持ちを軽くしたいと思うことがあるかもしれません。優しい性格の人ほど、生きづらさを感じる機会が多く、人に相談して迷惑を掛けたくないと思う方が多いものです。そんなときは、本に頼ってみませんか。

この記事では、生きづらさを感じたときに読みたいおすすめの書籍を6冊厳選。興味がある書籍があれば、気軽に手に取ってみてくださいね。

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生きづらさを感じるときって?

出典:unsplash.com

そもそも生きづらさを感じるときは、どんな場面でしょうか?職場での人間関係や友人関係がうまくいかないとき、SNSを見ることによって人と比べてしまうときなど、生きづらさを感じる場面は千差万別です。生きづらいと感じる人の心の内に渦巻く感情も、人の数だけあるといっても過言ではありません。

また、一見楽しそうに過ごす人が大きな悩みを抱えていることがあったり、物事に繊細に反応してしまう「HSP」の特性を持っていたり、他者からは気付かれにくい障がいを持っていたりと、目に見えないところで悩みを抱える人が多いものです。

そんなときは、書籍を手に取って自分の気持ちを落ち着かせてみませんか。お気に入りの書籍は、心を落ち着かせお守り代わりになってくれるかもしれません。

生きづらさを感じるときに読みたい本6選

ここからは生きづらさを感じるときに読みたい本を6冊紹介します。ノウハウ本から絵本作家のエッセイ集まで、幅広い書籍を紹介しています。ぜひ自分の心のタイミングに合う、癒しの一冊を見つけてみてください。

『私は私のままで生きることにした』 キム・スヒョン(ワニブックス)

『私は私のままで生きることにした』は、世界累計180万部を突破した人気の書籍です。自分に自信がない、自分らしさを失ってしまっていると感じる人に読んで欲しい一冊です。また人間関係での悩みを持っている場合にも、きっと背中を押してくれます。

本書は著者のキム・スヒョン自身が幼少期から大人になる中で感じ、気付いたことを文章にしています。自分を大切にすることや、人間関係を築く中で大切な考え方が一つずつ丁寧に書かれていて、ハッと気付かされることが多いです。

また本書はイラストを用いたエッセイなので、本を読み慣れていない人でも手に取りやすいです。そしてエッセイは見出し一つずつで完結しています。目次から気になる見出しを探して、気軽に読むことができますよ。

『雨でも晴れでも「繊細さん」』 武田友紀(幻冬舎)

『雨でも晴れでも「繊細さん」』は、HSP専門カウンセラー・武田友紀氏が執筆したエッセイです。武田氏は、繊細な感性を持ち、生きづらさを感じるHSPの人へ向け、温かい言葉を綴ったエッセイ集を数多く発行しています。今回は「ノウハウ本ではなく少し心を休ませたい」といった方に向けて、発行された1冊となっています。

本書では著者の実体験から、少しでも心が軽くなるような方法を記しています。HSPで悩む人が生きやすくなるヒントが書かれているでしょう。心優しく柔らかい文章は、目を通すだけでも心が落ち着きます。

また本書は、表紙デザインに温かみがあるのも印象的。さらに中表紙の用紙の手触りが良く、細部へのこだわりを感じます。デザインでもそっと背中を押してくれるような、そんなエッセイです。

『あえて、つながらない生きかた』 高野 登(ポプラ社)

『あえて、つながらない生きかた』は、ITが普及している時代に、真のつながりを問う書籍です。SNSでのつながりに疲弊している人や、一部の人間関係を断ち切りたいと考えたことがある人に適した内容になっています。

リッツ・カールトンの元日本支社長という、人とのつながりを大切にする立場だった著者が、自身の経験を織り交ぜながら執筆した本書。

SNSで多くの人とつながりを持つことに、疲れている人は多いのではないでしょうか。特にマウンティングに敏感になっていたり、人への嫉妬を感じてしまっていたりする人へ向けて、付き合う人を選び相手を傷付けずに断ち切る方法を記しています。「人間関係を選ぶなんておこがましい」と思う心優しい人にも、一度手に取って欲しい一冊です。

『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』 心屋仁之助(大和書房)

本書では人間関係が上手くいかない理由について、具体例を用いて解説。「いいひと」を辞められる考え方や、「ま、いっか」と思えるレッスンが掲載されています。我慢せずに良好な人間関係を築く方法を知ることができるので「人との関わり方を変えたい」「心を軽くしたい」という人におすすめです。

本書は、心理カウンセラーが実体験に基づいて執筆しているので、読者の気持ちに寄り添ってくれるでしょう。数々の言葉に救われ、人間関係やトラウマから解放されるきっかけになるかもしれません。

『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』は、心理カウンセラーの心屋仁之助氏による書籍です。職場や友人間での人間関係に悩む人にピッタリの一冊となっています。

『マインドフルネスストレス低減法』 ジョン・カバットジン(北大路書房)

『マインドフルネスストレス低減法』は、瞑想を通じてストレスを減らすマインドフルネスのやり方を丁寧に解説している書籍です。「自分を受け入れられない」「過去のトラウマがある」などの悩みを根本から変えられる一冊です。

そもそもマインドフルネスとは、“今”だけに集中して生きることを指しています。人は過去のトラウマや未来への予期不安を常に考え、思考していることが多いと言われていますが、マインドフルネスを身に付ければ、頭の中いっぱいにある余計な心配事を失くし、今だけに集中して生きていく方法を知ることができます。

書籍の中では、呼吸法や瞑想のエクササイズを解説し、実践しながら進める内容となっています。ヨガ瞑想法や歩行瞑想法のやり方が具体的に説明されているので、自分に合ったエクササイズを見つけることができます。

マインドフルネスは、ストレス社会に生きる人全員が身に付けるべきエクササイズといえます。ヨガや瞑想に興味がある人は、一度手に取ってみては。

『思わず考えちゃう』 ヨシタケシンスケ(新潮社)

『思わず考えちゃう』は、絵本作家ヨシタケシンスケ氏のエッセイ集です。ノウハウ本よりも、何だかホッとする絵本やエッセイが読みたい人に適しています。

本書は「ついつい考えすぎちゃう」全ての人へ向けて、100点以上のイラストを用いながら生きるヒントを与えるエッセイです。著者は日頃の生活の中で、考えたことをメモに残しているそう。その中から一部をピックアップし、イラストと共に記しています。本をあまり読まない人でも楽しく、さらりと読める一冊で子どもにもおすすめです。

どこかシュールさがあり、読むとくすっと笑えて、気持ちが重い時でも気軽に読める本書。家族で楽しく読めるので、気軽に手に取ってみてはいかがでしょうか。

生きづらさを感じたときには、本に頼ってみては?

出典:unsplash.com

生きづらさを感じる人は優しい心の持ち主であることも多く、控えめな性格だと人に相談することができないケースも多いかもしれません。そんなとき、本なら一人落ち着いて悩みを解消できるかもしれません。

自分の悩みに当てはまる本や興味関心が湧く本をぜひ見つけてみては。

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この記事を書いた人

吃音症を持つフリーライター。生きづらい特性があっても自分らしく働けると身をもって証明する。沖縄旅行が生きがい。特に石垣島の自然や文化に感銘を受け年3回程訪れている。

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